AtléticoがLorcaに勝利し、準々決勝進出に近付く
この試合ではGronkjaerがサイドで素晴らしいプレーを見せてくれた。チームとしてもまとまり、自分たちのサッカーができたことで1 - 3という勝利がもたらされたと言えよう。得点に関して言えばポストに弾かれたものやLorcaのゴールキーパーに防がれたものもいくつかあったことを考えるともう少し取れたかもしれないが。また、木曜日にAlbaceteへ移籍することが決まっているSantiがAtléticoの一員として最後の時間をプレーした。 試合は最初からAtléticoがボールを支配し、Lorcaは守備を固めてカウンターを狙う作戦を敷いていた。Atléticoの守備陣も奮闘し、前半終了間際にPabloが見せた個人技からゴール前で反則をもらった。そしてAntonio Lópezがフリーキックを直接叩き込み、リードしてハーフタイムを迎えることができた。 後半に入るとAtléticoの動きが良くなり、このラウンドの勝敗を決めに掛かった。しかしながらColsaのシュートはポストに弾かれ、Gronkjaerのシュートはキーパーに阻まれ、コーナーへと逃れられた。そしてその直後にLorcaに後半唯一と言っていいチャンスが訪れ、Alexandreが素晴らしいプレーを見せられ同点ゴールを決められてしまった。しかしAtléticoは同点にされても動揺はしなかった。この試合のAtléticoで最も目立っていたGronkjaerが二度ゴールへ迫った。ただ最初のチャンスはキーパーに足で弾かれ、もう一つはディフェンスに防がれてしまい、Atléticoでの初ゴールには至らなかった。 Atléticoを勝利へ導くゴールはまたしてもセットプレーで、今回はコーナーキックだった。Pabloが今シーズン通算3ゴール目を頭で叩き込み、Atléticoが勝ち越した。そして追加点はGronkjaerが再びサイドでの強さを発揮し、Braulioのゴールをお膳立てするクロスを入れた。そしてBraulioにとってはこのゴールがトップチームの公式戦初ゴールという記念すべきものとなった。さらにこのゴールの直後にはIbagazaがシュートを狙ったが、これは枠をわずかに外れ、さらなる追加点はならなかった。 またこの試合でRaúl Medinaがトップチームデビューを果たし、Colsaと中盤の底を形成した。また最後の10分間、10シーズン在籍したSantiがAtléticoの一員として最後のプレーをした。そして勝利の瞬間はピッチ上で向かえることができた。 Atléticoは2点のリードを持って来週の第2戦をCalderónで戦うことができるため、準々決勝進出に大きく前進したと言えるだろう。 得点経過 0-1, m.45: Antonio Lópezがキーパーの左側にフリーキックを直接叩き込む。 1-1, m.64: カウンターからAlexandreが豪快に決める 1-2, m.80: Ibagazaの右からのコーナーキックをPabloが頭で決める 1-3, m.86: Gronkjaerが右サイドを突破しクロスをエリア内へ入れ、Braulioがゴールへ蹴りこむ |
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Lorca 0 - 1 Atlético : Antonio López (F.K.) |
Lorca 1 - 1 Atlético : Alexandre |
Lorca 1 - 2 Atlético : Ibagaza (C.K.) → Pablo |
Lorca 1 - 3 Atlético : Gronkjaer → Braulio |