Atlético, P.K.戦の末に敗退
この試合でAtléticoは点を取るためにいつもよりもラインを高めにし、多くのチャンスを作ることを心掛けようとした。しかしフォワードはいつも通りFernando Torresだけだったが、序盤は2列目の3人のフォローが少なく孤立する場面が目立ってしまった。特に右サイドは本職ではないJorgeが務めたため右サイドに人がいないこともあった。しかしながらチャンスが無かったわけではなく、16分にはTorresの惜しいヘディングシュートがあり、39分にはMusampaがボレーシュートを放ったが、いずれも枠を捉えられなかった。 後半に入ると得点チャンスを作るためにボールを支配することに重点を置いた。そして後半2分に待望の先制点が生まれた。Fernando Torresがスピードで相手守備陣を崩し、パスを受けたIbagazaが決めた。このゴールでAtléticoは落ち着きを取り戻し、10分後にはコーナーキックからGarcía Calvoがヘディングを決め、遂に同点に持ち込んだ。 さらにAtléticoはVillarrealを攻め立てた。そして67分にFernando Torresがエリア内でP.K.をもらい、絶好の勝ち越しのチャンスを得た。ただFernando Torresが治療のため一旦ピッチの外へ出なければならなくなったため、代わりにJorgeが蹴った。しかしシュートはVillarrealのキーパーReinaに止められ勝ち越すことはできなかった。 その後もVillarrealゴールを脅かすものの得点は奪えずそのまま延長戦に突入。さらに延長戦でも決着はつかずP.K.戦へもつれ込んだ。そしてP.K.戦では再びReinaが立ちはだかりAtléticoはIntertoto杯を制することができず、UEFA杯への道が閉ざされてしまった。 得点経過 1-0, m.47: Fernando Torresのパスを受けたIbagazaが右隅に決める 2-0, m.57: Ibagazaの左からのコーナーキックをGarcía Calvoが合わせる P.K. Atlético: García Calvo ×, Sergi ○, Nano ×, Arizmendi × Villarreal: Anderson ○, Víctor ○, Riquelme ○, 試合後の監督、及び選手のコメント
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Atlético 1 - 0 Villarreal : Ibagaza Atlético 2 - 0 Villarreal : Ibagaza (C.K.) → García Calvo Atlético, P.K.失敗 : エリア内でFernando Torresが倒される → JorgeのP.K.はReinaに止められる |