BelgradeでOFKに快勝
Atléticoは前の試合からメンバーを何人か入れ替えてきた。García Calvoが先発から外れ、代わりに入ったContraが右サイドバックを、そしてこれまでそのポジションを務めてきたPereaがセンターバックに入った。右のウイングにはNovoの代わりにAguileraが入り、さらに入団したばかりのColsaが先発で起用され、Simeoneと中盤の底を形成した。そしてFernando TorresがPaunovicに代わって先発に名を連ねた。 試合の序盤はテンポの遅いサッカーが繰り広げられた。これはOFKが得意とするボールをとにかく回すというサッカーが展開されたからだ。しかしAtléticoもそのような展開が続くことを許しはせず、攻撃の形を何度か作った。まず8分にはオーバーラップしたSergiがファーサイドで待つTorresにクロスを上げたが、これはキーパーDamjanacがキャッチした。次のチャンスは14分で、Torresが素晴らしい個人技を見せた後ラストパスをColsaへ送り、Colsaは落ち着いて決めた。しかしこのゴールはプレイに関与していなかったIbagazaのオフサイドを取られてしまったため認められなかった。 待望の先制点は前半20分にIbagazaが芸術的なフリーキックを決めたことによって生まれた。Atléticoが先制したことは両チームの内容を考えると当然とも言えた。しかしながらこのゴールでは満足せず、Ferrandoのチームは2点目を取りにいった。39分にTorresがエリア内で倒されたが、PKの判定は下らなかった。しかしその直後に再びTorresがエリア内で相手キーパーに倒されPKのチャンスを得た。そしてこれをTorresが自ら決め2点目を奪うことに成功した。このゴールは彼にとってはヨーロッパの舞台での初ゴールでもある。 後半に入るとOFKも調子を上げ、チャンスを作り始めた。そしてカウンターからSimicが決めて1点差に迫った。そしてその直後にもOFKは同点にするビッグチャンスを迎えたがこれは外してしまった。しかしAtléticoにとって状況が悪くなり始めたときにOFKを突き放す得点が生まれた。Colsaが素晴らしいパスをIbagazaに通し、最後はSimeoneが頭で決め1 - 3とした。試合終盤には途中から入ったPaunovicが決定的な場面を二度迎えたがいずれもシュートは枠を外れてしまった。そして試合はそのまま終了。Atléticoはヨーロッパの舞台でアウェー戦2連勝を飾り、決勝進出へ大きなアドバンテージを得た。 得点経過 0-1, m.20: Ibagazaのフリーキック 0-2, m.40: Fernando TorresがDamjanacに倒されて得たPKを、Fernando Torresが自ら決める 1-2, m.52: カウンターから最後はSimicが頭で決めた。 1-3, m.66: Colsaからのスルーパスを左サイドでもらったIbagazaがクロスを入れ、Simeoneがヘディングシュート 試合後の監督、及び選手のコメント
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