PabloとTorresのゴールでNumanciaを下す
Antonio LópezからのパスをPabloとTorresが決めてNumancia相手に勝利を収め、順位を6位に押し上げた。 最近結果が伴っていないこともあり、ヨーロッパ圏内に入るためにはこの試合での勝利が必要となっていた。選手たちもそのことを認識していたのか序盤から、昨シーズンまでの2シーズンAtléticoに在籍していたJuanmaの守るゴールを攻め立てた。前半攻撃で目立っていたのはIbagazaで、開始5分にはシュートを放ち、さらにその5分後にはエリア内で倒されたがP.K.の判定は下されなかった。Numanciaはこの試合では5-4-1という守備的な布陣で臨んだ。そのためLeo Francoの守るゴールマウスを脅かすようなプレーはほとんど見られなかった。一方のAtléticoはこの試合で再びIbagazaとTorresのコンビネーションが復活し、Ibagazaのパスを受けたTorresがCopaのOurense戦のようなループシュートでゴールを狙ったが、このシュートは枠を捕らえることはできなかった。さらにPaunovicも前半の間に二度ほどチャンスを迎えたが、最初のチャンスではシュートが枠を外れ、二つ目はJuanmaに止められた。 後半に入るとFerrando監督は予定外の交代を強いられることになった。調子の良かったIbagazaが負傷しSalvaと交代した。しかしながら交代そのものが試合の流れを変え、Salvaがピッチに立った直後にPabloのゴールが生まれた。このゴールでサポーター、そしてピッチ内の選手たちが落ち着きを取り戻した。Salva自身は66分にゴールチャンスを迎えたが、Jorgeのクロスに合わせたこのチャンスは枠を捕らえられなかった。しかし78分に試合を決定付けるゴールが生まれた。Antonio Lópezの遠目からのフリーキックにFernando Torresがゴール前で合わせて今シーズン6点目となるゴールを決めた。後半のAtléticoはVelascoがほとんどの時間帯で攻め上がっていたため実質3バックのような形になっていたが、Pablo, Perea, Sergiの3人がNumanciaの攻撃を食い止め、ゴールを割らせることは無かった。試合終盤には再びBraulioに出場機会が与えられ、落ち着いた状態で試合を終えるかに見えた。しかし終了5分前にAntonio Lópezが不当な退場処分を受けてしまい、後味の悪い終わり方になってしまった。 とにもかくにもこの試合で勝ち点3を得たことで再びヨーロッパ圏内に食い込む形となった。次節は27日の土曜日に4位のEspanyolとアウェーで対戦することになる。 得点経過 1-0, m.52: Torresが左に流したボールをAntonio Lópezがエリア内へ放り込み、これをPabloが頭で決める 2-0, m.78: フリーキックをAntonio Lópezがエリア内へ放り込み、Fernando Torresがこれに合わせる |
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Atlético 1 - 0 Numancia : Antonio López → Pablo |
Atlético 2 - 0 Numancia : Antonio López (F.K.) → Fernando Torres |