Atlético、Montjuïcで敗れる
Atlético de MadridはBarcelonaの地で上位を争っているEspanyolと戦った。勝てばChampions圏内も見えてくる試合だったが、今回は運に見放される結果となってしまった。 前半は互角の戦いを両チームが見せた。Atléticoは守備ラインを高くすることで試合を支配しようとしたが、なかなかうまくいかなかった。逆にこの試合で先発復帰したIván De la Peñaが中盤の主導権を奪い、存在感を見せつけた。 スコアレスのままハーフタイムを迎えたが、前半両チームに訪れたチャンスは一度ずつだけだった。EspanyolはMaxiのパスを受けたDaniがチャンスを迎えたが、これはLeo Francoが防ぎ、AtléticoではFernando Torresがボレーシュートを放ったが枠を外れた。 後半に入ると試合が動き、先制点がEspanyolに訪れた。SergiがMaxiを倒したことで与えたP.K.をDaniに決められた。しかしAtléticoが同点に追いつくのに時間は掛からなかった。55分にNanoが右サイドからのフリーキックを直接決めた。他の選手がフリーキックをエリア内へ上げるかと思っていたような状況でNanoが意表を突いて直接狙ったものがゴールマウスへ吸い込まれた。 両チームが点を取ったことで試合はヒートアップした。そのような状況の中、試合を左右した可能性もある誤審が生まれてしまった。Fernando Torresが上げたセンタリングをエリア内でMaxiが明らかに手で触ったにも関わらず主審はP.K.の笛を吹かなかった。このプレーの直後、De la Peñaが再び存在感を見せつけた。García CalvoとPereaのミスもあって彼のスルーパスがDaniへ通ってしまい、Leo Francoと一対一になったDaniに冷静に勝ち越しゴールを決められた。そして試合もそのまま終了してしまった。 次は日曜日にVicente CalderónでOsasunaと対戦する。敗戦のショックを引きずらないこともさることながら、この試合を欠場したIbagazaとPabloの怪我の回復具合も気になるところだ。 得点経過 1-0, m.53: MaxiがSergiに倒されて得たP.K.をDaniが決める 1-1, m.56: 右サイドのフリーキックをNanoが直接決める 2-1, m.74: De la Peñaのパスを受けたDaniがLeo Francoとの一対一の状況で決める |
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Espanyol 1 - 0 Atlético : MaxiがSergiに倒されP.K. → Dani (P.K.) |
Espanyol 1 - 1 Atlético : Nano (F.K.) |
Espanyol 2 - 1 Atlético : De la Peña → Dani |