Antonio LópezのゴールでDeporを下す
この試合の前にCholo Simeoneの退団セレモニーが行われ、Antonio Lópezのゴールで勝利をプレゼントすることに成功した。またこの勝利でAtléticoは再びUEFA圏内である6位に浮上した。 2004年のVicente Calderónでの最終戦でもあり、Atléticoは勝利で締めくくりたい試合だった。そしてそれは試合序盤からプレーにも現れ、中盤で激しいプレスを相手に掛け、自由にさせなかった。最初のシュートはLuccinが放ったが、これはMolinaの守るゴールマウスの左側に外れた。Fernando Torresは2年前の再現を狙うべく、再三ゴールに迫った。当時の試合ではNaybetを抜き去り角度の無いところからシュートするという難しいゴールを決め、チームの勝利に大きく貢献していた。今回の試合ではAntonio Lópezのゴールをお膳立てし、結果的にこれが決勝点となった。先制点を奪った後もAtléticoは攻めたが、エリア内でTorresがAndradeとCésarに相次いで倒されたプレーに対しては主審のMoreno Delgadoはいずれも笛を吹かず、PKの判定は下されなかった。 この試合ではその他にも見所はあった。SosaはValerónに自由を与えず、VelascoもLuqueを押さえ込んだ。Luccinは中盤で試合をコントロールし、Antonio Lópezは左サイドで相手に脅威を与え、実際決勝ゴールも奪った。そして守備面では安定感を見せ、今シーズンアウェーで結果を残しているDeportivoを完封した。 Simeoneの餞別試合でもあった今年のホーム最終戦を白星で飾り、次は今年最終戦であるBetisとの試合が火曜日にSevillaで行われる。 得点経過 1-0, m.27: Salvaのパスを受けたFernando Torresがディフェンダー3人を引き付けパスを出し、これを受けたAntonio Lópezが右足で決める |
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Atlético 1 - 0 Deportivo : Fernando Torres → Antonio López |