Atlético、Getafeで引き分ける
Jorgeの交代直後のゴールでAtléticoは先制し、試合も押し気味に進めたが、Pachónのゴールによって追いつかれ、勝ち点3を得ることはできなかった。 Atléticoは今シーズンアウェー2勝目を狙ってGetafeに乗り込んだが、結局目標は達成できなかった。この試合の前の4試合では試合内容は改善されてきているにも関わらず、勝利はDeportivo戦だけであり、Getafeでこの流れを変えたいところだった。特にReal Madrid戦では結果は伴わなかったものの素晴らしい内容の試合をしていただけに、後は結果だけという状況でもあった。 試合開始から10分間はAtléticoが完全に試合を支配し、得点チャンスも3回訪れた。しかしながら前節同様、最後の詰めがうまくいかなかった。やがてGetafeもリズムに乗り始め、次の10分間はGetafeがAtléticoゴールへ迫るシーンが多かった。この流れを変えるべくCésar Ferrandoは動いた。JorgeをMarcelo Sosaに代えて起用したのだ。そしてJorgeは見事にその期待に応えた。Sánchez BrotoがTorresのシュートを防ぎ、さらにそのボールに反応したSalvaのシュートも防いだが、最後に詰めたJorgeがGetafeのゴールをこじ開けた。 前半はそのまま終了するかに見えたのだが、ハーフタイム直前にPulidoが2度目の警告を受け退場となった。そのためAtléticoは後半は一人多い状態のプレーになったが、逆にこれがAtléticoのリズムを狂わせたようだ。後半に入ってからは一人少ないGetafeに押し込まれることが多くなった。さらに悪いことに後半が始まって間もなくしてSalvaが負傷し交代を余儀なくされた。GetafeはCraioveanuのフリーキックがポストに弾かれる惜しいシーンもあるなど、Atléticoゴールを脅かした。しかしながらAtléticoもGronkjaerの個人技で応戦した。 しかしGetafeに傾いた流れは簡単には変わらず、同点ゴールを許してしまう。左サイドのRikiのクロスにPachónが合わせてGetafeが追いついた。Atléticoも再び勝ち越そうと攻撃に転じ、Gronkjaerが絶好のチャンスをお膳立てした。しかしPaunovicのシュートは枠を外れてしまった。またこの試合でもTorresに対するPKを取ってもらえないという不運にも見舞われた。 結局試合はそのまま引き分けに終わり、Atléticoは勝ち点3を逃すことになってしまった。次のLorcaとのCopa3回戦第2戦で調子を再び上げて、次節のLa RosaledaでのMálaga戦に臨んでもらいたいところだ。 得点経過 0-1, m.36: García CalvoのロングボールをSalvaが頭でFernando Torresに落とし、Torresがシュートを放つもSánchez Brotoに阻まれる。さらに弾かれたボールをSalvaがシュートするが、再びSánchez Brotoが防ぐ。しかしそのこぼれ球をJorgeがシュートし、ゴールを割る 1-1, m.63: Rikiの左サイドからのクロスにPachónが合わせる |
|
Getafe 0 - 1 Atlético : Jorge |
Getafe 1 - 1 Atlético : Riki → Pachón |