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Atlético、首位のBarcelonaを撃破!
Atléticoがチーム全体として機能しTorresが2得点を挙げたことで、Camp Nouで勝利を挙げることができた。試合開始直後の素晴らしいゴールと試合終了直前のP.K.による得点によって、2003年12月以来Camp Nouで負けなしだったBarcelonaに土をつけた。 Atléticoはキックオフ直後から試合に集中していた。そしてGronkjaerとIbagazaを経てTorresへボールが渡り、Niñoがこのチャンスを決め先制した。1分も経たないうちに0-1となった。これ以上最高の立ち上がりがCamp Nouであるだろうか? これ以降はチームとして機能し、集中して戦い、そして相手にプレシャーを与え続けることが要求されたが、この日のAtléticoはそれが実践できていた。Barcelonaはボールを持っても自由にプレーさせてもらえない状況に陥った。 それでもBarçaは同点に追い付こうと試みたが、Atléticoは危険なエリアにはスペースを与えず、エリア外からのシュートを撃たせた。結果的に前半枠内に飛んだBarcelonaのシュートは26分のXaviのシュートだけで、これはLeoが防いだ。 38分過ぎにAtléticoはカウンターからTorresが得点チャンスを得たが、シュートはVíctor Valdésのファインセーブによって阻まれた。その1分後にゴールもしくはP.K.で終わるはずのプレーがあった。しかしMejuto Gonzálezによっていずれの結果にも至らなかった。まずSosaがBellettiにエリア内で明らかに倒されたにも関わらず笛を吹かず、さらにColsaがその直後にネットを揺らしたプレーはTorresのオフサイドによって得点を取り消した。 前半を振り返ると、Atléticoは機能的にプレーし、39分の一連のプレーでMejutoが二度もミスを犯さなければさらにリードを広げていたかもしれない。ただ22節までAtléticoは一度しかP.K.をもらっていないチームなのだが。 後半に入っても試合展開には変化はなかった。審判の判定もBarcelonaにやや寄っていたことも。そしてその判定はエリア外での反則にも関わらずP.K.を宣告するという形で表れた。Pereaは確かにEto'oに対して反則は犯したが、これは明らかにエリアの外でのことだった。しかしながらこの絶好のチャンスをBarcelonaは生かせなかった。RonladinhoはLeo Francoの逆を突いたが、シュートは枠を捕らえられなかったからだ。 その直後にGronkjaerはビッグチャンスを得たが、再度Víctor Valdésに阻まれた。 しかし試合はAtléticoの思惑通りに進んだ。そして勝利が目前に迫ったとき、Torresがエリア内で倒されP.K.を得た。尤もこのP.K.の判定も疑問は残るが。とにかくこのチャンスをTorresが落ち着いて決め試合を決定付けた。 得点経過 0-1, m.1: Gronkjaerから受けたパスをIbagazaが前線へ送り、このパスに反応したFernando TorresがPuyolを振り切りValésの守るゴールマウスを破る 0-2, m.94: ValdésがTorresを倒して得たP.K.のチャンスをTorresが自ら決める |
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Barcelona 0 - 1 Atlético : Ibagaza → Fernando Torres |
Barça、P.K.失敗 : Eto'oが倒されP.K. → Ronaldinhoのシュートは枠外へ |
Barcelona 0 - 2 Atlético : Fernando Torresが倒されP.K. → Fernando Torres(P.K.) |