Atlético、Mallorca相手に大量点
この試合が始まる前にヨーロッパ圏内を争うライバルの多くが勝ち点を上積みしており、Atléticoには勝利が必要であった。そのためAtléticoは序盤から積極的に仕掛けようとしたが、実際にはうまくはいかなかった。特に最初の10分間はMallorcaにゴールを脅かされる場面もあったが、Leo Francoが失点を防いだ。さらにゴールネットを揺らされるシーンもあったが、決めたFarinósがオフサイドだったためゴールは認められなかった。しかしながらSalvaがヘディングシュートを放ってから流れが変わり始めた。このシュート自体は外れたが、このプレーをきっかけにAtléticoは徐々に試合の主導権を手繰り寄せ、そしてColsaのスーパーゴールが生まれた(記録はSalvaのゴール)。 チームはこの試合でも守備では安定感を見せた。中央はPabloとPereaが固め、Leo Francoも安定したプレーを見せた。サイドではVelascoとSergiが相手のサイドアタックをほとんど許さなかった。中盤ではLuccinとColsaが支配し、攻撃の基点にもなっていた。IbagazaとGronkjaerはサイドからチャンスを作り、そしてTorresとSalvaが前線で精力的に動いていた。最終的にSalvaは2点挙げ、TorresもP.K.で1ゴールをマークした。しかしTorresに関しては他にも3回は得点チャンスがあったが、一つは枠を外し、残り2つはMoyáに阻まれた。 一方のMallorcaはこの試合でも良い結果が残せなかった。1部残留を果たす上ではもう負けられないところだったが、この試合でも勝ち点が上積みできず、さらにBallesterosとIulianoが退場処分になるなど良いところがほとんどなかった。 Atléticoは最終的に楽な展開で勝ち点3を勝ち取り、ヨーロッパ圏内まで勝ち点差3をキープした。しかしながらUEFA圏内だけではなくChampions圏内も同じく勝ち点差は3に迫った。ここ4試合のAtléticoは調子が良く、勝ち点12のうち10獲得している。さらにこの4試合で得点が8で失点は0と攻守が噛み合い始めている。 得点経過 1-0, m.26: Ibagazaが中央へヒールで流し、そのパスをColsaが左足でシュート。そのシュートをSalvaがコースを変えてMoyáのゴール右隅へ流し込む 2-0, m.60: Fernando Torresがエリア内でBallesterosに倒されて得たP.K.をFernando Torresが自ら決める 3-0, m.86: MolineroのセンタリングをSalvaが利き足ではない右足で決める 4-0, m.88: Molineroのパスを受けたGronkjaerがクロスを入れ、Salvaがゴールへ流し込む |
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Atlético 1 - 0 Mallorca : Colsa → Salva |
Atlético 2 - 0 Mallorca : Fernando Torres倒されP.K. → Fernando Torres (P.K.) |
Atlético 3 - 0 Mallorca : Salva |
Atlético 4 - 0 Mallorca : Gronkjaer → Salva |