Atlético、Athletic相手に勝ち星を挙げられず
試合前のCalderónの雰囲気は熱戦を期待するようなものであり、実際序盤のAtléticoの戦いぶりはその期待に応えるものだった。試合開始からAtléticoはペースを掴み、試合の主導権を握った。2分にFernando Torresがシュートを放ったが、これはAranzubíaのファインセーブに阻まれた。さらにその2分後にはSalvaが抜け出しそうな形になったが、これもAranzubíaが飛び出して防いだ。さらに左サイドからGronkjaerがシュートを放ったが、これは大きく枠を逸れてしまった。 最初の15分から20分はこのようにAtléticoが試合を支配していたが、Athleticも立て直し、互角の戦いとなった。しかしながら訪れるチャンスだけはほとんどAtléticoへのもので、例えば左サイドからのGronkjaerのクロスに合わせたSalvaのシュートはわずかに枠を捉えられなかったチャンスがあった。さらに前半終了間際にもSalvaはヘディングを放ったが、これも枠を外れた。 後半開始からValveldeはIraolaとEtxeberríaを投入し、攻撃面での活性化を促した。一方のAtléticoはGronkjaerが負傷したため代わりにNanoが入った。Valveldeの選手交代は当たり、後半はチャンスを作ることが多くなった。Etxeberríaのシュートはあと少しで入るところだったが、これはPereaが何とか防いだ。しかし続くカウンターのチャンスで数的有利な状況を作られてしまい、最後はEtxeberríaに決められ先制点を許してしまった。 先制点を奪われる前にFerrandoはBraulioをSalvaに代えて投入していたが、失点直後には中盤の活性化のためにRaúl MedinaをSosaに代えて送り出した。そしてこのRaúl Medinaが攻撃を組み立て、少しずつチャンスが生まれるようになった。そして彼が入って10分して同点ゴールが生まれた。上がっていたGarcía CalvoのシュートをAranzubíaが抑えきれず、こぼれ球をColsaが押し込んだ。 AtléticoはMallorca戦の88分にSalvaが得点を奪ってから1点も挙げることができていなかったが、ようやくこの最悪の流れを断ち切ることができた。しかしその後勝ち越しを狙ったが結局引き分けという好ましくない結果に終わってしまった。次のLigaの試合は日曜日にRiazorでDeportivoと戦うことになっているが、ここでアウェーでの最悪な流れを断ち切りたいところだろう。 得点経過 0-1, m.66: カウンターでEzquerroのパスを受けたEtxeberríaが具ら生んだーのシュートを決める 1-1, m.77: García Calvoがシュートを放ち、弾き返されるもこぼれ球をColsaが決める |
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