Atléticoが最後の最後で勝利を逃す
本当に試合終了直前だった。Atléticoは勝ち点3をほぼ手中にしていたまさにそのときにフリーキックからRiquelmeにボールが渡り、上げたクロスをForlánに決められ、引き分けに持ち込まれてしまった。 Atléticoにとって良い形で試合が始まった。開始5分のZahíno;sのシュートがArruabarrenaに当たってキーパーVieraの上を越す形となり、そのままゴールに吸い込まれた。 さらに15分過ぎにGonzaloがFernando Torresを後ろからタックルしたことでPérez Lasaに退場させられた。この時点でリードしていたAtléticoは数的優位な状況となった。 このような状況だったが前半のうちにAtléticoは追加点を奪うことができなかった。Villarrealは組織的に守り、Atléticoは結果的にその守りを崩すことができなかった。しかもVillarrealは先発キーパーのVieraが怪我により途中で交代する不運も重なっていた。 センターバックのGonzaloの退場によりTacchinardiの代わりにPeñaが入ったが、そのPeñaの裏をTorresとKezmanが突くような攻撃を見せた。ただ得点には至らなかった。Atléticoは試合をコントロールしてはいたが、常にRiquelmeとForlánに注意を払わなければならない状態も続いていた。 28分にコーナーキックからのボールに合わせたKezmanがゴールネットを揺らしたが、直前でボールのコースを変えたMaxiが反則を犯したためゴールは認められなかった。さらにその直後にはMaxi自身がエリア外からシュートを放ったが、これはポストをかすめて外れた。Atléticoは試合を決めるゴールが奪えなかったのだ。 後半に入っても試合展開は大きな変化は見せなかった。そして追加点が奪えず時間が過ぎていくうちに、徐々にVillarrealが試合をコントロールし出した。特にMarcos Sennaがピッチに現れてからはその状態が顕著になり、Leo Francoを脅かした。中盤の主導権を取り戻そうとBianchiはLuccinとIbagazaを相次いで投入したが、劇的な改善は見られなかった。76分にはForlánに決定的なチャンスが訪れたが、これはシュートがわずかに外れた。しかしながらVillarrealの攻勢は続き、87分にはLuccinが2度目の警告を受けて退場させられてしまった。そして終了間際にForlánに今度は決められ、痛い勝ち点を落とすことになってしまった。 得点経過 1-0, m.5: Maxiが後ろに戻したボールをZahínosがシュートし、Arruabarrenaに当たってループ気味となってゴールマウスへ 1-1, m.93: Riquelmeの左サイドからのクロスにForlánが頭で合わせる |
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Atlético 1 - 0 Villarreal : Zahínos |
GonzaloがTorresへの後方からのタックルで退場 |