AtléticoがMálagaを手玉に取って6連勝を達成
Atléticoが労せずして6連勝を達成した。Fernando TorresのドブレテによってAtléticoは開始10分でMálagaに対して圧倒的に優位な立場に立った。そして前半のうちに絶好調のMaxiが止めを刺し、後半には途中出場のValeraがフィエスタに花を添えた。 この試合でAtléticoは、連勝中のどの試合よりも素晴らしい立ち上がりを見せた。ヨーロッパ圏内に近付く6連勝目は序盤で見通しが立つ展開だったからだ。9分までにFernando Torresが試合の行方をほぼ決定付けてしまい、自身もシーズンのLigaでのゴール数を二桁に乗せた。1点目はGoitiaが弾いたMaxiのシュートのこぼれ球を押し込み、2点目はKezmanのミスキックを拾って決めた。 試合前はIbagazaの不在がどう影響するかが懸念されていたが、杞憂に終わった。そして序盤のこの2点でMálagaが攻めざるを得なくなり、この試合で復帰したDudaを中心に反撃を開始した。そしてセットプレーからチャンスを演出することも試みたが、結局得点には結び付かなかった。そして逆にAtléticoは前半の終盤にPetrovの左からのクロスに合わせたMaxiに3点目を決め、前半のうちに試合をほぼ決めてしまった。 前半終了間際にGoitiaがMaxiを倒してもらったP.K.をKezmanが決めていれば、この試合はさらに得点が入ったかもしれない。しかしながら本来のキッカーであるTorresに譲ってもらったチャンスをKezmanは生かせず、彼のシュートはGoitiaに止められてしまった。 後半に入るとMálagaも点差を詰めようと攻撃を仕掛けたが、Leo Francoを脅かすようなプレーはなかった。後半の20分過ぎに累積警告を防ぐためにPetrovをValeraに代えたAtléticoだったが、この交代で試合は再び動き出した。右サイドに入ったValeraは最初のプレーでMálaga守備陣を置き去りにし、エリア外から利き足ではない左足を振り抜くと、ボールはGoitiaのゴールの右上隅に突き刺さった。 Atléticoはその後も攻撃の手を緩めなかったが、Kezmanがどうしても決め切れず、試合はそのまま終わりそうな状況だった。しかし思わぬ形で5点目が訪れた。ゴールを挙げたのはまたしてもValeraで、Gabiのフリーキックを頭で合わせた。この勝利でAtléticoは14年振りに6連勝を達成した。そしてこの6連勝でこの若いチームは完全に目覚めたと言えるだろう。ヨーロッパの舞台は確実に近付いている。 得点経過 1-0, m.5: MaxiのシュートをGoitiaが防ぐも、こぼれ球をFernando Torresが押し込む 2-0, m.9: KezmanのシュートミスのボールをFernando Torresが叩き込む 3-0, m.40: Petrovの左からのクロスをKezmanが頭でファーサイドへ流し、Maxiが決める 4-0, m.67: Valeraがエリア外から左足で豪快にシュート 5-0, m.90: Gabiの左サイドからのフリーキックをValeraがヘディングシュート 試合後の監督、及び選手のコメント
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Atlético 1 - 0 Málaga : Maxiシュート → Goitia弾く → Fernando Torres |
Atlético 2 - 0 Málaga : Fernando Torres |
Atlético 3 - 0 Málaga : Kezman → Maxi |
Maxi倒されP.K. → KezmanP.K.失敗 |
Atlético 4 - 0 Málaga : Valera |
Atlético 5 - 0 Málaga : Valera |