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Liga 第30節 : Deportivo de la Coruña vs Atlético de Madrid (Riazor) |
2008年07月29日(火)
_ [Atlético] 交渉するなら早くしろ
攻撃的な中盤の選手の補強が今夏の残りの課題となっている Atlético ですが、昨日の MARCA や as の報道によると特に焦ってはいないようです。特に as によると、CL の予備戦の結果次第で補強するかどうか決めるのではないかとあります。つまり UEFA 杯に回ることになったら現有戦力で今シーズンは戦うということです。とは言えこのタイプの選手で昨シーズンは在籍していた Jurado をレンタルとは言え放出しているので、CL 予備戦の結果とは関係無しに補強するのではないかと個人的には予想していますが。
それはさておき晴れて CL 予備戦を突破したときの獲得候補として as が挙げている選手は以下の5人です(順番は as や MARCA の記事から予想される優先順位)。
Silva (Valencia), Diego (Werder Bremen), Thiago Neves (Fluminense), Hernandes (Sao Paulo), Diego Valeri (Lanús)
これまでしばしば名前が出てきていた Lucho の名がありませんが、これは現在の Porto との関係を考えるとほぼ不可能だと考えられたためです。Paulo Assunçao の移籍問題が解決しない限りどうにもならないでしょうし、それが今夏中に解決しそうも無いですからね。解決しても関係の修復はできないかもしれませんし。
と言うことで上記の5選手だそうですが、基本的には後ろ三人は前二人よりも安いので妥協案と言えなくも無いです。妥協案でも獲得できる保証は無いですが(苦笑)
次に Silva と Diego のどちらに重きをおいているかですが、やはりスペイン人ということもあり Silva のようです。Diego の名を出しているのは as だけということを考えると Silva が本命と考えて良いのではないかと思います。
で、ようやく題名に触れますが、これは Silva の代理人である Julio Llorente 氏の Atlético への要求だそうです。移籍するにしろ残留するにしろ、できるだけ早く Silva の去就を定めてあげたいと Llorente 氏は考えているようです。
Atlético の最初のオファーは2200万ユーロだったそうですが、当時の Valencia の答えはノーでした。ただここに来て Valencia の状況が再び変化しているため、Llorente 氏としては悠長に構えていないので再び Valencia とコンタクトを取ってほしいと考えているのだと思います。
チームに溶け込むまでの時間を考えても移籍が早く決まることは間違いなくプラスでしょう。そのことを考えると Llorente 氏の主張を支持したくなります。ただ移籍市場が閉まる直前だと Valencia が譲歩する可能性もあるので、移籍金を考えるとギリギリまで粘るという方法も否定はできません。しかも選手を売却しないと資金の捻出ができないと報じられていますし。財政難だけは避けてほしいので、すぐにでも交渉してほしいとは言えないです。
ただ個人的には Silva が来てくれると非常に嬉しいので、Atlético 首脳陣には頑張ってもらいたいなぁ、と思ってしまいます(⌒▽⌒;