_ [Atlético] 雲行きが怪しくなってきたような……

レンタルでの加入が間近といわれていた Ever Banega と1200万ユーロでの獲得濃厚と報じられていた Thiago Neves ですが、どちらも獲得できない可能性が出てきました。

まず Banega ですが、Atlético 側はレンタルなので当然 Valencia には一銭も支払わず、Banega の給料だけを支払うことを考えていました。ところが財政が苦しい Valencia は200万ユーロを要求してきたようです。この場合、レンタルではなく保有権の一部を買い取ることになるかもしれません。ただ200万ユーロだとほんの一部にしかならないと思いますが（苦笑）

一方 Thiago Neves ですが、こちらは獲得の可能性が極めて低くなったようです。冒頭に書いたように Atlético は1200万ユーロで手を打とうとしており、現所属の Fluminense もそれでゴーサインを出そうとしていました。ところが Neves の保有権を66％持っている Grupo Sonda が1600万ユーロを要求したため交渉が頓挫してしまいました。ただこれだけでなく Neves 本人が Manchester City 行きを望んだからというのも要因のようです。City には Elano, Jo と同胞が二人居るため、初めてヨーロッパでプレーすることを考えると心強いと感じたのかもしれません。

すでに Atlético は別の選手に矛先を向けたと MUNDO DEPORTIVO で報じられているので、Neves 獲得は消えたと考えるべきだと思います。個人的には Atlético に来ることを本人が望んでいないのであれば、まぁ来なくてもいいかな、と思っています。正直なところヨーロッパ実績が無い23歳に1200万ユーロというのは高いのでは？と感じていましたし。それよりも何とか Diego を獲得してもらいたいと考えてしまうのですが、やはり財政面の問題を解消するのは大変なので、厳しいでしょうね（￣~￣；）