_ [Atlético] 2009年の初勝利は今回もおあずけ……

Liga Española 20a Jornada : Málaga 1 - 1 Atlético de Madrid

［ 試合の詳細 ］

改めて感じたのはベストメンバーのときとそうではないときとの差が大きいということでした。個人的にこの試合で Atlético が最も良かった時間帯は Maniche 投入以降だと思いましたが、投入直後のメンバーは昨年末の調子の良かったときの基本スタメンと比較すると Paulo Assunção が Raúl García になっていただけ。攻撃面を考えるとむしろポテンシャルは上だと思われるメンバーでした。

結局のところ前線だけでなく Maniche が欠けても厳しいことを改めて感じました。尤も2週間前の Athletic 戦では揃っていた状態にも拘らずも敗れているのですが、あの試合は全体的に調子が悪かったので何とも言いようがないです。とにかく Málaga 戦に限ると Maniche が入ってからボールがよく動くようになったように見えました。流れが良いときであれば勝ち切れていたんだろうなぁ、と思ってしまいました。

それはともかくメンバーが変わったときにあからさまに質が落ちるようでは、今後が非常に不安です。今の Atlético の中盤は Paulo Assunção, Raúl García, Banega, Ignacio Camacho と、同じポジションに選手が被りすぎており、Maniche の代役が務まる選手が居るとは思えません。個人的には Miguel が努めることができる可能性を秘めていると思っているのですが、今のところ Aguirre にはそういう考えは無さそうです。あとは Maxi もできそうですが、そうなると右はどうするんだ、ということになるのでこの案も微妙ですね（￣~￣；）

ということを考えるとやっぱり今夏も補強はあまりうまくいっていないと考えざるを得ないのかもしれません。ただ必要だと思われる選手は基本的に Aguirre の好みではなさそうな選手のような気もするので、Aguirre が監督である限り永遠に解決しないテーマのようにも感じてしまいますね（苦笑）