[雑感] チョロのアトレティコについて思うこと

CLでの情けなさしか感じなかった敗退を受けて色々書きたくなったのだが、またしてもツイッターだと長すぎるのでここで適当に書くことにした(完全に落書き帳になってるな)

まずCLの敗退についてのMARCAのアンケート結果を眺めてみると、

’埖爐寮嫻い最も大きいのは?

  1. シメオネ(54%)
  2. 全員(22%)
  3. 選手(19%)
  4. 首脳陣(5%)

▲▲肇譽謄コはまたCL優勝を狙えるか?

  1. はい(58%)
  2. いいえ(42%)

I垪澆留洞舛最も大きかった選手は?

  1. ジエゴ・コスタ(45%)
  2. ルーカス・エルナンデス(31%)
  3. トーマス・パルテイ(13%)
  4. フィリペ・ルイス(11%)

となっていた。

とりあえず,侶覯未鯑Г泙┐襪肇船腑蹐貿埖爐寮嫻いあると考えている人は過半数を超えており、全員という選択肢も含めて考えると8割近い人がチョロに何らかの責任はあると考えているということだ。

実際に試合内容を考えてもユーヴェはアトレティコの弱いところを的確に突いてきており、特に後半はそれが顕著に現れていたと思うのだが、それに対して目立った対策を打てずに敗退した感は否めない。その点だけでもチョロに責任があると言ってもいいだろう。

ただ個人的には前半の戦い方の方に問題があったと思っている。前半途中まではユーヴェの猛攻を受けて終始押し込まれていたのだが、その時間帯では実は失点していない。ある程度押し返したところで一撃を食らったわけだが、それはひとまず置いておく。問題ないのは比較的ボールを回せるようになっていた時間帯でただただ時間を潰すようなプレーに終始しており、点を取りに行く姿勢がほとんど見られなかったことだと思っている。ユーヴェの守備がそうさせたという見方もできるが、安全第一はプレーをしていた印象は否定できない。

こちらがまともに攻撃をする気が無ければ相手からすれば攻撃偏重となっても全く問題がないので、ユーヴェはアトレティコのこの姿勢を感じ取って後半はさらに攻勢を強めたのだと思う。

2点目に関してはGLTの誤作動があった可能性も出ており、あれがなければあの時点ではトータルでリードしたままにはなったが、その後の流れを考えるとどこかで追いつかれ、結局逆転されていた可能性が高いと思っている。それくらい誤審が、と言う気も失せる試合だったということかな(GLTの誤作動そのものはUEFAがきちんと調査してほしいが)


2010-11シーズンにグレゴリオ・マンサーノ体制で始動したもののリーガでは低迷し、コパに至ってはセグンダBのアルバセテの前に敗退するなどどん底に陥っていたアトレティコ(ELだけはGSを突破していたけど)。そんな状況のアトレティコの新監督として2011年12月23日に招聘されたのがディエゴ・パブロ・シメオネだった。

就任以来チョロは負け癖が付いていたチームに勝つことを覚えさせたと思っているが、その際に最初に手を付けたのが守備の立て直しだった。正直なところ就任当初は全然点を取れなかったが、完全に崩壊していた守備の整備を優先していたので仕方ないだろうと思っていた(ファルカオの力で点を取ってしまうこともしばしばだったけどw)。それにそのやり方でELを制してしまったのだから、この時点でチョロのやり方は何ら間違っていなかったと思う。

翌2012-13シーズンはELではトーナメント1回戦で敗退してしまったものの、コパ・デル・レイで二冠達成シーズン以来の久々の優勝。しかも決勝は今世紀初のデルビー勝利とクラブに蔓延していた負の連鎖を断ち切ったものだったので、あれでクラブの流れは完全に変わったと思っている。

そして2013-14シーズンに18年ぶりのリーガ優勝。CLは残念ながら決勝で隣に負けて準優勝となってしまったが、シーズン全体としては大成功と言っても過言ではないだろう。

ただ正直なところチョロ政権のピークはこのシーズンで、あとは緩やかに下っている印象は否めない。2015-16シーズンには再びCL優勝のチャンスは訪れたが、チームとして見ると2013-14シーズンほどの盤石さは感じなかった。アトレティコが安定して上位に居られるのもオブラクという世界屈指のキーパーが最後尾に居るからだと言ってもいいだろう。それくらいオブラクはおかしいw

チョロももちろんそれは感じ取っていたはずで、だからこそここ数シーズンはボールをある程度持っても勝てるようなチームを作ろうとしていたと思う。ただこれまた最近の恒例行事となっているのが、途中でうまくハマらずに原点回帰してしまうことでもあった。近年のアトレティコは毎シーズンCL出場権を確保しないとクラブとして成り立たなくなっているので、大胆な改革を実行するのは難しいのかもしれないが、マイナーチェンジ→原点回帰という流れを繰り返していれば徐々にチームとしての力が落ちていくのは当然だろう。

今のアトレティコには能力の高い選手は数多く居ると思うけど、彼らがチームとして完全に機能するような状態には残念ながらなっていないと思わざるを得ないだろう。そしてチョロのベースとなるやり方にも他のチームは完全に慣れてしまっているので、チームとして停滞するのも必然なんだろう。

で、7年以上チョロのアトレティコを見てきたけど、やっぱりチョロには攻撃面での戦術を植え付けるセンスは無いんだろうな、と思ってしまう。だからこそ参謀にはその辺りのセンスがありそうな人を置いたほうが良さそうに感じるのだが、実際に隣りにいるのはモノ・ブルゴスである。並んでいる姿は様になるのだが、別に見てくれが合っていても意味がないからなあ…。まあモノにそういうセンスがあるのなら別に問題ないのだが、ここ数シーズンの状況を考えると微妙と言わざるを得ない(采配のセンスはチョロよりはありそうだがw)

アトレティコは先月チョロとの契約を延長しているので、まだしばらくはチョロとともに歩むことは間違いない。で、個人的にはチョロがトップで居る事自体はダメだとは思っていない。あのカリスマ性は他の誰にも真似できないし、アトレティコにはまだまだ必要なものだとも思っている。ただ今のチョロは世界で最も給料が高い監督でもある。乱暴な言い方をしてしまえば世界一の監督でなければならない。が、正直なところ今のチョロが世界一とは思えない。だからこそ世界一の給料をもらうに相応しい監督であることを証明するのは義務だと思うし、それができなければ今度こそ袂を分かつしかないだろう。莫大な給料を支払ってクラブとして停滞する訳にはいかないしね。

ということでダラダラと書いてきたが、一ファンとしては結局のところ応援を続けていくことしかできないのよね。今よりももっとひどい状況でもファンをやめなかった俺が今更このクラブのファンをやめられるわけもないので、不平不満を言いつつも結局毎試合追ってしまうんだろうね。とりあえずリーガはまだ少ないながらも可能性は残っているので、諦めずに最後まで頑張ってくれることを期待してる。

2019年03月16日 01:03更新