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Liga 第30節 : Deportivo de la Coruña vs Atlético de Madrid (Riazor) |
2007年05月09日(水)
_ [Atlético] やっぱり学習能力は無いのか?
《 MARCA 》
Atlético de MadridがJavier Aguirre監督との契約を延長しないことを決めたとCadena COPEで報じられたようです。理由はシーズン終盤に差し掛かっても試合内容の向上が見られないからだとか。後任はGetafeのBernd Schuster監督を望んでおり、次候補としてDeportivoのJoaquín Caparros監督の名も挙がっているそうです。
速報性とインパクトを重視した報道かもしれないので事実かどうかは不明ですが、もし本当ならAtléticoのフロントは何も学んでいないことを意味するでしょう。毎年監督を交代しても結果が出ないことは最早猿でも分かることだと思います。確かに今シーズンのAtléticoの試合はつまらないし、何とかしろと再三言ってきたと思います。しかし今シーズンの大半はベストメンバーで戦えなかったことも事実です。本来であればプレシーズンである程度チームの骨組みを作ってシーズンに臨みますが、序盤で崩壊してしまったわけですからね。もちろんその後うまく修正できなかったことは確かですが、主力級の二人以外でも怪我人は頻繁に出ていたので仕方が無い面もあるでしょう。
そもそもAguirreに限らずたった1年でチームを立て直せる監督はそうそう居ないでしょう。昨シーズン就任4年目だったAguirreはOsasunaを4位に導きましたが、過去3年間は全て二桁の順位でした。つまりチームを本当に強くするためには時間が必要だということでしょう。個人的に今シーズンは内容は気にせず結果だけ残してくれれば良いと考えていたのも、UEFA圏内を確保すれば延長してくれるだろうと思っていたからです。それが内容がダメダメだから延長しないという流れになるとは……。
もちろん冒頭に書いたように事実かどうかは不明です。しかしこういう報道が出てしまうこと自体が問題のような気もします。最近のフロントは多少はまともになってきたと思っていたのですが、やっぱり変化していないのかもしれませんね。
ところでRaúl Garcíaの入団が濃厚と報じられていますが、Aguirreが辞めることになったら事態は急変するかもしれませんね。