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Liga 第30節 : Deportivo de la Coruña vs Atlético de Madrid (Riazor) |
2007年06月01日(金)
_ [スペイン代表] ラトビア戦予想スタメン
《 MARCA 》
スペインの予想スタメンは昨日の情報通りです。トップの選手が元々3選手しか召集されていないので、中盤を厚くするのは自然な流れなのかもしれませんね。個人的には最終ラインにMarchenaを起用するのはどうかと思っていますが。同じValenciaならAlbiolの方が……。招集されていない選手のことを言っても仕方ないですけどね( ̄▽ ̄;
ラトビア: Aleksandrs Kolinko; Kaspars Gorkss, Maris Smirnovs, Deniss Kacanovs, Oskars Klava; Imants Bleidelis, Jurijs Laizans, Vitalijs Astafjevs, Aleksejs Visnakovs; Marian Pahars; Maris Verpakovskis
スペイン: Iker Casillas; Sergio Ramos, Puyol, Marchena, Capdevila; Joaquín, Albelda, Xavi, Silva; Iniesta; David Villa
2007年06月02日(土)
_ [Atlético] Quaresmaが依然として最大のターゲット
《 as ・ MUNDO DEPORTIVO 》
今年の冬の移籍市場でQuaresmaの獲得を断念した際、夏に再び獲得を目論むとことをAtlético首脳陣は明らかにしていましたが、その言葉通り獲得に向けて本腰を入れるようです。移籍マーケットの動きが活性化する以前にAtlético以外でQuaresmaの獲得を考えていたクラブはManchester United, Inter, Bayern, Lyonなどがいました。しかしQuaresma自身がスペイン、イタリア、イングランドのいずれかのクラブを移籍先として望んでいるため、BayernとLyonが獲得レースから脱落しました。残るライバルはManchesterとInterですが、Manchesterは先頃Sporting LisboaからNaniを獲得したため、Quaresmaからは手を引く可能性が非常に高くなっています。Interも退団が濃厚だったFigoの残留の可能性が高くなったため、同じく手を引く可能性が高まっています。
と言うことで結局Atléticoの競争相手は居なくなってしまいました。ただだからと言って獲得が近づいたわけではありません。現在Portoが設定している移籍金は約2000万ユーロで、冬に設定されていた1600万ユーロを上回っています。Atléticoとしてはおそらくこの金額を引き下げたいと考えていると思うので、交渉次第では再び決裂する可能性も十二分に考えられるでしょう。
ちなみにasによるとQuaresmaを獲得できなかった場合はこのポジションではなく、トップの選手の獲得に大金を投じることになるそうです。個人的にはサイドを崩しても決める選手が居なければ意味が無いので、こっちのプランBの方が良さそうに映るんですけどね( ̄▽ ̄;
_ [Atlético] Cléber Santanaが入団間近
《 MARCA ・ MUNDO DEPORTIVO 》
現在SantosでプレーしているCléber Snatanaが、来シーズンからAtléticoでプレーする可能性が高くなっているようです。移籍金はas(Quaresmaの記事)によると600万ユーロだとか。MUNDO DEPORTIVOの記事によるとクラブ間では条件面ですでに合意に達しているとのことなのですが、Cléberが加入するのはAtléticoがUEFA杯出場を決めた場合なので正式な発表は現時点ではできないのだそうです。
現時点のAtléticoの計画では来シーズンの中盤はLuccinとCléber、そしてまだ移籍は決まっていませんがRaúl Garcíaの3選手を中心に考えているようです。逆に言えばManicheとCostinhaは以前から報じられているように今シーズン限りと考えているのでしょう。とりあえず計画通りに進めるためにもさっさとRaúl Garcíaの移籍交渉をまとめてもらいたいものです。そして今シーズンこそUEFA圏内に入ってCléber入団を正式に発表してくれることを期待したいです。
ところでCléberがどういう選手なのか、私はよく分かっていなかったりします。ということで詳しい方にツッコミを入れていただけると非常にありがたいので、宜しくお願いします m(_ _)m
2007年06月05日(火)
_ [Atlético] Torresは順調に回復
スペイン代表を怪我で離脱しチームに戻ってきているFernando Torresですが、順調に回復しているようです。昨日の練習では物理療法士のÓscar Pitillasの下で、Manicheとともに別メニューをこなしましたが、その内容は走り込みやフィジカルトレーニングで、捻挫した左くるぶしは順調に回復していることを示しています。
ところで昨日の練習では上記の二人以外ではMaxi, Luccin, Costinhaも通常練習には参加せず、Óscar Pitillasの下で別メニューをこなしていました。通常練習の方は別メニューの選手だった5人に加え代表選手も欠けていることもあり10選手しか参加せず、フィジカルトレーニングが中心でした。
と言うことでどこかしらに問題を抱えている選手は多いですが、いずれも大きなものではないため、Celta戦には長期離脱中のJuan Valera以外は出場可能だと現時点では見込まれているようです。
_ [スペイン代表] リヒテンシュタイン戦予想スタメン
《 MARCA 》先日のラトビア戦からは何人かメンバーを入れ替えるようです。ただ主力選手は引き続き出場するみたいですが。それからシステムもラトビア戦と同じ4-4-2で臨むようです。
リヒテンシュタイン: Jehle; Michael Stocklasa, Hasler, Martin Stockasa, Ritzberger; Buchel, Burgmeier, Steuble, Beck; Frick, Rohrer
スペイン: Casillas; Sergio Ramos, Marchena, Puyol, Antonio Lpez; Joaqun, Albelda, Cesc, Silva; Soldado Luis Garca, Villa
_ [スペイン代表] U-21欧州選手権予選 グルジア 0 - 1 スペイン
グルジア: Loria; Lobjanidze, Kashia, Popkhadze, Navalovsky; Grigalashvili (Khidesheli, m.71), Bjalava; Kakhelishvili, Merebashvili (Barabadze, m.79), Kobakhidze (Kenia, m.77); Chelidze
スペイン: Roberto; Torres, Torrejón, Piqué, José Enrique(m.89); Sisi (Arzo, m.91), Raúl García, Pallardó, Alfaro (José León, m.70); Jurado, Xisco (Bojan Krkic, m.65)
Gol: 0-1, m.75: José Enrique.
2007年06月06日(水)
_ [Atlético] TorresのCelta戦出場の可能性は?
代表合宿で負傷した左くるぶしは順調に回復しているFernando Torresですが、本日の練習も引き続き物理療法士であるÓscar Pitillasの下で別メニューを消化しました。昨日の練習でボールを蹴る段階まで回復していることを示しましたが、本日の練習でもボールを使用した練習は行いました。そして気になるCelta戦出場の可能性ですが、まだどっちに転ぶかは分からないようです。試合は3日後なので回復してくれることを期待したいです。
本日の練習では代表から戻ってきたLeo FrancoとJuradoも参加し、通常練習では9対9のミニゲームが行われました。ただ昨日フル出場したJuradoは参加していません。チーム分けは以下の通りでした。
Pichu, Vara, Pablo, Pernía, Galletti, Miguel, Maxi, Costinha, Mista
Leo Franco, Zé Castro, Eller, Llorente, Gabi, Luccin, Maniche, Miguel Ramos, Agüero
この分け方ではCelta戦の先発を予想するのは厳しいですね( ̄▽ ̄;
2007年06月07日(木)
_ [Liga Española] 来シーズンの日程
《 LFP 》
LFPが2007/08シーズンの予定を発表しました。
1部リーグの開幕は2007年8月26日(もしくは25日)で、シーズン終了後にEUROがあるため最終節は2008年5月18日と今シーズンより1ヶ月早くなります。シーズンの期間が短くなるためミッドウィークの試合が今シーズンよりも多く、第5節、第10節、第36節はそれぞれ9月26日、10月31日、5月7日(いずれも水曜日)の開催が予定されています。一方代表戦が開催されるため9月9日、10月14日、11月18日は試合がありません。一方通常ならクリスマス休暇期間中である12月23日には開催されることも決まりました。
2部リーグの開幕は1部と同じですが、終了するのは1ヵ月後の2008年6月15日です。2部リーグは1部が中断される週末も試合を開催しますが、ミッドウィークには開催されません。
尚、国王杯の決勝戦は2008年4月16日に行われることが決定しています。
2007年06月08日(金)
_ [Atlético] Raúl Garcíaの移籍交渉の決着は来週
《 as ・ MUNDO DEPORTIVO 》
来週末にAtléticoはPamplonaでOsasunaと試合をしますが、この移籍交渉はその前に終了する予定だそうです。今回このネタのソースを二つ貼りましたが、内容は若干異なります。
MUNDO DEPORTIVOの記事だと依然として支払い方法の問題は解決しておらず、Osasuna側は移籍にゴーサインを出していないとあります。ただAtlético側は楽観視しており来週中には解決すると考えていることを記しています。
ところがasの記事だとこの支払い問題は昨日の交渉で解決したらしく、移籍の発表を待つだけの状態になっているのだとか。個人的にはこっちが事実だと嬉しいのですが、信憑性に疑問符がつくasだからなぁ( ̄▽ ̄;
と言うことでどちらの記事もRaúl GarcíaのAtlético入りは近いことを示唆してはいますが、最終的に公式に発表されるまでは何が起きても不思議ではない状況だと考えておいた方が良いかもしれませんね。
_ [スペイン代表] U-20ワールドカップの代表メンバー
6月30日に開幕するU-20ワールドカップ・カナダ大会のスペイン代表メンバーを監督であるIñaki Sáezが発表しました。代表合宿は6月18日にスタートし、6月25日にカナダ入りすることになっています。スペインはグループBに属しており、7月1日にウルグアイと、4日にザンビアと、7日にヨルダンと対戦することが決まっています。
代表メンバーは以下の通り:
Atlético de Madrid: Bernabé
Albacete: Javier Martínez
Barcelona: Marc Valiente, Antonio Calvo
Deportivo: Barragán, Adrián López
Poli Ejido: Sunny
Real Madrid: Adán, Granero, Javi García, Adrián, Bueno, Mata
Real Sociedad: Elustondo
Sevilla: Crespo, Capel
Sporting de Gijón: Canella
Tenerife: Iriome
Valladolid: Mario Suárez
Villarreal: Marcos
Zaragoza: Piqué
_ [Atlético] Celta戦の召集メンバー
本日の練習後にJavier Aguirre監督がCelta戦の召集メンバーを発表し、スペイン代表合宿で左くるぶしを捻挫したFernando Torresも入りました。また代表に招集されていた選手たちも怪我が無く帰還したこともあり、Aguirreの構想通りのメンバーが組めそうな状況となりました。その状況で外したのがJuradoとZé Castroなのはどうなのかと思ってしまいますが(苦笑)
と言うことで召集メンバーは以下の通り:
Pichu, Seitaridis, Antonio López, Pernía, Luccin, Costinha, Galletti, Gabi, Fernando Torres, Agüero, Maxi, Eller, Petrov, Maniche, Perea, Pablo, Mista, Leo Franco
_ [Atlético] Celta戦予想スタメン
《 MARCA 》
どうやら前節のGimnàstic戦と基本的には同じメンバーで戦うようです。変更点は中盤の二人ですが、本来の二人に戻っただけなのでプラス材料でしょう。今週のMUNDO DEPORTIVOではGallettiではなくAgüeroを起用して4-4-2にする可能性も報じられていましたが(この場合はMaxiが右)、どうやらMaxiは2トップの一角として起用される可能性が高そうです。前節は勝ちはしたものの内容自体はあまり良くなかったので、中盤二枚が入れ替わるこの試合では改善されていることを期待したいです。
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2007年06月09日(土)
_ [Atlético] Liga Española 1a División 37a Jornada : Atlético de Madrid 2 - 3 Celta
[ 試合の詳細 ]
毎年恒例のことを今年もやっちまいましたね。試合を見たわけではないので内容についてはコメントできませんが、先制したのにあっさり追いつかれ、決定的なチャンスを決めきれずにハーフタイムを迎え、後半開始直後に逆転を許し、チームの要とも言えるLuccinが退場という最悪の展開。3点目を取られた直後にファンが貴賓席の首脳陣に詰め寄る事態になったそうですが、その気持ちは理解できます。
これで自力でのUEFA圏内確保はできなくなりましたが、個人的に恐れているのはUEFA圏内を逃したときにAguirreをクビにしてしまうことです。継続することでチームは強くなるということをSevillaやVillarrealなどが示していると思いますが、Atléticoの無能フロントはそれを理解していませんからね。
とは言え終わっていないのに確保できなかった場合の話をこれ以上するのもどうかと思うので、最終節で勝利し圏内にいるチームがこけることを祈ることにします。ただ最終節の相手は調子の良いOsasunaでしかもフエラ。おまけにLuccinが出場停止なので、勝つこと自体がかなり大変な気はしますが(;-_-) =3
_ [Liga Española] 1a División 37a Jornada
2007年06月13日(水)
_ [Atlético] Luccinは2試合の出場停止
昨日スペインサッカー協会で審議が行われ、Celta戦で一発退場処分を受けたPeter Luccinには2試合の出場停止処分が下りました。Atlético側が異議申し立てをしない場合、Luccinは最終節のOsasuna戦だけでなく来シーズンの開幕戦も出場できないことになります。
またPabloもCelta戦での警告で累積が5枚となったため、Osasuna戦は出場停止となりました。最近のAtléticoの守備は破綻しているので、この二人の出場停止はかなり痛いのではないかと思っています。
_ [Atlético] PereaのOsasuna戦欠場が確定
コロンビア代表の一員としてCopa Américaに参加することが決まっているLuis Amaranto Pereaですが、大会前の代表合宿に参加するため本日帰国しました。別の面から考えると最終節のOsasuna戦には出場できないことになります。Pabloが出場停止ということもあり、Atlético側はコロンビアサッカー協会に召集を遅らせるよう懇願しましたが、あっさり却下されたようです。と言うことでOsasuna戦のセントラルはZé CastroとEllerの組み合わせということになりますが、このペアは惨敗したBarça戦と同じなんですよね。大量得点が期待できるような状況ではないので守備はしっかりしていてほしいのですが、あまり期待できそうも無いなぁ……。不幸中の幸いはアルゼンチン代表として同大会に参加するLeo Francoの召集をLiga終了まで待ってくれることでしょうか。
ところで本日の練習では次のような組合せで紅白戦が行われました。
Leo Franco; Seitaridis, Pablo, Eller, Perna; Monasterio, Luccin, Maniche, Petrov; Mista, Agüero
Pichu; Vara, Zé Castro, Solabarrieta, Antonio López; Miguel, Costinha, Gabi, Jurado; Maxi, Torres
Gallettiは体に違和感を感じているので別メニューでした。
この分け方から週末の先発を予想することはできそうにありませんが、MARCAの予想だとOsasuna戦の先発は、
Leo Franco; Seitaridis, Zé Castro, Eller, Antonio López; Galletti, Maniche, Costinha, Petrov; Maxi, Torres
だそうです。個人的にはCostinhaではなくGabiを起用してもらいたいのですが、Gabiを起用するとManicheがなかなか攻撃に参加できなくなると思われるので難しいところかもしれませんね。
2007年06月14日(木)
_ [Atlético] Agüeroがスタメンか?
昨日まで別メニューだったGallettiが復帰し、Osasuna戦の準備として紅白戦が行われました。チーム分けは以下の通りです。
ビプス有: Leo Franco; Seitaridis, Zé Castro, Eller, Antonio López; Maxi, Costinha, Maniche, Petrov; Agüero, Torres
ビプス無: Pichu; Vara, Pablo, Solabarrieta, Pernía; Galletti, Luccin, Gabi, Jurado; Miguel de las Cuevas, Mista
本日の紅白戦は主力組と控え組という分け方をしたと考えるのが自然でしょう。Celta戦からの変更点ですが、出場停止のPabloとLuccinの代役として予想通りZé CastroとCostinhaが入りそうです。そして目立った変更点はGallettiの代わりにAgüeroがトップに入り、Maxiが右サイドにポジションを変えることでしょうか。Osasunaが守備的に戦うことは考えにくいので、前線4人のスピードを生かしたカウンターを狙うのかもしれませんね。うまくはまってくれることを期待するしかないでしょう。
紅白戦自体はビプス有がMaxiとAgüeroのゴールにより2-0で勝利しています。
2007年06月16日(土)
_ [Atlético] Osasuna戦の召集メンバー
本日Majadahondaで行われた練習後、Javier Aguirre監督がLiga最終節となるOsasunaとの一戦に召集する18選手を発表しました。LuccinとPabloが出場停止でPereaがコロンビア代表に合流したため、Celta戦では召集されていなかったZé Castro, Jurado, Miguel de las Cuevasがリスト入りしています。またメンバー入りしていないLuccinとPabloもPamplonaへの遠征には帯同する予定です。
召集メンバーは以下の通り:
Pichu, Seitaridis, Antonio López, Pernía, Costinha, Galletti, Gabi, Fernando Torres, Agüero, Maxi, Eller, Zé Castro, Jurado, Petrov, Miguel de las Cuevas, Maniche, Mista, Leo Franco
_ [Atlético] Osasuna戦予想スタメン
《 MARCA 》
予想スタメンはやはり紅白戦の主力組となっています。守備の不安要素は拭えず、前線のコンビネーションもどうなのか分かりませんが、どんな形であれ勝利で終えてほしいです。UEFA杯出場権が得られるかどうかはZaragozaとVillarrealの結果次第ですが、Osasunaに勝たないと話は始まらないわけですからね。
Osasunaの方では来シーズンからAtlético入りが濃厚と報じられているRaúl Garcíaはベンチスタートが予想されています。
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2007年06月17日(日)
_ [Atlético] Liga Española 1a División 38a Jornada : Osasuna 1 - 2 Atlético de Madrid
[ 試合の詳細 ]
最低限のノルマである勝利は達成しましたが、残念ながらZaragozaが引き分け、Villarrealが勝ってしまったためUEFA杯出場権は得られませんでした。
_ [Liga Española] 1a División 38a Jornada
2007年06月18日(月)
_ [Atlético] Aguirreは続投の予定
《 MARCA 》
ヨーロッパの大会の出場権を獲得するという目標を達成できずにシーズンを終了することになってしまいましたが、来シーズンもJavier Aguirre監督が指揮を執る可能性が高いようです。来シーズンのUEFA杯出場の道はまだ閉ざされていないというのが続投の理由だとか。契約は今月末までなので、数日中に契約延長交渉を行う予定だそうです。
以前から言っているように個人的にはこの決断は支持します。Osasuna戦の前にTorresやAntonio Lópezが「毎年一からチームを作り直していたらいつまで経っても変わらない」という主旨のコメントを発していましたが、私もその通りだと思います。昨シーズンのOsasunaが4位に食い込めたのもAguirreが時間を掛けてチームを作ったからでしょうし。確かに今シーズンの試合内容は誉められたものではありませんでしたし、Aguirreの采配自体に疑問符がつくものも少なからずありました。しかし主力二人が半年以上離脱していたことを考えるとAguirreの手腕は評価すべきだと思います。
とは言え来シーズンも主力が二人も長期離脱することはないはずです。だから来シーズンはきちんと目標を達成してもらわないといけないと考えています。もし達成できなくてAguirreが去ることになったとしても、そのときは仕方ないと思うでしょう。無論そうならないことを期待していますが。
_ [Atlético] Intertoto杯への参加が決定
Aguirreの去就関連の記事で書いたように、来シーズンのUEFA杯出場の道はまだ残されています。それはもちろんIntertoto杯を勝ち上がることで、Atléticoはこの大会に出場することを正式に発表しました。
Atléticoは2回戦を勝ち上がってきたチームと3回戦で対戦し、2試合合計で勝利を収めればUEFA杯に出場することができます。Intertoto杯3回戦は第1戦が7月21日か22日に、第2戦が28日か29日に行われ、Atléticoは第2戦をVicente Calderónで戦うことになります。対戦相手として可能性があるのはルーマニアのGloria Bistrita, モンテネグロのF. K. Grbalj(この2チームが1回戦で対戦), そしてイスラエルのMaccabi Haifa(1回戦の勝者と2回戦で対戦)のいずれかになります。
前述の通りIntertoto杯3回戦を勝ち抜けばUEFA杯には出場できますが、予備選の2回戦からになります。予備戦の2回戦は8月16日と30日に行われ、これを勝ち抜くと本大会1回戦に駒を進めることができます。6位以内に入っていれば何も頑張らなくてもここからだったんですけどねぇ(苦笑)
ということで目標を達成するには実質2回勝ち抜く必要がありますが(だからといって2回勝ち抜いて本戦の1回戦で負けちゃダメですが)、可能性がある以上頑張ってもらいたいです。選手たちの休養期間が短くなるのが多少気掛かりですが、MaxiがCopa Americaに出場しないのが救いかも。ただAgüeroはU-20ワールドカップに出場しちゃうんでしょうね。彼は全試合出場したのでできれば休養してもらいたいのですが……。
2007年06月19日(火)
_ [Atlético] Raúl Garcíaの入団が内定
《 clubatleticodemadrid.com ・ as 》
以前から入団が決定的と報じられていましたが、Raúl Garcíaの移籍交渉がOsasunaと合意に達したことをAtléticoが正式に発表しました。選手本人との契約期間は5年間で、移籍金は1300万ユーロです。本日中にもRaúl GarcíaはMadridを訪れ、メディカルチェックをパスすれば入団が確定します。
交渉が暗礁に乗り上げたという報道もあったので正式に決まるまでは油断できないと思っていましたが、これでおそらく大丈夫でしょう。メディカルチェックでダメだったケースは稀ですし。移籍金の1300万ユーロというのも彼の年齢と昨シーズン要求されていた額を考えれば決して高くはないと思うので、うまくまとめたと感じています。
来シーズンからのRaúl Garcíaのプレーに期待したいですね。監督もAguirreが引き続き務めるので、彼もやりやすいのではないかと思います。
_ [Atlético] AguirreとGarcía Pitarchの契約延長を発表
《 clubatleticodemadrid.com ・ as 》
昨日MARCAで報じられていたように、Javier Aguirre監督との契約を延長することが発表されました。またスポーツディレクターのGarcía Pitarchとの契約延長も発表されました。契約期間はasによるとどちらも1年間の延長のようです。現地時間本日11時からVicente Calderónで記者会見が行われることになっています。
Aguirreの続投が正式に決定したので個人的には安心しました。フロントも少しは学習してくれたようですね(笑)
_ [Atlético] プレシーズンの予定
《 as 》
Intertoto杯出場が決定したことで、今年の夏の予定がある程度固まりました。以下が現時点での予定です。
- 7月7日
- 新シーズンに向けて始動
- 7月12〜19日
- 例年通りSegoviaのLos Ángeles de San Rafaelで合宿
- 7月21 or 22日
- Intertoto杯3回戦第1戦
- 7月28 or 29日
- Intertoto杯3回戦第2戦
- 8月2, 4日
- Amsterdam杯(対戦相手はArsenal, Lazio, Ajaxのいずれか)
- 8月11日
- Celtaとの親善試合
- 8月16日
- UEFA杯予備戦2回戦第1戦(Intertoto杯を勝ち抜いた場合)
- 8月19日
- 親善試合(現時点で対戦相手の有力候補はGetafeだが、Getafeが国王杯を制した場合はSupercopaに出場するため決定ではない)
- 8月25 or 26日
- Liga Española開幕戦
- 8月30日
- UEFA杯予備戦2回戦第2戦(Intertoto杯を勝ち抜いた場合)
ということで今夏はIntetoto杯が2試合、親善試合が4試合、そしてUEFA杯が2試合あることになります。もちろんIntertoto杯を勝ち抜かなければUEFA杯の試合はありませんが。Intertoto杯の対戦相手は決して強いところではないと思いますが(Maccabi Haifaは侮れないでしょうけど)、シーズンの初っ端で新チームの連携がまだ固まっていないうちに試合をすることになるのが不安材料かもしれません。ただAguirreが続投したので一からの作り直しではないことが救いかもしれませんね。とりあえずどんな形でもいいのでIntertoto杯を勝ち抜いてUEFA杯の予備戦に駒を進めてもらいたいです。
_ [Atlético] AgüeroがU-20 World Cupのアルゼンチン代表に
Sergio Agüeroがカナダで行われるU-20 World Cupにアルゼンチン代表の一員として参加することが決まりました。背番号はクラブと同じ10番です。Atléticoで唯一公式戦に全試合出場した選手なので、個人的にはHigua&iacue;nのように参加を辞退して休養に充ててもらいたかったのですが、おそらく本人が出場する気だったので仕方ないでしょうね。出場する以上頑張ってもらいたいです。Ligaの後半戦ではゴールから見放されていたので、この大会で得点する感覚を思い出してくれることを期待しています。
_ [Atlético] 獲得の意思はありません
本日の現地時間11時からJavier Aguirre監督とJesús García Pitarchスポーツディレクターの契約更新発表会見が行われましたが、この会見でReyesを獲得することを考えたことは全く無いことをGarcía Pitarchが明言しました。昨日MARCAでReyesのAtlético入りが濃厚と報じられましたが、その記事を完全に否定する発言ということになります。
日曜日の最終戦のパフォーマンスを常に見せてくれればReyesは戦力になると思いますが、如何せん調子の波が激しすぎますからね。と言うより調子が悪いときの方が圧倒的に多い(苦笑) それ以前に昨夏のことをAtléticoが忘れているわけがないので、Reyesを獲ろうという気になるはずが無いと思いますけどね。Real MadridがReyesを引き取ることは考えていないと思われるので、Arsenalとしてもその処遇に困っているんじゃないでしょうか。
ちなみにGarcía PitarchはCléber Santanaについてもコメントしましたが、こちらの件は交渉していることは認めました。しかしながら合意には全く至っておらず、何も決まっていないことを明らかにしています。
さらについでの情報ですが、Raúl Garcíaは無事メディカルチェックを通過しました。現地時間20日13時から入団発表会見が行われることになっています。
2007年06月20日(水)
2007年06月21日(木)
_ [Atlético] Leo FrancoのCopa America不参加が決定
《 MARCA 》
昨日Copa Americaに臨むアルゼンチン代表メンバーが発表されましたが、Leo Francoは選出されませんでした。今回選出されたキーパーはAbbondanzieri (Getafe), Carrizo (River Plate), Ustari (Independiente)の3選手で、昨年のワールドカップメンバーだったLeoはCarrizoに代表の座を明け渡す形となりました。
Leo本人は代表落選を残念に思っているかもしれませんが、夏場を休養に充てることができるのでAtléticoにとってはプラスだと個人的には考えています。それに代表から漏れたからといってLeoの実力が下がるわけでもないわけですし。この鬱憤を来シーズンAtléticoで活躍することで晴らしてくれることを期待しています。
ということでAtléticoからCopa Americaに参加するのはコロンビア代表のPereaだけとなりました。
_ [Atlético] プレシーズン前半の予定(確定版)
クラブの公式サイトでプレシーズン序盤の予定が発表されました。始動はasの報道よりも2日遅い7月9日の19時30分です。
- 7月9〜16日
- MajadahondaのCiudad Deportivaで練習。10, 11日には練習の合間に体力テストとメディカルチェックを実施
- 7月16〜20 or 21日
- SegoviaのLos Ángeles de San Rafaelで合宿
- 7月21 or 22日
- Intertoto杯3回戦第1戦
- 7月22 or 23〜27日
- Los Ángeles de San Rafaelでの合宿を再開
- 7月28 or 29日
- Intertoto杯3回戦第2戦
- 7月31日
- Amsterdamへ出発
- 8月2, 4日
- Amsterdam杯(対戦相手はArsenal, Lazio, Ajaxのいずれか)
- 8月5日
- Madridに帰還
Intertoto杯の準備は合宿地であるLos Ángeles de San Rafaelで行うことになりました。おそらく暑さを避けて無駄な疲労を残さないようにするためだと思われます。
尚、8月6日以降の予定はまだ発表されていません。
2007年06月22日(金)
_ [Atlético] 今年も始まりましたね(苦笑)
《 as ・ MUNDO DEPORTIVO 》
最早シーズンオフの恒例行事と言っても過言ではないFernando Torresの移籍話ですが、今まで一度たりとも移籍交渉の段階にまで達したことがないのは気のせいでしょうか。MUNDO DEPORTIVOの記事の題名は「Torresはイングランドで気に入られている『おもちゃ』だ」となっていますが、面白い例え方かもしれませんね。
それはさておき今年最初のお客様はどうやらLiverpoolのようでして、地元の報道では2400万ユーロ+Luis Garcíaという条件でのオファーをしているのだとか。ただRafa BenítezはLuis Garcíaを戦力として考えているので別の形になるかもしれませんが。とは言えオファー内容が現金4000万ユーロという条件をオファーしない限り移籍話は進展しないでしょう。違約金の満額である4000万ユーロを提示されたらAtlético側はどうしようもないですが、それを下回る額である限り交渉の席にも着かないのではないかと。もちろんTorresが移籍を志願したら交渉の席には着くでしょうけど、本当に移籍する気があるなら去年出て行っていたんじゃないでしょうか。
ということで今回のLiverpoolのオファーによって移籍が実現する可能性は限りなくゼロに近いと考えるべきでしょう。イングランドではTorresはPremier Leagueに来たがっていると勝手に報じていますが、つい最近もシーズンの結果がどうであれ、来シーズンもAtléticoでプレーすることを明言していましたし。とは言え移籍市場が閉まるまでこの手の報道は続くんでしょうね( ̄▽ ̄;
あと余談ですが、スポナビに出ているこの件に関する記事はお金の単位を思いっきり間違えていますね(笑)
_ [Atlético] MourinhoがZé Castroに注目
《 as ・ MUNDO DEPORTIVO 》
どうやらChelseaがZé Castroの獲得を視野に入れているようです。監督であるMourinhoがポルトガル人ということもあり、同郷の若手セントラルに注目するのは自然なのかもしれませんね。
Zé Castroは昨夏にAcadémica de CoimbraからAtléticoに加入し、今シーズンは21試合に出場(先発は19試合)し、2ゴールを挙げています。ただ冬の移籍市場でEllerが加入してからは出番が少なくなっていましたが……。Real Madrid戦でHiguaínに振り切られた場面がAguirreの中にはずっと残っていたのかもしれません。
現時点ではChelseaからのオファーは来ていないみたいですが、オファーの内容次第ではZé CastroのChelsea行きの可能性はあるかもしれませんね。そしてそうなった場合、Atléticoは新たなセントラルを探すことになると見られています。
2007年06月23日(土)
_ [Atlético] ArizmendiがValenciaへ移籍
《 valenciacf.es 》
今シーズンまでDeportivoでプレーしていたJavier Arizmendiが、これまでの報道通り来シーズンからはValenciaでプレーすることになりました。リンク先は昨日行われたArizmendiの入団発表会見の様子です。
Atléticoはシーズン中に予定していたようにArizmendiの買い戻しオプションを行使しましたが、すぐさまValenciaへ放出する形をとりました。本来であれば買戻しオプションを行使した場合、Atléticoで1年間はプレーする必要がありましたが、Deportivoと話し合った結果Valenciaへの移籍が可能となっていました。
このArizmendiの移籍によってAtléticoは推定300万ユーロ稼いだことになりますが、やはりArizmendiには赤白のユニを着てプレーしてもらいたかったです。ただ本人がValenciaへの移籍を望んだのですから仕方ないことだと感じています。Valenciaでも出場機会を得るのは大変だと思いますが、新天地での活躍を期待しています。
_ [Copa del Rey] Final
2007年06月24日(日)
_ [Atlético] Abbiatiが補強候補に
《 MARCA ・ MUNDO DEPORTIVO 》
Milanが保有権を持ち、今シーズンはTorinoでプレーしたAbbiatiがAtléticoの補強候補に挙がっています。
今シーズンのAtléticoはLeo FrancoとPichuがキーパーを務め、来シーズンもこの二人で臨むことを予定していました。しかしMilanからAbbiatiの獲得を打診されたことで交渉の席に着くことを決めたようです。ただAtlético側はレンタルでの獲得を望んでいるのに対し、Milan側は完全移籍を考えていることもあり、Abbiatiの移籍が実現するかどうかは交渉次第ということになるでしょう。
もしAbbiatiが来た場合Pichuは第3GKとなってしまうこともあり、レンタル先を模索することになります。1部復帰を果たしたMurciaがPichuのレンタルでの獲得を希望していることもあり、状況次第ではAtlético側もMurciaのオファーを受け入れることになるのではないかと思います。
個人的にはAbbiatiの獲得は賛成です。彼が入ることでPichuが出場機会を得るためのレンタル移籍が実現しやすくなるでしょうから。ただ将来的にPichuが戻ってくることを考えるとAtléticoが考えているようにレンタルでの獲得が望ましいのかもしれません。これから数年間AtléticoではLeo Francoが軸となるでしょうから、控えのキーパーを完全移籍で獲得するのはもったいないでしょう。しかしながらAbbiatiがLeo Francoからポジションを奪ってしまう可能性は否定しませんので、完全移籍オプション付のレンタルが望ましいのかもしれませんね。一時期はMilanのゴールマウスを守っていた選手ですから実力はあるでしょうから。
_ [Atlético] GallettiがOlympiacosへ移籍間近?
《 MARCA 》
OlympiacosとAtlético de MadridがLuciano Gallettiの移籍に関して合意に達したとギリシャのスポーツ紙である'Sportime'で報じられているようです。Olympiacosが提示した額は250万ユーロで、Gallettiとは3年契約を結ぶことになるのだとか。
この'Sportime'では、Atlético(というよりAgiurre)はGallettiの残留を希望しているものの、本人がOlympiacosへの移籍を望んでいると記されているみたいです。ギリシャでの報道である以上鵜呑みにはできませんが、Gallettiの移籍の可能性は決して低いものではないことも確かでしょう。今シーズンはMaxiとPetrovが長期離脱していたこともあり出場機会は非常に多かったですが、来シーズンは今シーズンほど出場機会を得られないことは予想できますからね。
個人的には今シーズンのGallettiの献身的なプレーを考えると、来シーズンもAtléticoでプレーしてもらいたいという気持ちが強いです。右サイドのSeitaridisとのコンビネーションはシーズンが進むに連れて良くなってきていましたし。とは言え本人が望んでいるのであれば移籍は仕方ないことだとは思いますが……。
2007年06月25日(月)
_ [Atlético] 来季のBチーム
《 MUNDO DEPORTIVO 》
今シーズンは最終節でようやく降格圏を脱出し、辛うじて2部B残留を果たしたAtlético Bでしたが、下部組織の強化部長であるJosé María Amorrortuはそのような事態を繰り返さないために来シーズンに向けてすでに動き出しています。
まず監督ですが、今シーズン途中から指揮を執っていたAlfredo Merinoが退任し、Abraham Garcíaが就任することが決まっています。
次に今シーズン所属していた選手たちの処遇は次のようになるようです。
- 残留
- Kili, David Fernández, Regalón, Raúl Llorente, Vara, Solabarrieta, Batres
- 契約期間内の退団
- Rufino, Marcos Martín, Víctor Bravo, Galán, Matías, Miguel Ramos, Ballesteros
- 契約満了による退団
- Rives, Bertin, Marqués
- 移籍(移籍先)
- David Rodríguez (Salamanca), Roberto (Salamanca), Monasterio (Leganés), Pollo (未定だが2部所属のクラブ)
- Bチームで始動するCチームの選手
- Álex Rodríguez, Bernabé, Aitor, Casabella, Portilla, Ismael
- Bチームで始動するジュニアチームの選手
- Rubén Ramos, Joshua, Camacho, Mínguez, Astraín, Indiano, Molino, Chilo
- レンタルからの復帰
- Juanje (Gimnástica Torrelavega), Mario Ruyales (Gimnástica Torrelavega), Manu Hervás (Lanzarote), Matar Diop (Alcorcón), Ivo Ricardo (Fuenlabrada)
補足ですが、現時点で残留が確定しているのはBatres以外の6人です。BatresはAbraham Garcíaの下でプレシーズンを始めますが、開幕までに監督を満足させるようなパフォーマンスを見せることができなければ放出することになるようです。それからここに名前が出ていないJacoboとAzcárateですが、二人ともトップチームで始動することになっています。
それにしてもシーズンの順位が悪かったとは言えやりすぎなような……。退団組には今シーズントップチームでスタメン出場も果たしたVíctor Bravoや、シーズン後半にはトップチームに召集されることも多かったMarquésも含まれていますし。ただ今シーズンだけでなく昨シーズンもあまり良い結果が残せていなかったので、仕方ないのかもしれませんね。ただもう少しカンテラの選手を大事に扱ってもらいたい気もしますが。今シーズンは自信喪失気味で残留争いに巻き込まれていたようにも見えましたし。
_ [Atlético] 07-08シーズンのユニフォームを発表
来シーズンに使用するユニフォームがVicente Calderónで発表されました。このユニ発表会に参加したのはジュニアチームのDe Gea, Camacho, Sergio, Pichu Atienzaの4選手で、いずれもU-17スペイン代表の欧州選手権優勝メンバーです。
それはさておきユニについてですが、昨シーズンの真っ二つに比べると改善されたことは間違いないでしょう(真っ二つが好きだという方には申し訳ないですけど)。ただ個人的には真ん中の赤のラインが太すぎるのがちと微妙な感じに見えています。一方セカンドユニ(右端のPichu Atienzaが着用)は随分とシンプルですね。あまりにシンプルなので練習着かと最初は思ってしまいました( ̄▽ ̄;
2007年06月26日(火)
_ [Atlético] Abbiatiがレンタルで加入
《 clubatleticodemadrid.com ・ MARCA ・ as 》
一昨日報じられていたようにChirstian Abbiatiが来シーズンはAtléticoでプレーすることが決まりました。すでにメディカルチェックもパスしており、明日入団発表会見が行われます。移籍形態はAtléticoが希望していたように1年間のレンタルと言うことになりました。
Abbiatiは1977年7月8日生まれで、1999年1月17日のMilan vs PerugiaでSerie Aデビューを果たしました(試合は2-1でMilanが勝利)。Milanには1998年夏に入団し、2005年まで所属、その後はJuventusとTorinoに1年ずつレンタルされていました。今シーズン所属していたTorinoは完全移籍オプション(420万ユーロ)を行使する権利を保持していましたが、使用しなかったためMilanは移籍先を探していたようです。
今シーズンのAtléticoは万全であればLeo Francoがゴールマウスを守りましたが、イタリア代表として4試合プレーした経験のあるキーパーが加入するので、来シーズンはうかうかできないかもしれませんね。あとAbbiatiの加入が決まったので、Pichuのレンタルの可能性が高まったと考えるべきでしょう。
2007年06月27日(水)
_ [Atlético] GallettiがOlympiacosへ
《 MUNDO DEPORTIVO 》
一昨日報じられたGallettiのOlympiacosへの移籍が決まりました。あとはOlympiacosとの契約書にサインすれば、GallettiのAtléticoでのキャリアが終了することになるようです。Olympiacosとの契約期間は4年間で、報道されていたように250万ユーロの移籍金がAtléticoに支払われるようです。
Gallettiの退団によってAtléticoはQuaresmaの獲得に本腰をいれるのかもしれません。しかし今シーズン安定したパフォーマンスを見せていたGallettiを放出してまで獲得する必要なあるのでしょうか。移籍金は高額なわけですし。しかもPortoでのパフォーマンスをAtléticoで発揮できる保証もないですからねぇ……。
ということでAtléticoの今後の補強計画には心配な点が多いですが、移籍するGallettiには新天地で活躍できるよう祈りたいです。OlympiacosではChampions Leagueにも出場できるので、ヨーロッパの舞台で実力を発揮してくれることを期待しています。
_ [Atlético] AzcárateはAEK Athensへ
《 MUNDO DEPORTIVO 》
Bチームのアルゼンチン人セントラル、Federico Azcárateが、ギリシャのAEK Athensへ移籍することが決まりました。昨日メディカルチェックをパスしており、近々(本日?)正式にAEKへの入団が発表されることになるでしょう。
Azcárateは2003-04シーズンにMurciaで1部デビューを果たし、その経験を買われてこのシーズンのオフにAtlético Bに加入。今シーズンは開幕直後はトップチームに常に帯同していましたが、冬にEllerが加入したことでBチームに戻っていました。来シーズンはトップチームでプレシーズンをスタートすることは決まっていましたが、セントラルの構成は今シーズンと変化が無いので移籍することで決着したことになります。
Gallettiに続いて二人目のギリシャ行きということになりましたが、新天地での活躍を期待しています。
_ [Atlético] Luis Garcíaが補強候補に浮上
《 MARCA ・ MUNDO DEPORTIVO 》
Gallettiが移籍してしまったことで補強が必要となったサイドのポジションですが、今日になって浮上してきたのがLiverpoolのLuis Garcíaです。念のために書いておくと、Torresの移籍話とは無関係にオファーをする可能性が出てきているようです。
Luis Garcíaは1部復帰を果たした直後の2002-03シーズンにAtléticoでプレーしていたことは周知の事実だと思います。そのときのパフォーマンスが認められてシーズン終了後にBarçaに買い戻され、さらにその1年後にはLiverpoolに移籍していました。そして最近行われたインタビューで、「Liverpoolを退団したらどこでプレーしたいか」という質問に対し、「スペインに戻りたい」と答えています。そしてさらに「Barçaに?」と尋ねられたLuis Garcíaは、「いや、Atlético de Madridに戻りたいね」と答えたそうです。インタビューしていたテレビ局はMadridの地方局であるTelemadridなのでどこまでが本心なのかは分かりませんが、Atléticoに対して良い印象を持っていることだけは確かでしょう。
Quaresmaに比べると移籍金は低いでしょうし、Atléticoでの実績もあるので、獲得交渉に本腰を入れる可能性は十分にあるのではないかと思います。
_ [Atlético] Forlánネタ
《 as ・ sportsnavi 》
先に書いてしまうと、おそらくスポナビの記事はこのasの記事がネタ元なんでしょう。ちなみにasの記事の題名をほぼ直訳すると、「Forlánが移籍間近、さらにRiquelme加入の可能性も」となっています。
asの記事の内容に関しては基本的にスポナビで訳されているので今更書きません。ただスポナビの記事にはAtléticoが提示した条件として、移籍金を引き下げるためにPereaを譲渡することも考えているという内容が抜けていますが。Pereaが入る場合のオファー額がいくらなのかは不明です。あとRiquelmeに関する記述が少ないのでasの記事を用いて補足しておきます。AtléticoがRiquelme獲得に難色を示している理由はEU圏外枠が足りないからというのが最大の理由だそうで、それがなければ獲得を少しは考える、というのがasの記事の内容です。尤もAguirreがトップ下タイプを好まず、それが原因でIbagazaを放出したくらいなので、実際獲得を考えることは無いと思いますが……。
それはさておき本当にForlánの獲得が間近かと言うと、おそらくそれは事実とは異なるでしょう。AtléticoがTorresを放出することは全く考えていないでしょうし、Torres自身も残ることを希望していると思います。このことに反する内容の記事がいくら出てきても信憑性は薄いと考えるべきではないかと。この記事のネタ元であるasは毎年のようにTorresが移籍したがっているように書きますが、実際移籍が実現したことはないですからねぇ。スポナビの小澤氏が書いているようにAtléticoに財政の余裕があるとは考えられないので、Villarrealの要求する2300万ユーロという高額な移籍金を払うのは非常に厳しいでしょう。あと移籍金を引き下げるためにPereaを提示する可能性もあまり高くないような気が……。それよりもPereaを譲渡するくらいならEllerを譲渡してほしいと思うのは私だけでしょうか(苦笑) Villarrealもいらないかもしれませんけど( ̄▽ ̄;
ということでAtléticoの矛先は最終的には低価格で獲得できそうな選手に向くのではないかと思います。
2007年06月28日(木)
_ [Atlético] Gallettiの移籍交渉でOlympiacosと合意したことを発表
Gallettiの移籍に関してOlympiacosと合意に達したことをAtléticoが発表しました。しかしながらこれでGallettiの移籍が確定したわけではなく、保有権の一部を保持しているZaragozaのゴーサインが出て初めて移籍が実現するようです。
今シーズンのGallettiはFernando Torresに次いで2番目に出場時間が長かった選手だそうです。Atléticoとの契約はあと1年残した状態での退団となりますが、ギリシャでもAtléticoで見せていたような献身的なプレーを期待しています。
それにしてもGallettiのような派手さはなくともチームに貢献できる選手は本当に貴重なんだけどなぁ……。
_ [Atlético] 飛ばしまくってるなぁ
《 as ・ MUNDO DEPORTIVO 》
本日のasによると、Atléticoが3000万ユーロでForlánとRiquelmeを獲得することになるそうです。そして記事のトップには「南米のクラック二人が、恐らくFernando Torresがいなくなっているチームに加わる」という勝手な解釈を添えています。本日のMUNDO DEPORTIVOではForlánの移籍交渉自体は行っていることを明らかにしたGil Marínのコメントを載せた記事が出ていますが、移籍金+Mistaは拒否されて、代わりにPereaを要求されたと語っています。
Forlán + Riquelmeの価値が3000万ユーロに相当するかということはさておき、相変わらずasは勝手にTorresを移籍させたがっているようです。しかしながらもし本当にTorresが移籍することになった場合、4000万ユーロが転がり込んでくるのですから、Pereaを差し出して移籍金を引き下げることはあまり考えないでしょう。しかし実際には移籍金をどうにかして下げようと試みているわけですから、財政面で潤う予定は特に無いと考えるべき、つまりTorresの売却予定は全く無いと解釈するのが自然だと思います。
MUNDO DEPORTIVOの記事でGil MarínはTorresが出て行く可能性を否定はしませんでしたが、そうなるのはTorres自身が退団を希望したときのみであることを改めて明言しています。そして現時点でTorresは残留を望んでいる以上、オファーが来ても交渉の席に着くことは考えていないようです。さらにForlánの交渉はTorresとは無関係であることも強調しています。ということを考えるとasの記事は飛ばしすぎであると考えるのは決して間違いではないでしょう。
ということで二日続けて飛ばし記事に釣られてみました(笑)
2007年06月29日(金)
_ [Atlético] Luis Garcíaへオファー
《 MARCA 》
LiverpoolがLuis Garcíaに対するAtléticoのオファーがあったことを認めました。オファーが来たのは火曜日の夜で、Gallettiの移籍交渉で合意した直後のようです。Atléticoが提示した額は500万ユーロだと見られています。Luis García本人とAtléticoの関係は良好で、彼の代理人も含めてこの交渉ができるだけ早くまとまってくれることを期待しているようです。
個人的に気になるのはLuis Garcíaの怪我の回復具合です。1月のArsenal戦で右膝の十字靭帯を損傷しており、今シーズンの残りを全て棒に振りましたからね。回復は順調でほぼ完治しているようですが、ベストパフォーマンスをなっきできるかどうかは別問題でしょうし。AtléticoではMaxiはあまり影響なさそうでしたが、Petrovは完全に調子が戻らないままシーズンが終わってしまった印象を受けたので、選手によって調子を取り戻すまでに要する時間は異なるでしょう。とは言え500万ユーロで獲得できるのであればお買い得な感じはしますけどね。ただ交渉中にTorresの話を持ち出されるとなかなかまとまらないかもしれませんが。
_ [Atlético] 守備の補強構想
《 MUNDO DEPORTIVO 》
現時点でAtlético首脳陣は守備の補強を積極的に行うことは考えていないようですが、それでも機会があれば獲得することも視野に入れているようです。その場合、補強するのは右のラテラルとセントラルということになります。
右のラテラルの候補として挙がっているのはValenciaのMiguelとCeltaのÁngelで、特にÁngelはCeltaが降格したこともあり獲得に乗り出す可能性は十分あるのではないかと思います。とは言えValeraと契約を更新したばかりなんですけどねぇ……。
セントラルを補強するのはVillarrealへ移籍する可能性のあるPereaと、Chelseaが狙う可能性があるZé Castroの去就次第のようです。補強候補として挙がっているのはMárquez(Barçaで構想外になった場合)やLequi (Celta), Andrade (Deportivo) といったところだとか。ただMárquezは移籍する意思がなく、AndradeはBarçaが狙っているようなので、獲得の可能性があるとしたらLequiかもしれませんね。LequiはAtléticoでプレーしたこともあり、しかも左利きのセントラルなのでAguirreも気に入りそうですから。
_ [Atlético] Torresの移籍話が進展
《 Telemadrid 》
最初に断っておきますが、Torresの移籍交渉が進展したかどうかは知りません。題名の意味は文字通り移籍の話が進展、つまりレベルアップしたということです。
それではそのレベルアップを果たした記事ですが、要点をまとめると次のようになります。
- AtléticoとLiverpoolが「Fernando Torres = 3200万ユーロ + Luis García」という条件で合意。Atléticoは3600万ユーロ以上なら応じることを明らかにしていた(本当かどうかは知りません)ので条件をクリア
- 保有権の一部はAtléticoが引き続き保持
- Torres自身は現在休暇中で不在だが、Atléticoがオファーに応じれば移籍を受け入れる準備はできている。残された問題はどのような形でファンに別れを告げるかだけ。
AtléticoとLiverpoolが本当にきちんとした形で交渉しているのかどうかはさておき、この記事の力技は最後の項目にあると思います。AtléticoはTorresの意思を無視して移籍交渉を進めることはしないと毎年のように表明しています。そして移籍が実現するのはTorres自身が移籍を望んだときだけだということも。しかしながらこの記事だとクラブ側が3600万ユーロ以上のオファーだったらそれを受け入れ、そしてTorresもクラブの決断に従うだろうとあるわけです。どう考えても順番が逆なんですよね。もしかするとTorres自身が本当に移籍を望んでおり、休暇中の彼と連絡は取っているかもしれません。ただそれにしては話の進み方が速すぎますからね。
ところで以前も書いたようにTorresの移籍ネタは毎年出ていますが、大抵彼が休暇中で不在のときに話が大きくなっているような気がします。去年までは彼が休暇から戻ってきて「今年もAtléticoでプレーする」と表明することで話は沈静化していました。結局のところ今年も同じことの繰り返しなのではないかなあ、と思っています。
2007年06月30日(土)
_ [Atlético] Forlánの入団が内定
AtléticoとVillarrealがForlánの移籍交渉で本日合意に達したことを両クラブが発表しました。速報記事によると移籍金は2100万ユーロで、Villarrealに選手を譲渡して移籍金を引き下げることはしなかったようです。Forlán本人は現在ベネズエラでCopa Americaに参加しているため、入団が正式に決まるのは大会終了後となります。
Forlánは2004年にManchester UnitedからVillarrealに加入し、Liga Españolaでは54ゴールを挙げています。特に活躍が顕著だったのは最初のシーズンで、25ゴールを挙げて得点王に輝き、さらにThierry Henryとともにゴールデンブーツ賞も受賞しています。
と言うことで本当にForlánが来ることになりました。私の予想は大外れですね(笑) そしてこれでFernando TorresのLiverpool移籍が確実だと考える人が増えるのは間違いないでしょう。Torresの移籍金でまかなう予定だという流れのように見えますから。しかしながら個人的には関係ないと思っています。確か来年から結構な額の放映権料が入ってくることが決まっているので、移籍金を分割での支払いにするなどしてVillarreal側に待ってもらえば何とかなりそうですからね。Raúl Garcíaのときに支払い方法でもめたのは、放映権料が入ることが分かっていて分割しようとしたからかもしれません。
それはさておきForlánにはゴールを挙げることが求められると思うので、プレッシャーは相当なものになるかもしれません。数字がもろに反映されてしまいますからね。しかもAtléticoというクラブはVillarrealに比べると掛かるプレッシャーも大きいと思うので、それに押しつぶされなければ良いのですが……。とは言え実績から分かるように実力はあるので、彼がAtléticoでも本領を発揮してくれることを期待しています。