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Liga 第30節 : Deportivo de la Coruña vs Atlético de Madrid (Riazor) |
2008年12月22日(月)
_ [Atlético] 過去50年間で最多の得点数
Liga Española は第16節まで消化してクリスマス休暇に入りましたが、Atlético は開幕からの16試合で38ゴールを挙げています。この数字は過去50年間では最多で、この数字を上回っていたのは51年前の 1957-58 シーズンまで遡らなければなりません。このシーズンは第16節終了時点で47ゴールと1試合平均3点近い数字を叩き出しています(尤もこのシーズンは結局2位でしたが)。
さて、16試合で38得点ということは1試合当たり2.37ゴールということになりますが、今シーズンのヨーロッパ主要リーグでこの数字を上回っているのは Barcelona(3.00)と Hoffenhaim(2.47)の2チームだけです。点をたくさん取っているイメージのある Bayern(2.29)や Chelsea(2.12)よりも多いことになります。この2チームも平均で2点を上回っているのですから、実際に点をたくさん取っていることにはなりますが。ちなみに CL(予備戦含む) と Copa を合わせた26試合だと52ゴールなので得点率は下がりますが、2.00なら申し分ない数字だとは思います。
この48ゴールの得点者の内訳をゴール数の多い順に列挙すると以下のようになります。尚、得点数の欄のカッコ内の数字は PK による得点数です。
得点者 | 得点数 | |
Agüero | 13 | |
Forlán | 12 | (1) |
Maxi | 9 | (1) |
Simão | 6 | |
Sinama Pongolle | 4 | |
Heitinga | 2 | |
Raúl García | 2 | |
Maniche | 2 | |
Luis García | 1 | |
オウンゴール | 1 | |
合計 | 52 | (2) |
やはり前線のカルテットが上位を占めており、4人で全ゴール数の約77%を叩き出していることになります。特にここ最近はこの傾向が顕著で、この4人以外の最後のゴールは Liga 第11節の Deportivo 戦で Heitinga が挙げたゴールまで遡らなければなりません。これ以降の20ゴールは4人のうちの誰かが挙げています。最近の試合は基本的にこの4人が先発しているのでこの4人のゴールが多くなるのは当たり前なのですが、少々極端な状況かもしれませんね。
と言うことでデータ的には4人のうち誰かが欠けると得点力が落ちてしまうことになります。怪我人が出たらどうしよう、と思ってしまいますが、まずは誰も怪我をしないことを祈りたいと思います。起きてもいない悪いことを今の段階で考えても仕方ないですからね( ̄▽ ̄;
それにしても PK による得点が2というのは極端に少ないような気がするなぁ……。しかもそのうちの一つは CL 予備戦の Schalke 戦の4点目という大勢にほとんど影響を与えないものですし。結果を左右するような PK は何回も決められているのとは対照的ですね(苦笑)