お隣が派手に動いている今年のオフシーズンですが、Atlético の方は地味な活動を行っています。とりあえず主力の残留が最優先事項だと考えるべきでしょうか。

とりあえず入団と退団が確定している選手を整理しておきます。

【入団】
Juanito （Betis）

【退団】
Leo Franco （Galatasaray）
Coupet （Paris Saint Germain）
Miguel de las Cuevas （Sporting de Gijón）

まず入団選手について。Asenjo や Lafita などが入団濃厚と報じられていますが、Juanito 以外は未だに確定ランプは灯っていません。特に Asenjo は入団濃厚と報じられてからが長い気が（苦笑） ウルグアイの若手セントラルの Cabrera 獲得に関する記事も公式サイトには出ていないので、まだ確定はしていないようです（現地メディアの報じ方だとすでに確定のようですが）。

さて、唯一の入団確定選手である Juanito ですが、Betis との契約が先月で切れたので移籍金ゼロでの加入です。まずはセントラルの補強ということになりますが、昨シーズンを考えると守備陣のてこ入れを行うのは当然かもしれません。昨シーズンは38試合で57失点もあったようにお世辞にも守備が良かったとは言えませんからね（￣〜￣;A　ただ昨オフもてこ入れのために Ujfalusi と Heitinga を獲得しているので、補強だけでどうにかなるものではないかもしれません。

一方、退団が決まっているのは3名。そのうち二人がキーパーとなっています。Leo Franco は契約満了に伴う移籍、Coupet は出番を求めて母国に帰ることになりました。Leo Franco は最近の Atlético のゴールマウスを守り続けていたので、正直なところ今回の移籍には寂しさがあります。ただ最終的に本人が決断したことだと思うので、新天地での活躍を期待しています。もっと真剣に契約更新交渉を行ってほしかったのが本音ですが……。

そして Miguel de las Cuevas も退団することになり、移籍先との Sporting とは4年契約を結びました。ただ Atlético に毎年買い戻しオプションを行使する権利があるので、出場機会が増えるであろう新天地で成長し、戻ってきてくれることを期待しています。