[移籍市場] Mediocentro
現状整理第三弾、ということで今回は中盤の真ん中。サイドは次回に回します。まずはこれまで同様昨シーズンの戦力のおさらいから。
守:Paulo Assunção, Ignacio Camacho, Raúl García
攻:Raúl García, Banega, Maniche(途中退団)
昨シーズンの戦力では Maxi や Miguel も攻撃的な位置はこなせますが、実際に起用されていた記憶がないので上記の5名のみということで。
さて、守備的な中盤からですが、こちらは今のところ上記の3名が今シーズンもそのまま残ることが有力です。Ignacio Camacho が開幕まで離脱するので選手層に不安がありますが、補強してしまうと Nacho の出番が無くなるので個人的には補強はしなくてもいいかな、と思っています。それに Raúl García もこなせますしね。また、Mallorca から Cléber Santana が復帰しますが、こちらは今夏再び移籍先を探すことになるでしょう。
そして問題なのが攻撃的な中盤。現時点では Raúl García とレンタルから復帰の Jurado しか居ません。そして復帰の Jurado も放出候補なので、実質的には Raúl García のみ。Atlético 首脳陣がこのポジションに求めるのは攻撃だけでなく守備もある程度こなせることだと考えられるので、そういう意味では Jurado は不適任なのかもしれません。Jurado はサイド要員としても計算できるとは思いますが……。
それはさておき現時点でこのポジションの補強候補として挙がっているのは、Pirlo(Milan)と Salvio(Lanús)の二人でしょうか。前者は欧州での実績は十二分ですがすでに30歳。後者はアルゼンチンの将来有望だと目されている若手で伸びしろが期待できますが、逆に言えば欧州実績は皆無。それにちょっと調べたところ攻撃面が目立つ記事が多いので、守備は不安かもしれません。それなら Liga 実績で上回る Jurado を残せば良いような気がするのは私だけでしょうか。
と言うことで補強候補の長所と短所を適当に書きましたが、それ以上にネックなのが両者とも移籍金の目安は1500万ユーロ程度。今の Atlético には払えない額です(苦笑) つまり獲得するには選手を売るしかないということになります。ただこのポジションの補強が必要不可欠であることは事実なので、どうにかしてでも補強するでしょうね。ただ現有戦力を放出してでも補強するわけですから、これまで以上に失敗は許されないと言えるでしょう。問題はこういう状況で失敗した事例はいくらでも出てきそうだということですがε=( ̄。 ̄;)