新たなシーズンに向けてチーム内で動きがありました。それは Antonio López が今シーズンから主将に就任したことです。Antonio López は昨シーズンまで3年間副主将を務めていましたので昇格したと言えなくもないでしょう。

そして副主将には Forlán と Simão が任命されています。この二人のどちらかが2番目というわけではなく、等しい立場だそうです。

ところで今回の人事はやはり Maxi の放出を見越してのものなのかもしれません。主将の交代劇そのものは Maxi が辞退する形で行われたものですが、それを後押ししたのはクラブからの信頼度が薄れてきていることを感じたからなのかも。もちろん最終的に残留する可能性もあるとは思いますが、現時点ではチームの中心選手という立場ではなくなってしまったことだけは事実と認めるしかなさそうです。

とは言えこの一件で2年間チームを牽引した功績が消えることはないでしょう。それに彼がチームメイトと協力してうまくチームをまとめたからこそチームは2年続けて CL 圏内を確保できたのではないかと思っています。彼が今後どういう選択をするにせよ、これまでのチームへの貢献に対して感謝したいです。

さて新カピタンの Antonio López ですが、上述の通り最近は副主将を務めていたので心配はいらないでしょう。特に3シーズン前の Torres がカピタンだったときは、Antonio López の方がカピタンのような振る舞いをしばしば見せていましたし（Torres がカピタン向きではなかったというのもあると思いますが）。これまで通りやっていってくれれば十分だと思います。

そして Antonio López をサポートする立場に選ばれた二人ですが、この人事はクラブ側が放出の意思が全くないことを示していると思います。特に Forlán には移籍の噂が絶えないですが、新シーズンも Atlético でプレーしてくれるでしょう！