«Cleber Santana の去就は? 最新 Pernia の手術は無事終了»

[Pretemporada] 最初のテストはクリア

親善試合 : Benfica 1 - 2 Atlético de Madrid

Benfica: Quim (Moretto, m.46) (Moreira, m.77); Maxi Pereira (Urreta, m.85), Miguel Vítor, David Luiz (Roderick, m.52), Sepsi (Schaffer, m.46); Rubén Amorim (Yebda, m.52), Carlos Martins (Fabio Coentrão, m.64), Di María (Patric, m.77), Aimar (Ramires, m.59); Cardozo (Mantorras, m.77), Saviola (Nuno Gomes, m.64)

Atlético de Madrid: Asenjo; Heitinga (Valera, m.65), Pablo Ibáñez, Ujfalusi, Antonio López; Paulo Assunção, Raúl García (Cléber Santana, m.46), Simão (Leandro Cabrera, m.75), Reyes (Maxi, m.46); Forlán (Sinama Pongolle, m.53), Kun Agüero (Jurado, m.53)

得点:
0-1, m.10: 右サイドの Simão からのパスを受けた Raúl García がエリア外から右足で豪快に決める。
1-1, m.20: Di María のスルーパスから抜け出した Saviola が Asenjo の左側にパスを出し、それを受けた Cardozo がゴールへ流し込む。
1-2, m.45: エリア内で Agüero が倒されて得た P.K. を Forlán が決める。

備考: ベンチ入りした Juanito と Perea は出場せず。それ以外の不出場の選手たちは Madrid に滞留。


プレシーズン初戦の相手が相当な格下だったことを考えると、この試合が実質的な最初のテストマッチだったと思います。そして内容はともかくフエラで勝ったという結果を得られたこともあり、現地では合格点が与えられているようです。

私自身は後半力尽きてしまったので前半だけ見ましたが、昨シーズンとほとんど変わっていないな、というのが率直な感想です。スタメンでは Reyes 以外昨シーズンからのメンバーだったのですから当たり前かもしれませんが……。ただ右に Simão, 左に Reyes という布陣だったため、両サイドとも縦への仕掛けが昨シーズンの布陣よりは目立っていたと思いました。

この試合は主力にとって最初の試合と言うこともあり、この試合のスタメンの大部分は Abel が主力だと考えているメンバーだと思います。ただ Colmenar 戦から日が浅く、また次の Ajax 戦まで間隔があまりないということも踏まえると、この試合のスタメンがベストとまでは言えないでしょう。特に守備ラインはまだ固まっていないのではないかと見ています。

ところでこの試合で Reyes が Maxi を差し置いて先発メンバーに名を連ねたこともあり、Abel の優先順位で Reyes が Maxi を上回ったという記事もありました。ただ個人的には今回はそうではないのでは、と考えています。

Reyes がスタメンだった要因の一つは昨シーズン Benfica に在籍していたことが挙げられるでしょう。他にも Ajax 戦が近いので Maxi を後半限定で起用したかったというのもあるかもしれません。

ただ個人的に最も大きな理由は Reyes を主力組で試してみたかった、ということだと考えています。今夏 Maxi, Reyes はともに放出候補と見られていますが、現時点では Maxi の方が退団の可能性が高いと思います。そして Maxi が退団した場合、Reyes の残留の可能性は非常に高くなるのではないかと。さらに Maxi は昨シーズンの主力ゆえ、連携面での不安は特に無いので、連携がどうなのかが未知数の Reyes にチャンスを与えたのではないかと考えています。

とは言え Reyes の方が優先順位が上ということも完全には否定しません。ただ実質的な初戦で優先順位を語るのはまだ早いんじゃないかな、と考えています。

2009年07月22日 23:55更新

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