正直なところ全然期待していなかったのですが、どうやら Mallorca 戦を待たずして Abel が解任される可能性が確実となりました。やはり Chelsea に完膚なきまでに叩きのめされたのが大きかったようです。ありがとう Chelsea（笑）

後任候補としては Luis Aragonés, Quique Sánchez Flores, Bernd Schuster, Michael Laudrup, Fatih Terim の5名が挙がっていましたが、どうやら Laudrup が最有力で Luis が二番手のようです。ちなみに Quique は García Pitarch との関係が良好でないため拒否された模様です。

さて、現地報道によるとすでに Laudrup との交渉は大詰めらしいので、順当なら Laudrup が新監督となります。Laudrup はこれまで Brondby, Getafe, Spartak Moskva で監督経験があり、今年4月に Spartak を解任されて以降はフリーとなっていました。

Laudrup の Liga 実績は上記の通り Getafe で1シーズン（2007-08シーズン）のみですが、Copa 準優勝、UEFA 杯ベスト8という実績を残しています。ただ当時の Getafe は攻撃的なスタイルで成功していたと記憶しているので、守備の立て直しをする上で適任かどうかは分かりません。もしかすると相手よりも1点でも多く点を取るようなサッカーを目指すかもしれません（苦笑）

何はともあれ Abel 体制の終焉が確実となりました。フロントが一掃されない限り根本の解決にはならないと思いますが、わずかでも前進したことは確かなので、前向きに捉えたいと思います。