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Liga 第30節 : Deportivo de la Coruña vs Atlético de Madrid (Riazor) |
2007年01月23日(火)
_ [Atlético] どっちなんだよ
本日付の記事でasとMUNDO DEPORTIVO(以下MD)のどちらも左サイド(Akalé)の補強とEllerについて扱っていますが、両者の見解が異なっています(特にAkaléについて)。両者の記事の内容は:
[Akaléについて]
《 as 》
Kanga Akaléが冬の移籍期間でAtlético入りするとフランスでは報じられている。選手自身がスペイン行きを望んでおり、Auxerre側に移籍交渉ができるだけ早くまとまるようプレッシャーを掛けている。移籍金は当初の予想よりも低く200万ユーロ程度で落ち着くだろう。
《 MUNDO DEPORTIVO 》
過去の冬の移籍市場で獲得した選手が思ったほど活躍しなかったこともあり、Atlético首脳陣は冬の補強に消極的な姿勢を見せている。Petrovの穴を埋めるための左サイドの補強は以前から噂になっており、最近ではAkaléの名が頻繁に挙がっていたが、彼も含めて誰も補強しない可能性が高い。
[Ellerについて]
《 as 》
Trabzonspor側がAtléticoが提示した移籍金の支払い方法を受け入れるかどうかで移籍交渉は終了するが、最終的に入団させるかどうかの判断はAguirreに委任する
《 MUNDO DEPORTIVO 》
今日にも入団が決まり、明日入団発表会見が行われる予定。移籍金は170万ユーロ。AguirreはRacing戦で彼を先発させる可能性も十分あるだろう。
Ellerに関する見解で異なるのはMDの方が入団までの流れを明確にしており、Aguirreが望んだ契約だと強調していることでしょう。asの方にはどちらも書かれておらず、Aguirreに最終判断を仰ぐことだけしか書いてないですからね。ただどっちにしろ入団の可能性は高そうです。
問題はAkaléの方で、完全に内容が異なっています。記事の内容の視点がasはフランスメディア、MDはAtlético首脳陣なので、そのことを考えるとMDの記事の方が信憑性は高そうです。しかしながらAtléticoのフロントの考えなんてコロコロ変わるので、そう考えるとMDの記事もあまり当てにはできないかも。
と言うことで今週一杯はこのネタが続くのではないかと思っています。
_ [Atlético] 移籍金額次第?
《 MARCA 》
Akaléを獲得するかどうかは要求される移籍金が適切な額かどうかで決めるというのがMARCAの記事の見解です。当初は左サイドの補強に積極的だったのですが、Copaで敗退しLigaだけになってしまったので補強の必要性が低くなったとAtlético首脳陣は考えているとか。来月にはMiguelが復帰できることも考慮しているみたいですね。
3紙の記事を全て読んだ結果、個人的にはMARCAの記事の内容が最も適切だと勝手に判断しています。
_ [Atlético] Sosa Espinel監督解任、Merino氏が新監督に
内容はともかくとして現在Atléticoのトップチームは5位で首位との勝ち点差は3という好位置につけていますが、Bチームは開幕当初から調子が上がらず降格圏内からはい上がることができずにいます(現在17位)。そして一昨日のTalavera戦で敗れたことで遂にJosé Antonio Sosa Espinel監督の解任が決まりました。後任には昨シーズン途中から終了までValladolidを率いていたAlfredo Merino氏になります。またPepe MurciaのアシスタントコーチとしてBチームだけでなくトップチームでもその座を務めていたRoberto Simón Marina氏がアシスタントコーチに復帰することも併せて決まりました。
03-04シーズンに昇格プレーオフでは敗退したものの2部Bのグループ優勝を果たしたチームが3年後にはこのような位置まで落ちてしまうとは……。あのシーズンのチームにはGabi, Arzimendi, Manu del Moralなどがおり、戦力が充実していたことは事実ですが。ただ戦力的に今シーズンと大差無い昨シーズンも上位には顔を出していなかったとは言え、ここまでひどくは無かったですからねぇ。とにかく今シーズンは新監督の下で残留を目指して最後まで頑張ってもらいたいです。