[移籍市場] Delantero
現状整理も今回でようやく最後になります。最後はもちろんデランテロ。とりあえず昨シーズンの戦力から列挙すると、
Forlán, Agüero, Sinama Pongolle
の3選手となります。他にも Maxi や Luis García もこなせますが、基本的にはこの3名だったと言えるでしょう。
このポジションに関しては今シーズンも全員戦力として考えられているので、基本的にはこのままだと言えます。しかしながら Liga 屈指の2トップは数多くのクラブから狙われていることもあり、移籍市場が閉まるまで安心はできないかもしれません。Atlético 側はオファーに応じるつもりはないことを明らかにしていますが、違約金を満額払うクラブが現れたらどうしようもないですからね。
まず Forlán ですが、違約金は3600万ユーロに設定されています。この金額をさらに引き上げる交渉を Atlético 側は行うことを考えているようですが、現時点では交渉は実施されていないようです。
それはさておき今年の5月にで30歳を迎えた選手に3600万ユーロも支払うクラブが現れるのかどうかが最大の焦点でしょう。今の Forlán は世界でも屈指の点取り屋だと思いますが、それでも3600万ユーロは冷静に考えたら高いでしょう。隣のせいで今年の市場は金銭感覚が麻痺している感もありますが、そろそろ落ち着いてくると思うので大丈夫ではないかと考えています。Barça が Villa を獲得できなかった場合に矛先を変えるかもしれないようですが、隣の比べれば冷静だと思うので3600万ユーロを提示することはないでしょう。
そして Agüero ですが、こちらは違約金が6000万ユーロとさらに高額。現時点では Chelsea が提示した5200万ユーロが最高額ですが、足りていないので Atlético 側は交渉の席にも着いていません。現在は Manchester United が熱心なようですが、まだ金額の提示はないみたいですね。ただここは Cristiano Ronaldo 資金があるので油断はできないでしょう。とは言え Agüero はこれまで一貫して Atlético 残留を明言しているので、彼の言葉を信じたいと思います。6000万ユーロを提示しても Kun が残留を望めば移籍は成立しないわけですからね。
と言うことで2トップが残留すれば目立った補強は無さそうです。Güiza や Trezeguet などの名も挙がっていますが、現実的に考えればサイドの候補として挙げた Manu が来るかどうかかもしれません。まずは現有戦力の維持に全力を挙げることが大事だと考えているのだと思います。
と言うことで5回に渡って適当に現状を整理してみました。ちっとも整理できていないようにも見えますが、気にしないことにします。