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[Pretemporada] 敗戦の中の課題と収穫

親善試合 : Arsenal 2 - 1 Atlético de Madrid

Arsenal: Mannone; Sagna, Gallas, Djourou, Traore (Fran Mérida, m.46); Denilson, Ramsey (Cesc, m.66), Rosicky (Wilshere, 46), Eboue (Clichy, m.46); Van Persie (Eduardo, m.66), Bendtner (Arshavin, m.66)

Atlético de Madrid: Asenjo; Heitinga, Juanito, Ujfalusi, Álvaro Domínguez (Cabrera, m.55); Paulo Assunção, Raúl García (Cléber Santana, m.68), Sinama Pongolle (Maxi, m.40), Reyes (Jurado, m.68); Forlán (Borja, m.73), Kun Agüero (Pacheco, m.53)

得点:
1-0, m.85: 右サイドからのクロスをファーサイドの Arshavin が左足であわせる。
1-1, m.87: Jurado のスルーパスに反応した Pacheco がキーパーとの一対一の場面で落ち着いて決める。
2-1, m.89: Juanito のヘディングによるキーパーへのバックパスをカットした Arshavin が Asenjo を交わし、角度の無いところから決める。


内容を考えれば敗戦という結果は妥当、ただ得点経過はおかしいですが。せっかく追いついたんだからせめてそのまま引き分けろよ(苦笑)

とりあえず私が感じた課題と収穫を書いてみます。まず課題ですが、これに関しては昨シーズンから引き続きといったところでしょうか。守備は相変わらず不安定で、新加入の Juanito も見事に不安定さに貢献しています(苦笑) Betis 時代も決して安定していると感じたことは無かったので、特に驚きはありませんが( ̄▽ ̄;

攻撃面に関してはここ数シーズン言われ続けてきていますが、組み立てがままならない。しかもこの試合は左サイドのスタメン二人が出ていなかったので酷さが増していました。こういう言い方は酷かもしれませんが、Raúl García は空気でした(-_-)ゞ゛

とは言え収穫もあったと思います。後半に入ってカンテラ2トップが投入されましたが、二人とも良かったですね。ゴールという結果を残した Pacheco はもちろんですが、Borja も Maxi の決定的な場面も演出したり惜しいロングシュートを撃つなど、存在感があったと思います。今シーズンは前線の選手層が薄そうなので、この調子ならシーズン中もチャンスがもらえるかもしれませんね。

次に Jurado ですが、同点ゴールにつながるスルーパスはさすがでしたね。でもそれだけでなく彼が入ったことで攻撃がまともにできるようになったのではないかと思います。現在はサイドの要員として扱われていますが、個人的には真ん中でも試してもらいたいです。

そして最近契約更新の可能性も噂されている Cléber Santana. 以前 Atlético でプレーしていたときはあまり攻撃に絡めず、正直なところ可能性を感じなかったのですが、この試合ではかなり良くなっているように思いました。Mallorca ではシーズン後半調子を上げてきていたみたいなので、それをそのまま維持できているのかもしれません。と言うよりもようやく Liga に慣れたのかも。

終盤は Arsenal もやや緩くなってスペースが多くなり、結果的に攻撃的な選手がプレーしやすかったことは否定できません。ただ可能性を感じるプレーを見せてくれたことも事実なので、現在の主力を脅かすような存在になってくれることを期待しています。

問題は守備に関する収穫がほとんどなかったことでしょうかね。最後の砦である Asenjo だけは期待通りのパフォーマンスを見せてくれていますが、彼にとっては受難の日々が続くかもしれませんね(苦笑)

最後に前半で負傷し途中交代を余儀なくされた Sinama ですが、軽度の捻挫で済んだとのことです。CL プレーオフに響くような怪我ではなかったことが不幸中の幸いと言ったところでしょうか。

2009年08月02日 18:56更新

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