親善試合 : Atlético de Madrid 1 - 1 Paris Saint Germain

Atlético de Madrid: Roberto; Valera, Pablo, Perea, Antonio López; Koke, Cléber Santana (Raúl García, m.65), Maxi (Pacheco, m.71), Jurado (Reyes, m.87), Simão; Kun Agüero (Borja, m.54)

Paris Saint Germain: Edel; Ceara, Traore, Baning(m.39), Armand; Clement, Ngoyi, Giuly (Boli, m.75), Sessegnon; Luyindula, Kezman (Maurice, m.80)

得点:
1-0, m.40: Maxi のパスに反応した Agüero がエリア内で倒されて得た P.K. を Agüero 自らが決める。
1-1, m.70: 左サイドを突破した Sessegnon の折り返しを Giuly がゴールへ流し込む。

Arsenal 戦はそれなりに収穫があったと思いますが、この試合は正直なところ不安要素の方が多かったような……。攻撃に関しては Simão を中心に Jurado や Maxi が絡んでいたため Kun はそれなりに動きやすそうでしたが、前線にボールが入ること自体が少なかったように感じました。この試合では PSG の方が攻撃回数が多かったのではないかと思います。途中から相手は一人少なかったんだけどねぇ……。とは言え攻撃に関してはコンディションが上がってくれば改善される面もあるのではないかと期待しています。

と言うことで問題はやはり守備でしょうね。この試合は Arsenal 戦から完全に入れ替わりましたが、不安定さは相変わらず（苦笑）　ラインを上げてオフサイドトラップを積極的に仕掛けようという意図は分かるのですが、如何せん誰が出てもラインが乱れる。昨シーズン途中からこのやり方を用いているのにちっとも進歩が見られないことを考えると、そろそろ諦めた方が良いのかもしれませんね。中盤のパサーも補強できていないのですから、開き直ってラインを下げてカウンターに徹した方が結果はついてくるかもしれません。見ている方からすると全然面白く無さそうですが（￣▽￣;

と言うことで正直なところ先々不安になるような内容でした。光明はこの日も良いプレーを見せていたカンテラーノ2トップくらいでしょうか。逆にフル出場した Koke はまだトップチームでは早いかな、という印象が。ただ狙いどころは悪くないので、パス精度が上がってくれば将来が楽しみです。カンテラーノが居なかったらこの試合は収穫がほとんど無かったと言っても良いのではないかと思ってしまいました。どうせなら Keko も出してほしかったなぁ……。