Liga Española 1a División 4a Jornada : Atlético de Madrid 2 - 2 Almería

Atlético de Madrid: Roberto; Perea, Pablo, Juanito, Antonio López; Paulo Assunção, Cléber Santana, Maxi (Simão, m.68), Jurado; Sinama Pongolle (Agüero, m.75), Forlán (Koke, m.81)

Almería: Diego Alves; Míchel, Chico, Acasiete (Nieto, m.84), Guilherme; Soriano (Pellerano, m.64), Bernardello, Juanma Ortiz (Corona, m.61), Piatti, Crusat; Kalu Uche

得点:
0-1, m.26: カウンターから左サイドを抜け出した Crusat が中央へパスを流し、走り込んできた Piatti が空っぽのゴールへ流し込む。
1-1, m.28: 右サイドの Maxi のシュートがディフェンスに当たり、そのこぼれ球を Cléber Santana が右足で決める。
2-1, m.55: 左サイドでの Chico のクリアが Jurado に当たって中央へこぼれ、それを拾った Forlán が Diego Alves との一対一を制する。
2-2, m.90: 右サイドを抜け出した Míchel のクロスに Piatti があわせる。

備考: 18分の P.K. を Forlán が失敗。

はっきり言ってしまうと Abel が監督を続けている限り勝てる試合でも落としてしまう、そう思わずにはいられない試合でした。スタメンから万全ではない Kun と Simão を外したのは納得ですが、結局二人とも起用しているのですから中途半端としか言いようが無いです。しかも二人とも投入されたのはリードした後ですからね。無理して出場させてまで点が必要な状況でもなかったわけですから。

特に意味不明なのが Kun の投入。その後の交代が無ければ攻撃重視の交代という説明ができますが、6分後に Forlán に代えて Koke を投入して中盤を厚くしているわけですからね。守備を固めるのであれば Kun はあまり必要ではありませんし、Kun と交代した Sinama の方が適任だったのではないかと。

そもそも週末に Valencia 戦、さらに翌週には CL の Porto 戦が控えているわけですから、先を見据えた選手起用も必要だったはず。スタメンだけ見たらそれが表れていたと思います。ただ中途半端な采配で完全休養をさせず、おまけに勝ちも逃す。流れが悪いと言ってしまえばそれまでかもしれませんが、この結末の種を撒いたのは Abel と言ってしまっても過言ではないのでは？

これまで再三再四フロント総辞任を希望するコメントを書いてきましたが、それとは関係なく Abel にも辞めてもらいたい。仮にフロントが変わっても一向に進歩しない選手起用は変わらないでしょうからね。選手のモチベーションを上げるのもうまくなさそう（というよりもヘタクソ？）ですし、Atlético の監督としての器は持ち合わせていないのではないかと。

今後も日程が詰まっているので監督を交代するのはリスクが相当伴うかもしれませんが、このまま Abel で行っても明るい未来は見えません。フロント総入れ替えは必要ですが、その前に指揮官の交代は必要不可欠でしょうね。個人的には選手のやり繰りがうまそうな前 Roma 監督の Spalletti を迎えるのはどうかな、と勝手に思っていますが（￣▽￣;