Cerezo：「今監督を代えるのはほぼ不可能だ」
Abel：「私は落ち着いているし、崖っぷちだとは思っていない」

以上がフロントと監督が現状について考えていることですが、何を言っているんだか。

まず Abel ですが、同点ゴールを決められた瞬間、絶望的な表情をしておいて崖っぷちだと考えていないはないだろ。どう考えても悲壮感しか漂っていなかったし。むしろ現状を考えると崖っぷちだと思っていないこと自体がおかしいので、コメントが本当だとしても強がりだとしてもダメであることには変わりないですな。

正直なところ Abel にはもう何も期待していないので、居なくなるまで勝てなくてもいいです。と言うより居なくなるまで勝てる気がしません。せっかく出場しましたが、今シーズンの CL は諦めた方が良さそうですね。グループステージ3位になって EL 初代王者でも目指した方が良いかも（苦笑）

とりあえず Abel についてはこれくらいにして諸悪の根源について。まず今のフロントですが、こいつらは前会長の Jesús Gil y Gil の負の遺産と言うしかないでしょう。成績そのものは良くなりましたが、これは単純に選手の質が上がったからでしょう。逆に戦力ほどの成績は残せていないのではないかと。これはチームとしてのビジョンが無いからでしょうね。場当たりな補強をして失敗を重ねた過去はその象徴ではないかと。

ビジョンの無さは隣も同じですが、財力に差があるのだから明確とは言わないまでもそれなりのビジョンが無いとこっちは生き残れません。Sevilla や Villarreal はフロントが優秀でうらやましいです。Villarreal も序盤は結果が残せていませんが、こちらはフロントが優秀な分、何となく望みがありそうな気がしてなりません。Madrid 戦を見る限り相当ヤバそうだとは思いましたが（￣▽￣;

と言うことでこんな能無しフロントが監督人事を決めること自体間違っているわけです。ただ問題は能無しゆえ、自分達が能無しであることを全く自覚していないし、自分達がクラブの癌であるという認識が全く無いこと。Barça や Madrid のように会長選があれば良いのですが、それも無いですからね……。このアホどもを追い出す手段が基本的には無いのが最大の問題ですね。本当にさっさと消えてほしいです。