Champions League Group D 2nd Matchday : F.C. Porto 2 - 0 Atlético de Madrid

F.C. Porto: Helton; Fucile, Rolando, Bruno Alves, Álvaro Pereira; Tomás (Guarín, m.67) Costa, Belluschi, Raul Meireles; Mariano González (Valeri, m.91), Hulk, Falcao (Farías, m.88)

Atlético de Madrid: Roberto (De Gea, m.25); Ujfalusi, Pablo Ibáñez, Juanito, Perea; Paulo Assunção, Clbéer Santana, Simão (Maxi, m.70), Jurado (Reyes, m.79); Forlán, Agüero

得点:
1-0, m.75: エリア内右からの Hulk のシュートを De Gea が防ぐが、そのこぼれ球が再度 Hulk に渡り、中央への折り返したを Falcao がヒールで合わせる。
2-0, m.82: 左サイドからのコーナーキックに合わせた Bruno Alves のヘディングシュートはポストに弾かれるものの、こぼれ球を Roland が押し込む。

とりあえず試合そのものには触れないことにします。結局いつもと変わらないので。

と言うことで今回話題にするのは Roberto の負傷によりトップチームデビューを果たすことになった David de Gea のことです。Atlético カンテラの歴代キーパーの中でも屈指の素材と言われていますが、この試合でその片鱗は見せてくれたのではないかと思います。

出番は前半25分からで、おそらく準備はあまりできないまま出場することになってしまったのではないかと思います。ただプレーそのものは堂々としたもので、急遽 CL に出場したとは思えないものだったのではないかと。2失点はいずれも彼の責任ではないですし、特に先制点の場面でも一度は決定機を防いでいるわけですからね。Roberto は1ヶ月間の離脱ということになってしまいましたが、De Gea が代わりに頑張ってくれるでしょう。

ところでこの De Gea のプレーを見て改めて思ったのはキーパーの補強が本当に必要だったのだろうか、ということです。確かに Asenjo は20歳にしてスペインを代表する素晴らしいキーパーだと思いますが、彼に匹敵する存在になれる選手がカンテラに居たわけです。De Gea にトップチームでの実績が無かったことは確かですが、将来性を見越して抜擢するという発想が出てきても良かったはず。

そして De Gea を抜擢していれば他のポジションの補強はできたのではないでしょうか。Asenjo の獲得に費やした額は550万ユーロ＋ Diego Costa でしたが、それを他に回していれば、と思わずにはいられません。Asenjo がこの額というのは格安だと思いますが、補強の優先度ということを考えるとここでもフロントの無能振りが遺憾なく発揮されているのではないかと思います。

ところでおまけのように書きますが、Zaragoza に負けたら Abel 解任と噂されています。個人的には負けなくても、と言うよりもどういう結果であれ解任でよいと思っています。仮に勝ったとしても先は真っ暗闇ですからね。むしろあの体たらくを考えたら自分から辞めてもらいたいです。

とは言え辞める必要があるのは Abel だけではないことも言うまでもないでしょう。Abel を引き抜いてきた責任者はもちろんですが、やはり無能フロント陣は総辞職しなければ Atlético 再生の道は無いと思っていますから。