トップメニュー今後の日程
Liga 第30節 : Deportivo de la Coruña vs Atlético de Madrid (Riazor) |
2007年08月02日(木)
_ [Atlético] Ajax戦の展望
《 as 》
今年の夏は親善試合よりも先に公式戦があったので、本日のAjax戦が初めての親善試合ということになります。この試合ではまだ出場していない新加入選手3名がデビューすることが予定されています。
Abbiatiはこの試合での先発が予定されており、何事も無ければフル出場するでしょう。残りの二人はLuis GarcíaとSimãoで、二人とも後半から出場するようです。一方Reyesですが、まだ調整が足りていないとAguirre監督に判断されたため、本日の試合は欠場します。Atléticoデビューは土曜日のLazio戦が濃厚です。
と言うことで本日のAjax戦では次のような先発が予想されています。まずキーパーは前述の通りAbbaitiが務めます。中盤はRaúl GarcíaとCostinhaが担い、MaxiとJuradoがサイドに入ります。そして2トップはBraulioとMistaです。ディフェンスラインに関しては記述が無いので不明ですが、右のラテラルはSeitaridisではなくカンテラのJulián Varaが起用される可能性もあるようです。
2トップの二人にとってはAgüeroとForlánが不在の状況を生かしてアピールするチャンスだと思うので頑張ってもらいたいです。Juradoも同じポジションの選手がかなり多くなってしまったので、しばらくの間は正念場が続くかもしれませんね。
_ [Atlético] Pereaがスペイン国籍を取得
Luis Amaranto Pereaのスペイン国籍取得手続きが完了しました。取得間近とは報じられていましたが、無事開幕までに間に合って良かったです。
Pereaがスペイン国籍を取得したことで、彼が占めていたEU圏外枠はCléber Santanaに引き継がれることになります。チームにとってはこの事実が大きいでしょうね。
_ [Atlético] LG Amsterdam Tournament : Ajax Amsterdam 2 - 0 Atlético de Madrid
Ajax Amsterdam: Stekelenburg; Ogararu, Stam (Maduro, m.46), Vermaelen, Colin; Gabri(m.90), Heitinga; Kennedy (Rommedahl, m.46), Sneijder, Emanuelson; Huntelaar (Donald, m.74)
Atlético de Madrid: Abbiati; Seitaridis, Pablo, Eller, Antonio López; Costinha (Maniche, m.58), Raúl García, Maxi, Jurado (Simão, m.46); Brauliio, Mista (Luis García, m.58)
Goles: 1-0, m.46: Gabri. 2-0, m.59: Sneijder.
失点したのはいずれも後半ですが、内容が良かったのも後半。正確に言うと前半がひどすぎただけなのですが。左サイドはKennedyにいいようにやられていましたし、後ろからの飛び出しも再三許していました。なぜか失点だけはしませんでしたが、Ajaxの詰めが甘かっただけでしょう。攻撃に関してはIntertotoでは調子が良かったJuradoがRaúl Garcíaとともに完全に消えており、ボールを捌く選手が実質的には居なかったも同然でした。MaxiやBraulioが前線で奮闘していたのが目に付いたくらいですかね。Mistaは周囲からまともにボールが来なかったのでどうしようもなかったかもしれません。
後半開始直後の失点は前半の流れを引きずったままの状態で喫したものだと思います。正直ボーっと見てたので正確なことは分かりませんが( ̄〜 ̄;A 2失点目は2人同時に代えた直後に決められたもの。ただこの失点に関しては交代直後とかは関係なく、決めたSneijderを誉めるべきでしょう。
と言うことでスコアだけみると負けている後半ですが、内容そのものは悪くなかったと思います。特に効いていたのが後半開始から投入されたSimãoで、左サイドからの攻撃で良いリズムを作っていました。周囲との連携がまだまだなので結果は出ませんでしたが、試合を重ねていくうちに解消されることを期待しています。
Braulioは前半よりもさらに動きが良くなり、裏を取ろうとする動きが目立ちました。1失点目直後に訪れた決定機を決められなかったのは残念ですが、終始意気込みは感じられる動きを見せてくれました。私自身はBraulioのプレーをじっくり見たのは初めてだったりするのですが、予想通りセカンドトップタイプの選手のようです。レギュラーになるにはAgüeroの牙城を崩さなければなりませんが、それ以外にもLuis GarcíaやMaxiも居るので大変かもしれませんね。プレシーズンでできるだけアピールして開幕を迎えてもらいたいです。
後半途中からMistaに代えてLuis Garcíaが投入され、二列目の構成がLuis García, Maxi, Simãoとなりました。Simãoは左サイドから離れることはほとんどありませんでしたが、残り二人はポジションチェンジを何度かしており、オプションとして使うのは面白いかもしれませんね。Maxiが中に居る時間帯の方が長かったとは思いますが。Luis García自体は長期離脱明けということもあり、プレー勘が鈍っているように感じました。空っぽのゴールマウスに決めれば1点という状況で利き足の左で思いっ切り外したときは、昨シーズンまでの9番を少し思い出しました(爆) それ以外にも2対1と攻撃側が有利な状況でミスパスしてチャンスを潰す場面もあり、まだまだ完全復活までは時間が掛かりそうな感じがしました。ただ随所にらしいプレーは見せていたので、あと何試合かプレーすれば本来のLuis Garcíaが戻ってくるのではないかと期待しています。
結果的にはゴールは奪えませんでしたが、後半の内容はIntertotoのときよりは良さそうでした。ただ良いクロスが入っても空中戦に強い選手が皆無だったので、単純にクロスを入れてもダメでしょうね。これは現在バカンス中の2トップが戻ってきても同じことだと思うので、この辺りが今後の課題かもしれません。とりあえず結果に関してはバカンス中の選手が全員戻ってきてから気にすることにしても遅くはないでしょう。もちろんこう考えていないとやってられないというのもありますが(苦笑)
ところでGabri、最後の肘討ちはいくらなんでも綺麗に入りすぎじゃないか ?(笑)