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Liga 第30節 : Deportivo de la Coruña vs Atlético de Madrid (Riazor) |
2007年08月21日(火)
_ [Atlético] 発想が飛躍しすぎな気がする
《 as 》
Benficaの会長Luis Filipe VieiraとAtléticoの会長Enrique Cerezo、及び代表取締役であるMiguel Ángel Gil Marínの3者が、昨日会談しました。Simãoの移籍に伴う譲渡選手の件について話し合いが最初のテーマでしたが、もう一つ挙がった議題がありました。それはBenficaがLuccin獲得をオファーしたことです。
今回の会談でBenfica側はMiguel de las Cuevasの譲渡を要求することを主な目的としていました(あとこの記事には名前が出ていませんでしたが多分Zé Castroの件もあるかも)。しかしながら新監督にJosé Antonio Camachoを迎えることが決まったことでLuccinの話も出てきたらしいです。Camachoは中盤の守備を安定させる選手の獲得を望んでおり、Luccinが適任だと考えているようです。
Javier Aguirreの構想に入っていることもあり、Atlético側はLuccinを放出することは現時点では全く考えていません。しかしながらasによると今シーズンで切れる契約の延長交渉が停滞していることもあり、条件次第では話に乗ってしまうのでは、とあります。ちなみに1000万ユーロを提示させればAtléticoが放出する可能性は十分あるだろうとこの記事には書かれています。
普通に考えたら放出は無いでしょう。ただAtléticoのフロントはしばしば意味不明な行動を起こすことも事実です。それにLuccinは重要な場面で退場することが目立つこともあり、現地での評価は思ったほど高くないようです。それらを考えると絶対に放出しないとは言い切れないんですよね(-_-)ゞ゛
それはさておき題名にある飛躍しすぎなのは何かということですが、それはLuccinが退団したらRiquelmeが来る可能性が高くなるだろう、と書かれていることです。1000万ユーロの収入をそのまま流用すれば獲得できるからだそうですが、正直無茶が多いです。
RiquelmeとLuccinでは選手としてのタイプが全然違うということもありますが、この記事が飛躍しすぎである最大の理由はRiquelmeを獲得するにはEU外国籍枠を一つ空けなければならないことです。現時点でこの枠を占めているのはAgüero, Cléber, Ellerの3人ですが、最初の二人の放出は有り得ないので空けるためにはEllerを放出しなければなりませんが、放出先を探さなければなりません。そしてさらに新たなセントラルの補強が必要となります。つまりRiquelmeを獲得するためには色々と準備が必要になります。しかし移籍市場はもうすぐ閉まる段階でこれだけのことをするのはなかなか大変ですからね。
と言うことで万が一Luccinが出て行くことになったとしても、Riquelmeが来る可能性はかなり低いでしょう。それはともかくLuccinを出すことだけは勘弁してもらいたいです。
_ [Atlético] Mario Suárezの未来は?
《 MACA 》
レンタルされる可能性が高いとされているMario Suárezですが、その行き先は未だに決まっていません。現時点でオファーをしてきているのはElche, Mallorca, Celtaの3チームですが、すでにElcheのオファーは本人が断っているようです。Mallorcaは1部ということもあり移籍先としては良さそうな感じですが、現時点でリードしているのはCeltaらしいです。
しかしながらCostinhaが退団したことで状況が変化したようです。つまりMario Suárezに残留の可能性も出てきたということです。ただMario Suárezは守備的な選手ではないので直接関係があるのかどうか……。彼の去就を最終的に判断するのはJavier Aguirreですが、移籍市場がもうすぐ閉まるので早めに決断する必要があります。
彼のプレーをAtléticoで見たいとは思うのですが、出場機会が多く得られることを重視するのであれば予定通りレンタルさせるべきかもしれませんね。Celtaは周りのレベルが2部の中では高い方だと思うので、経験を積むためには悪くない行き先だと思います。彼の意思を尊重した結果になることを望んでいます。