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Liga 第30節 : Deportivo de la Coruña vs Atlético de Madrid (Riazor) |
2007年11月01日(木)
_ [Atlético] Sevilla戦後のコメント
Javier Aguirre監督
「私たちは現時点でChampions圏内に入っている。これからがこのポジションをキープしていけるかどうかが重要だ。Ligaはまだ先が長いが、今のチームには手ごたえを感じているよ。今日の試合は流れが右往左往し、どちらのチームにとっても厳しい試合だった。こちらは守備で二度のミスを犯してしまったが、プレーの一部に過ぎない。今日の相手は素晴らしいチームであり、ピッチ上でそれを示していたと思う。Forlánの怪我の具合は心配だ。ForlánとKunのコンビは機能していたからね。とは言え今のAtléticoには代わりができる選手は控えているから何とかなるはずだ。」
Manolo Jiménez監督
「勝敗を分けたのは決定力だ。Atléticoはチャンスを確実にものにしていった。だからこの試合の勝者が試合そのものを支配していたわけではない。正直に言わせてもらうとこの試合は素晴らしい試合で、当事者以外は楽しめたんじゃないかな。私自身はManzanaresで勝ち点を挙げる機会を逸してしまい残念に思っているよ。繰り返しになるが、彼らの決定力は賞賛に値するものだった。彼らは最初の三回の得点機を全てゴールに結び付けてしまったからね。こちらは相手よりも攻めあがる機会は多かったのに、大半は決められなかったことが響いたよ。」
Maxi
「今日のゴールは昨シーズンのOsasuna戦で挙げたゴールみたいだったね。このゴールはチームが同点にされても落ち込まずに勝ち越しを狙ったから生まれたものだと思うよ。最近の勝利でチームはさらに活気付いてきた。今日のような厳しい試合をものにすることができれば最終的に上位で終えることができるんじゃないかな。ただ今日は本来ならリードした状況で試合を落ち着いてコントロールしなければならなかったのに、それができなかった。これが今後の課題だろう。とは言え勝ち点3を挙げられたことが一番大事なことだ。そして今後もCalderónでは不敗を続けていきたい。」
Jurado
「以前からゴールは決めたいと思っていたんだよ。そして今日は僕にとっての最初のチャンスで決めることができた。今後は出場時間を増やせるようさらに頑張っていきたい。ただ起用する選手を最終的に決めるのは監督だけどね。次のVillarreal戦もSevilla戦と同じくらい厳しいものになるだろう。3連勝中に得た自信を良い方向に持っていくことができたらと思っているよ。」
_ [Atlético] Forlánは2〜3週間の離脱
Sevilla戦の前半途中で怪我のために退いたDiego Forlánですが、左坐骨神経痛(grade 2)であることが判明しました。復帰までは2〜3週間は掛かる見込みで、次節のVillarreal戦はもちろんですが、その次のAlmería戦、さらにはワールドカップ南米予選の2試合も欠場が確実です。おそらく代表ウィークによる中断が明けた、第13節のValladolid戦を目標にリハビリをすることになるのではないかと思います。
Forlánは最近になって調子を上げてきていたので、今回の離脱は本当に残念です。ただウルグアイ代表には申し訳ないのですが、Atléticoファンとしては南米予選に出られないことで、これまでに蓄積した疲労を少しでも回復できるのではないかとプラスにとらえています。
ところで次のVillarreal戦は古巣との一戦だったので、Forlánは是が非でも出場したかったでしょうね。代表ウィークに突入するまでの2試合はForlánの穴をチーム全体で埋めてくれることを期待しています。
_ [Liga Española] 1a División 10a Jornada
2007年11月02日(金)
_ [Atlético] Villarreal戦は0トップ?
ForlánのVillarreal戦欠場は確実ですが、Agüeroも筋肉にハリがあるため出場が微妙となっています。そしてMistaは以前から悩まされている恥骨炎が解消されていないため、Agüero以上に出場の可能性が低いです。
と言うことでAgüeroが出られない場合は前線の4人がReyes, Simão, Luis García, Maxiということになりそうです。ポジション的には最初の二人がサイドで残り二人がデランテロということになりそうですが、ポジションチェンジが頻繁に行われそうな布陣ですね。ただ個人的には攻撃にアクセントをつける意味でもJuradoを起用しても面白いのではないかと思っています。途中からリズムを変えるために出すのもありでしょうけど。
Agüeroが出場できるかどうかは今日と明日の練習で見極められることになるみたいですが、無理だけはしないでもらいたいです。ただ相手が現在の順位が一つ上のVillarrealなので、やっぱり出場できる状態にまで回復してくれることを期待してしまいますが。
2007年11月03日(土)
_ [Atlético] Villarreal戦の召集メンバー
本日午前中に行われた非公開練習後、Javier Aguirre監督がVillarreal戦の召集メンバーを発表しました。Sevilla戦で負傷し、出場が危ぶまれていたSergio Agüeroは最終的にメンバー入りを果たしています。ただ発表されたメンバーは19名なので、もしかすると最終判断を下すのは明日なのかもしれません。また火曜日に負傷したことでSevilla戦を欠場したPabloも復帰を果たしました。
一方Sevilla戦で負傷したForlánが外れた他、Motta, Mistaも依然としてリハビリ中でメンバーから外れています。
召集メンバーは以下の通り:
Seitaridis, Antonio López, Pernía, Cléber Santana, Raúl García, Luis García, Agüero, Maxi, Eller, Abbiati, Zé Castro, Jurado, Reyes, Maniche, Perea, Pablo, Valera, Simão, Leo Franco
_ [Atlético] Villarreal戦予想スタメン
《 EL MUNDO 》
予想スタメンはAgüeroが出場可能であることを仮定したものとなっています。この場合はAgüeroがトップでその後ろにMaxiという形になりそうです。そして両サイドはLuis GarcíaとReyesが予想されていますが、Simãoの先発出場も否定はできないでしょう。
守備ラインはPabloが復帰し、Zé Castroが外れています。個人的には再三言ってきているようにZé Castroが居た方が攻撃の組み立てがしやすいと思うのですが、Sevilla戦では本職の守備のパフォーマンスがひどかったですからねぇ。今回は外されても仕方ないかな、とも思っています。尤もPabloもAgüero同様、出場できるかどうかは明日にならないと分からないようですので、Pabloが欠場する場合はSevilla戦と同じ4バックになるのではないかと思われます。
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_ [Liga Española] 1a División 11a Jornada
2007年11月04日(日)
_ [Atlético] Liga Española 1a División 11a Jornada : Atlético de Madrid 3 - 4 Villarreal
[ 試合の詳細 ]
ある意味昨シーズンまでだと考えられないような負け方かもしれませんね。それにしても守備が酷すぎ……。特にここ最近はPereaの劣化が目立つような気がします。Nihatに食らった同点ゴールは明らかに防げたものですし。良いときのPereaだったら例えボールを空振りしてもPKにならないようにNihatを吹き飛ばしていたと思いますから。Sevilla戦のパフォーマンスが影響してZé Castroが外されてしまいましたが、今日のPereaだったらZé Castroの方が攻撃に貢献できる分良かったのではないかと考えてしまいます。Pereaがこういう状態ならしばらくはPabloとZé Castroで最終ラインを構成してもらいたいです。
とは言え守備の問題がPereaだけのものだったとはもちろん思っていません。そもそも中盤の二人がどちらも攻撃的なのは今に始まったことではないですし、むしろここまでがうまく行きすぎだったのかもしれません。昨シーズンまではLuccinが最終ラインの負担を軽くしていましたが、Raúl GarcíaやManicheにLuccinのような働きを求めるのは酷でしょうからね。そういう意味では毎回打ち合いをしなければならないのかも……。でも今のメンバーなら、これまでとは違う守り方を模索すれば良いとは思いますけどね。
ただ今日の敗因は2点のリードをハーフタイム前に失ってしまったことでしょう。先制点を挙げてからはVillarrealにうまくボールを持たせて、効果的な攻撃を仕掛けることができていましたが、2点目を取ってからはそれができなくなってしまったように見えました。最終ラインが高いのでRossiに奪われたようなゴールはまだ仕方ないものだと思えますが、その前後で試合の主導権を握られていたことが問題だったのではないかと。チーム全体の集中力の問題なのかもしれませんね。
ここ最近の3失点以上の試合(Lokomotiv戦、Sevilla戦、Villarreal戦)における守備の問題点は基本的に同じような感じがするんですよね。セットプレーでの守備もシーズン序盤は集中していたのに、最近は簡単に取られているように感じますし。ということを考えると現在抱えている守備の問題が改善されない原因はこれといった対策を講じることができていないAguirreに責任があるのではないかと思います。確かに守備をきちんとするようなメンバーが揃っていないかもしれませんが、今日は3-2になった時点で何らかの手を打っても良かったのでは。昨シーズンのような守備固め要因が居ないと何もできないのでは、先が思いやられますね。
と言うことで重要な試合でコロッと負けてしまうのは今シーズンも変わっていませんでした。今日の試合で巧妙を見出すとしたら、攻撃陣が相変わらず好調だということくらいでしょう。こういうことを続けていては、いつまで経っても目標は達成できませんな ┐( ̄ヘ ̄)┌
_ [Liga Española] 1a División 11a Jornada
2007年11月06日(火)
_ [Atlético] セントラルの補強
ここ4試合で3失点以上の試合が3試合と、守備に関しては迷走を続けていることもあり、補強の話が出てきました。Atlético首脳陣は冬の移籍市場で守備の選手を狙うことは考えていませんでしたが、最近の惨状を見て考えを変えてしまったのかもしれません。asの記事なので信憑性はどうなのか分かりませんが、名前が挙がっているのはFenerbahçeのDiego LuganoとSao PauloのAlex Silvaです。
Luganoは現在27歳でウルグアイ代表ではForlánのチームメイトです(Forlánは今月の代表戦には出られませんが)。CLのInter戦ではチームの完封勝利(1-0)に貢献しており、Juventusも興味を示すきっかけとなったようです。Fenerbahçeに来る前に所属していたSao Pauloでは2005年のLibertadores杯優勝に貢献しており、2006年には南米最優秀ディフェンダーにも選ばれています。LuganoはEUパスを保持しているので、この点もAtléticoが獲得を目論む要因になっていると思われます。
もう一人の候補として挙がっているAlex Silvaは現在22歳ですが、すでにブラジルのA代表にも選出されています。ただAlex Silvaは最近右膝の十字靭帯を負傷してしまい、復帰まで半年掛かるようです。ということを考えると彼を獲得するとしても来夏ということになるでしょう。EUパスも持っていませんしね。
と言うことで冬に狙うとしたらLuganoだけということになりそうです。ただ個人的にはZé Castroをうまく育ててもらいたいと思っているので、安易に補強に頼るのはどうかと思っていますが。しかもLuganoがAtléticoでこれまでのような働きができる保証もありませんし。昨シーズンの冬に入団したEllerなんかその典型例なのではないかと思っています。
_ [Atlético] Mottaの先発の可能性が浮上
Raúl GarcíaはVillarreal戦で今シーズン5度目の警告を受けたため、Almería戦は出場停止となります。したがって代役を先発させなければなりませんが、Aguirreは未だに全体練習への合流を果たしていないMottaを起用したいようです。
Mottaが負傷したのは9月17日で、当初は4週間で復帰できると見られていました。しかしながら回復が遅れており、気付いたら1ヵ月半も経っています。ただ先週は別メニューでしたがボールを蹴る練習は行ったので、復帰まではあともう少しというところまでは来ているようです。MottaがダメならCléber Santanaが起用されると思いますが、ただでさえ守備が破綻しているのに攻撃的なCléber Santanaが入ったらさらに厳しくなってしまうとAguirreは考えているのかもしれません。
それにしてもRaúl Garcíaが出場停止まであと1試合粘ってくれたら、代表ウィークが挟まるのでMottaもじっくり治療に専念できたんですけどねぇ……。ちなみにそのRaúl Garcíaですが、昨日鼻骨骨折の治療のために手術を受けています。昨日の練習は休みましたが、今日から練習に復帰することになっています。ボールを使用した練習には顔面に当たる可能性があるので参加しないようですが。
2007年11月07日(水)
_ [Atlético] セントラルの補強・続報
昨日に続いて今日もasではこの話題を取り上げていますが、今回はManchester UnitedのGerard Piquéの名前を挙げています。記事によるとPiquéを冬にレンタルで獲得する可能性が出てきている、というものです。
昨シーズンのレンタル先であるZaragozaは今夏800万ユーロのオファーを提示していましたが、Alex Fergusonに完全に拒絶されたためPiquéはManchesterに戻ることを余儀なくされました。ただ現在のところPiquéの状況が彼にとって決して良いものではないようなので、移籍を望む可能性は十分あるでしょう。
ちなみにAtléticoは1月がダメなら来夏の獲得も考えているようです。もちろんZaragozaも再チャレンジする可能性が高いようですが、Piquéのマネージメントを務めているIMG社はMaxi, Agüero, Pabloのマネージメントも務めているので、この点ではAtléticoに優位に働くのではないかと見られています。
と言うことで今回の話は冬だけでなく、将来も見据えてのもののようです。個人的にはPiquéは将来有望な選手だと思うので、来夏なら獲得しても良いのではないかと思います。ただ昨日も書いたように冬の獲得は見送った方が良いのではないかと思っていますが。
2007年11月09日(金)
_ [スペイン代表] A代表召集メンバー
Luis Aragonés監督がEURO予選の最後の2試合に招集するメンバー20名を発表しました。今回のリストで目新しいところはMallorcaのDani Güizaでしょう。Ligaでスペイン人トップの6ゴールを挙げていることが評価されての召集じゃないかと思います。また前回の召集メンバー発表後に怪我で離脱したVillaは復帰しましたが、同様の状況だったFernando TorresはLiverpoolでのチーム練習には復帰したものの試合には出ていたいため召集は見送られました。また中盤でVillarrealのMarcos Sennaが復帰を果たしています。
スペインは17日にスウェーデンと、21日に北アイルランドといずれもホームで戦うことになっています。
召集メンバーは以下の通り:
Atlético: Pablo, Pernía
Arsenal: Cesc
Barcelona: Iniesta, Puyol, Xavi
Espnayol: Riera, Tamudo
Liverpool: Reina
Mallorca: Güiza
Real Madrid: Casillas, Sergio Ramos
Valencia: Albelda, Albiol, Joaquín, Marchena, Silva, Villa
Villarreal: Capdevila, Marcos Senna
2007年11月10日(土)
_ [Atlético] ポルトガル方面の噂
Sporting LisboaのMiguel VelosoとPortoのBruno AlvesにAtléticoが興味を示しているとポルトガルで報じられています。Velosoは現在21歳で、守備的な中盤が本職というAtléticoの補強ポイントとなっているポジションの選手です。確か去年のこの時期にもAtléticoが興味を示しているという噂が出ていたと思います。ただしVelosoはヨーロッパの名だたるクラブ(Manchester United, Arsenal, Chelsea, Juventus, Barcelona, Real Madridなど)からも狙われているので、獲得するのは至難の業のような気がします。
Bruno Alvesは今月27日に26歳になる、最近補強ポイントとみなされるようになってしまったセントラルの選手です。すでにPorto側に接触したとポルトガルでは報じられているようですが、Porto側の返事は「交渉の席に着くことはない」というものだったそうです。
と言うことで冬の移籍市場開幕まで2ヶ月を切り、選手獲得の噂が増えてきました。しかしながら今週Cerezo会長は基本的には補強の予定は無いことを明らかにしています。個人的には中盤の構成がややバランスが悪いと感じますが、1年間乗り切れるだけの布陣だとは思っているので、Cerezoの言葉が偽りにならないことを期待しています。尤も先を見据えての補強であれば支持するかもしれませんが( ̄〜 ̄;A
_ [Atlético] Almería戦の召集メンバー
本日行われた練習後、Javier Aguirre監督がAlmeríaへの遠征メンバーを発表しました。今週の練習でSeitaridisが負傷し、メンバー入りするかどうか微妙でしたが、最終的にはリスト入りしました。ただ19名が召集されているので、ベンチ入りできるかどうかは明日判断されることになるようです。またMottaが第3節のMurcia戦以来の召集となっています。
一方、ForlánとMistaが怪我により、Raúl Garcíaは出場亭のためメンバーから外れています。
召集メンバーは以下の通り:
Seitaridis, Antonio López, Pernía, Motta, Cléber Santana, Luis García, Agüero, Maxi, Eller, Abbiati, Zé Castro, Jurado, Reyes, Maniche, Perea, Pablo, Valera, Simão, Leo Franco
また、明日の先発メンバーはSeitaridisが起用できる場合は以下のようになることもAguirre監督が明らかにしています。
Leo Franco; Seitaridis, Pablo, Perea, Antonio López; Maniche, Cléber Santana, Simão, Reyes; Maxi, Agüero
Raúl Garcíaの代役はCléber Santanaになり、Antonio LópezがPerníaの代わりに左ラテラルを務めるようです。またSeitaridisが欠場する場合はPereaかValeraが右のラテラルに入り、Pereaが右に回る場合はZé Castroが先発するようです。個人的にはSeitaridisの動向に関係なくZé Castroを起用してもらいたいと思ってしまいますが( ̄▽ ̄;
_ [Atlético] Almería戦予想スタメン
《 EL MUNDO 》
EL MUNDOの予想メンバーはSeitaridisが出場できない場合のものとなっており、Pereaを右に回しています。そして残りのメンバーはAguirreが明らかにした通りです。このメンバーだとManicheに掛かる守備の負担が大きいような感じが……。リードする展開になったらMottaを投入する可能性は高いかもしれませんね。
攻撃陣はLevante戦以外は3点以上挙げているので、この試合でも大量点を期待したいです。そして少しでも守備の負担を軽くしてもらいたいですね。ただ攻撃力は当てにならないともいうので、やはり守備陣の奮起は必要だとは思いますが……。
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_ [Liga Española] 1a División 12a Jornada
2007年11月11日(日)
_ [Atlético] Liga Española 1a División 12a Jornada : Almería 0 - 0 Atlético de Madrid
この試合で改めてAguirreの選手起用は不可解なものが多いことが示されたんじゃないでしょうか。まずSeitaridisが最終的にスタメンで起用されましたが、どうやら先発出場するようなコンディションではなかったようです。そして相変わらずエリア内でも無関係に反則を犯してチームを危機に陥らせているわけですから、先発起用は明らかにマイナスでしかなかったと言わざるを得ないでしょう。結局ハーフタイムで退いたことで無駄に交代枠も消費したわけですしね。おまけにSeitaridisを入れたことでZé Castroをベンチ外にしてしまいましたからね。
この試合の起用の仕方から察するに、AguirreはSeitaridisを相当信用しており、逆にZé Castroはやっぱり信用していないということでしょうか。ただSeitaridisは無駄な反則が非常に多く、しかも一向に改善されません。もちろん右サイドを90分間常に動き回れるような豊富な運動量は評価に値すると思います。だから今日の試合もコンディションが良ければ先発で起用しても良かったでしょう。ただSeitaridisはここ数日まともに練習に参加できていなかったわけですから、持ち前の運動量が発揮できない状態だったことは分かっていたんじゃないでしょうか。正直Valeraの方がまだ良かったんじゃないかと考えてしまいます。
ところで今日は無失点でしたが、内容を考えると3点くらい取られていてもおかしくなかったと思います。Leo Francoが居なかったらおそらく負けていたでしょう。ただこういうツキがあった試合は本来勝たなければいけないのではないかとも思ってしまいます。しかしながらAgüeroが前線で孤立する場面が目立っていたようなので、今日は攻撃がうまくいっていなかったと考えるしかないでしょう。これまでは中盤の底でRaúl Garcíaが攻守のバランスをうまくとっていたのかもしれませんね。そう考えると彼の出場停止があと1試合遅ければ、と思ってしまいます。次節ならMottaが先発で起用できたでしょうから。
と言うことで適当に書いていたら全く整理されていない文章になってしまいました。結局何が言いたかったかというと、Aguirreには戦術面での参謀が必要なのではないか、ということでしょうか。人心掌握には非常に長けていると思うので、戦術面をサポートする人材が居れば良いのではないかと感じています。
で、書き終えてから気づいたのですが、急遽放送が決まったようですね。でも正直なところ、あまり見る気力が沸いてきませんが(苦笑) 予定されていたVillarreal vs Sevillaの方が見たかったなぁ……。
_ [Liga Española] 1a División 12a Jornada
2007年11月12日(月)
_ [Atlético] 代表選手召集状況
代表ウィークで召集されている選手と試合予定をまとめておきます。対戦相手の後ろの文字は、C: ホーム、F: アウェーを表します。
スペイン代表: Pablo, Pernía
17日: スウェーデン戦(C)[EURO予選], 21日: 北アイルランド戦(C)[EURO予選]
U-21スペイン代表: Jurado
16日: ポーランド戦(F)[U-21 EURO予選]
アルゼンチン代表: Agüero, Maxi
17日: ボリビア戦(C)[ワールドカップ予選], 20日: コロンビア戦(F)[ワールドカップ予選]
ポルトガル代表: Maniche, Simão
17日: アルメニア戦(C)[EURO予選], 21日: フィンランド戦(C)[EURO予選]
ギリシャ代表: Seitaridis
17日: マルタ戦(C)[EURO予選], 21日: ハンガリー戦(F)[EURO予選]
コロンビア代表: Perea
17日: ベネズエラ戦(C)[ワールドカップ予選], 20日: アルゼンチン戦(C)[ワールドカップ予選]
Forlánはウルグアイ代表に招集されていましたが、怪我のために辞退しています。代表自体には合流するよう要請があったようなのですが、すでに南米組が旅立った現時点でもチームに残っているので、Madridでリハビリを続けるのではないかと思います(というよりそう思いたい)。またU-21スペイン代表の常連であるRaúl Garcíaは鼻骨骨折の手術を受けたため召集されていません。
と言うことで今回召集されたのは9名ということになりました。しかもJurado以外は2試合戦うことになるので、帰ってきてからの疲労も心配ですね。移動が大変なMaxi, Agüero, Pereaの3選手は特に……。あとコンディションが良くなかったSeitaridisも大丈夫なんでしょうかね。前回の代表召集では怪我をして帰ってきているという前科もありますし。
疲労の心配ばかりしていても仕方ないのでそれぞれの代表チームの現状でも書いておきます。先にヨーロッパ組から。
まずスペインですが、残り2試合で勝ち点を2以上上積みすれば本大会行きが確定、というより最終戦の北アイルランド戦で引き分ければ確定なので、あまり心配する必要は無いでしょう。もちろんスウェーデン戦に勝って決めてもらいたいですが。
ポルトガルは1勝1分で確定。17日のアルメニア戦を取りこぼさなければ確実と言ってもいいかもしれませんね。
ギリシャはすでに本戦行きが確定しているので、Seitaridisはコンディションが良くなければ出場させないでもらいたいところです。
次に南米ですが、アルゼンチンは2連勝スタートをしています。ただうちの二人はほとんど貢献していません(苦笑) 最近あまり調子の良くないMaxiはともかく、Agüeroはもう少し積極的に起用してもらいたいと思ってしまいます。疲労が溜まらない程度に( ̄▽ ̄;
コロンビアは2試合続けて引き分け。まぁブラジルに負けなかったので良しとすべきなんでしょうね。ちなみにPereaは怪我をしていたので当然出ていません。
あと今回はForlánは出ませんが一応ウルグアイも触れておきます。初戦はボリビアに5-0と圧勝したのですが、2戦目はパラグアイに完封負け。強豪との試合でいかに勝ち点を稼ぐかが今後の課題かもしれませんね。
とは言えワールドカップ南米予選は始まったばかりなので、正直なところこれからどうなるかは私には全然分かりません。
2007年11月14日(水)
_ [Atlético] 来シーズンの計画
ここ2週間噂になっていた冬の移籍市場での補強はAtlético首脳陣が否定し、シーズン終了まで現有戦力で戦うことを表明しましたが、その一方で来シーズンに向けての補強計画は進んでいるようです。本日のasの記事にその計画がまとめられていたので、私見を交えながら適当に書き綴ってみます。尚、現有戦力の後ろの数字は私自身の残留する確率の予想値ですので、あまり信憑性は無いと思ってください(笑)
キーパー
現有戦力: Leo Franco (90%), Abbiati (5%), Falcón (40%)
補強候補: Reina (Liverpool), Ustari (Getafe), Pichu (Eibar), Roberto (Gimnàstic)
今シーズンのLeo Francoのパフォーマンスは昨シーズンほどではないと考えられているようですが、来シーズンもAtléticoでプレーするのは現時点では濃厚のようです。Abbiatiが加入してもLeo Francoが軸になっているのですから当然かもしれません。Abbiatiのパフォーマンス自体はAtlético首脳陣を満足させるものみたいですが、Milanが呼び戻す可能性が非常に高いので退団が確実視されています。Falcónはここまで出場機会が全く無いので、来夏ではなく冬に放出される可能性もあるのではないかと予想しています。来シーズンは上記のPichuとRobertoも復帰するので、残留する可能性は決して高くないのではないでしょうか。
来シーズンの構想はトップレベルのキーパーを二人揃えることだそうです。そして補強候補の最大の目標はReinaだそうです。でもChampions常連のビッグクラブの正GKを引き抜くのは相当厳しいのではないかと。Reina本人がスペインにどうしても帰りたいとごねない限り無理なのではないかと思います。
次の候補がGetafeのUstariですが、こちらは現在Abbondanzieriの控えに甘んじており、12月にもGetafeを去る可能性も浮上しています。ただしGetafeは600万ユーロで獲得しているので、それ以上の額を積まれないと出さないようですが。Ustariはまだ若いので、彼を獲得するのは先行投資的な意味合いが強くなりそうです。ただ個人的には外部のキーパーに先行投資するなら、自前で良いキーパーを育ててほしいと思ってしまいます。Falcónや来夏には戻ってくるPichuとRoberto、そしてU-20代表で現在Bチームの正GKであるBernabéにU-17代表で正GKだったDe Geaなど、きちんと育てれば将来のAtléticoのゴールマウスを守れる選手が今のカンテラには居ると思います。と言うことで個人的にはUstariに先行投資するのは大反対。どうせ来シーズン加入してもLeoの控えになることが確実でしょうし。Getafe加入前はLeoではなくUstariが代表に選ばれていましたが、これは実力よりも将来性を考えてのものだったのではないかと思っています(Getafeで出番が激減したら呼ばれなくなってしまいましたね)。
最後になりましたが、戻ってくるPichuとRobertoが来シーズンチームに残れる可能性は低いだろうとasの記事には記されています。まぁ今のFalcónのような状況になってしまうのを望むとは思えないので、私もこの予測は間違ってはいないと思います。
セントラル
現有戦力: Perea (75%), Pablo (70%), Zé Castro (50%), Eller (15%)
補強候補: Piqué (Manchester U.), Márquez (Barcelona), Heitinga (Ajax), Lugano (Fenerbahçe), Alex Silva (Sao Paulo)
基本的にはPabloとPereaが来シーズンも軸とみなされているようですが、両者とも好条件のオファーが舞い込んだ場合は交渉の席には着くことも考えているようです。ただAtlético側が考えている最低ラインが不明なので、それによっては残留の可能性は変動するでしょう。Pabloの方が数値が高いのは、単純にPabloの方が若いからで、引き抜かれる可能性が高いのではないかと考えたからです。Zé Castroは今後のパフォーマンス次第だとは思いますが、個人的には将来性がある選手だと思うので残しておいてもらいたいです。彼の足元の技術はセントラルの中ではトップクラスだと思いますから。Ellerは貴重なEU外国籍枠を占めているのに現在はセントラルの3番手、もしくは4番手というポジションなので、現状のままなら放出の可能性は高いでしょう。
補強候補はここ2週間で浮上した選手がほとんどですが(Heitingaは昨日)、Márquezだけは今夏候補の挙がっていました。Aguirreがお気に入りなので、来夏も同じことが起きるだろうというのがasによる予想のようです。とは言え補強の方針はPabloとPereaの動向にも左右されるかもしれませんね。
ラテラル
現有戦力: Antonio López (90%), Pernía (80%), Seitaridis (80%), Valera (50%)
補強候補: Heitinga (Ajax)
左サイドは補強の予定は特になし。と言うことで順当なら来シーズンもAntonio LópezとPerníaの二人に任せるようです。Antonio Lópezの方が数値が高いのは単純に生え抜きだからということです。右もSeitaridisはおそらく残るでしょうが、Valeraは微妙でしょう。先日のAlmería戦でもSeitaridisが負傷したのに、代役はPereaでしたからね。ただ長期離脱から復帰して1ヶ月も経っていないので、今後出場機会が増えるかどうかで残留の可能性は変化するのではないかと。
そしてセントラルでも挙がっていたHeitingaがここでは唯一の補強候補。Heitingaはさらに中盤の底もこなせるので、ユーティリティー性が評価されているようです。ただAjaxが簡単に放出してくれるかどうかは甚だ疑問ですが( ̄▽ ̄;
中盤
現有戦力: Raúl García (95%), Maniche (70%), Jurado (50%), Miguel (50%), Motta (45%), Cléber Santana (35%)
補強候補: Van der Vaart (HSV), Xavi (Barcelona), Deco (Barcelona), Poulsen (Sevilla), Biglia (Anderlecht)
Raúl Garcíaは将来の中心選手として獲得した以上、放出はまず無いでしょう。本音は100%としたいのですが、この世界は何が起きても不思議ではないので95%としただけです。Manicheも今シーズンのパフォーマンスを考えれば残留が基本線でしょう。今シーズン終了後にはEUROがあるので気合の入ったプレーを最後まで見せてくれるでしょうしね。ただ逆に言えばEUROが終わった後のことが心配なので、その分を割り引きました。
Cléber SantanaとMottaは今シーズンから加入しましたが、いずれもAguirreを満足させているとは言い難いですからね。MottaはAguirre好みのようですが、怪我が多いのがやはりネックだと思います。今シーズンのパフォーマンス次第で来シーズン以降契約するかどうかを決めることになっていますが、このままだと厳しいのではないかと思います。ただ守備的な選手がMottaしか居ないので、その点は残留のためのプラス材料だとは思います。それに怪我で出遅れたのでこれから挽回することは可能だとは見ています。Cléberは会長主導で獲得したという噂もあるので、Aguirreが監督をしている限り全幅の信頼を置かれることは無いでしょう。EU外国籍枠も占めているので、その点もマイナスでしょう。
JuradoとMiguelはどちらかというとサイドの要員なんでしょうけど、本職は真ん中なのでこっちに入れました。二人とも残留の可能性は半分としましたが、Juradoの場合は隣が買い戻すかどうかというファクターもありますからね。それが無ければまだ若い選手なのでもっと高いと思います。Miguelは冬にレンタルされることが予定されていましたが、その話はどうなったかは分かりません。ただ現時点ではLigaでは出場不可能なので、冬に登録されるかどうかでしょうね。それ次第で来シーズンの行方も変わるでしょう。
と言うことで補強すべきなのは守備的な選手だと思うのですが、補強候補が攻撃的な選手の方が多いのはなぜなんでしょうかね(苦笑) もしかするとここまでのプレー振りからRaúl Garcíaで目処が付いたと思っているのでしょうか。それはさておきまずはVan der Vaartですが、中盤の起点となれる選手だとは思います。Raúl Garcíaと組ませたら前線の能力が発揮しやすい状況にはなると思います。ただ今シーズンValenciaが獲得に失敗したように、HSVが簡単に移籍させてくれるかどうかは分かりません。
XaviとDecoはBarçaの動向次第で獲得に動く可能性があるとか無いとか。確かにCescを獲得したらいくらなんでも戦力過多ですからね。ただ二人ともBarçaからAtléticoに移籍することを望むでしょうか……。特にDecoは国内外のビッグクラブからも狙われるでしょうし。
より現実的な候補はPoulsenとBigliaでしょう。どちらも守備もしっかりできるので、今のAtléticoに足りない部分を補えるでしょうし。Poulsenは現在Sevillaの主力なので獲得が難しそうに感じますが、契約破棄金が1000万ユーロという決して払えない額に設定されているので、その気になれば可能性はあるようです。むしろBigliaの方が将来性も考えるとAnderlechtがなかなか首を縦に振らないかもしれませんね。
サイド
現有戦力: Maxi (95%), Simão (90%), Reyes (80%), Luis García (80%)
補強候補: Quaresma (Porto), Mancini (Roma)
基本的には現有戦力で来シーズンも戦うでしょう。しかもこの4人は全員トップもこなせるので、サイドが戦力過多になれば前線要員として計算できますからね。もちろん好条件のオファーが来たら分かりませんが、少なくともカピタンであるMaxiはオファーに関係なく残留でしょう。それにMaxiは過去にもワールドカップ直後に好条件のオファーを蹴って残ってくれたくらいAtléticoに愛着があると思いますから。まぁ昨シーズンまでのカピタンだった9番のような例もあるので絶対とは言いませんけどね(苦笑)
補強候補ですが、Manciniは一応候補として挙がっているだけのようです。実際オファーをするかどうかも微妙だとか。と言うことで実質的にはQuaresmaのみが候補と考えればよいでしょう。Quaresmaは今夏もダメでしたが、来夏も懲りずにチャレンジということですね。実力があるのは分かっているので、適正額での獲得ならもう反対する気はありません。獲るなら早くしてください(爆)
トップ
現有戦力: Agüero (95%), Forlán (90%), Mista (15%)
補強候補: Braulio (Getafe), Manu del Moral (Getafe)
AgüeroとForlánが来シーズンも主力になるのは間違いないでしょう。逆にMistaは冬に移籍する可能性は無くなったみたいですが、今シーズン限りでの退団は濃厚だと思います。ただAguirreの好みの選手ではあるようなので、一発逆転が無いとは言いませんが。
補強候補は前者がレンタル、後者が買い戻しオプションを保持している選手なので、大掛かりな補強の予定は無いということでしょう。MaxiやLuis Garcíaを起用することも可能ですしね。昨シーズンまでは得点力不足に悩まされていましたが、今シーズンは問題視されていないので、補強の噂が出てこないのは当然かもしれません。
一応ポジション別にまとめましたが、まだ年も越していない段階なので残留確率予想はかなり適当です。現時点で数値が低い選手は良い意味でクラブ関係者、そして私を裏切ってほしいと思っています。
それにしてもちと書き過ぎたな(苦笑)
_ [Atlético] Forlánがウルグアイへ
怪我により代表戦には出場できないDiego Forlánですが、ウルグアイサッカー協会の強い要請により代表チームには合流してしまいました。やはり代表チームの拘束力は強いんでしょうかねぇ。
正直なところ何のために合流しなければならないのか理解に苦しみます。試合に出なくても移動の負担で疲労が溜まるでしょうし、リハビリをわざわざウルグアイで行う必要も無いですからね。おそらく代表のメディカルスタッフが怪我の具合を確認したいから呼び寄せたのだと思いますが、欧州と南米の距離を考えてもらいたいものです。
怪我の程度を考えるとValladolid戦での復帰の可能性がありますが、もしかすると代表に束縛される影響で回復していても先発は見送られる可能性が出てきてしまったのではないかと……。Atléticoにとっては迷惑な話としか言いようがないですね ┐( ̄ヘ ̄)┌
2007年11月15日(木)
_ [Atlético] Seitaridisが4〜6週間の離脱
ギリシャ代表に招集されていたSeitaridisでしたが、昨日の練習はアキレス腱に違和感を訴えたため参加しませんでした。ギリシャはEURO本大会出場を決めていることもあり、Rehhagel監督はSeitaridisを召集メンバーから外しました。そしてその後の診断の結果アキレス腱の損傷が判明し、手術が必要となってしまいました。手術は来週月曜日にフィンランドで行われる予定です。
復帰までは手術が終わらなければ明確にはならないようですが、現地の報道だとどうやら題名の通り4〜6週間の離脱となりそうです。右のラテラルはSeitaridisの離脱中はPereaが務めていましたが、ローテーションを考えるとValeraの出番は増えるのではないかと思います。問題はUEFA杯には出られないことですが……。とりあえず次のValladolid戦はPereaが出場停止なのでValeraの先発は確実なのではないかと思います。尤もSeitaridisもValladolid戦は出場停止なので、この試合の先発の可能性は元々高かったのですが( ̄▽ ̄;
それはさておきSeitaridisの離脱自体はチームにとって痛いでしょう。しかも4〜6週間ということなので、今年一杯は欠場が確実でしょうから。今後の過密日程を考えると離脱者が出ること自体が痛手ですが、層の厚いポジションではないので尚更でしょう。Valeraが出られないUEFA杯では、今後もAntonio Lópezに無理矢理右をやらせることになるのかもしれませんね。今はSeitaridisができるだけ早く復帰できることを祈っています。
_ [Atlético] 17歳のガーナ人、Adamsと仮契約
Atlético BにSadick Adamsが加入することが内定しました。Adamsは2008年1月1日からAtlético Bの正式なメンバーとなります。ちなみに1月1日はAdamsの誕生日でもあり、18歳になると同時にAtlético Bの一員になるわけですね。
Adamsは現在はガーナのSporting Clubでプレーしており、さらに今年行われたU-17ワールドカップではガーナ代表としてプレーしています。ガーナは準決勝でスペインと対戦していますが、延長に持ち込む同点弾を決めています。ただ試合自体は延長後半終了間際にBojanが決めてスペインが決勝進出しましたが。
AtléticoはU-17ワールドカップにスカウトを派遣しており、アフリカの選手も何人かピックアップしていたみたいですが、その中からAdamsを獲得したことになるのでしょうね。Atléticoが将来を見据えて獲得した選手だと思うので、U-17ワールドカップで対戦したCamachoたちとともに未来のAtléticoを支える選手になってくれることを期待したいです。
2007年11月16日(金)
_ [Atlético] Pereaも代表で負傷
Luis Amaranto Pereaがコロンビア代表での練習中に右足首を捻挫してしまい、土曜日のベネズエラ戦は欠場が確実となりました。ただ来週火曜日のアルゼンチン戦には間に合う可能性があるということなので、大きな怪我ではなさそうです。Seitaridisの年内離脱が確実なので、Pereaの怪我が重いものではなかったのは不幸中の幸いかもしれません。代表ウィーク明けのValladolid戦は出場停止なので、もしアルゼンチン戦に出場できるまでに回復しなくても、その後はじっくり回復に専念できるのもプラス材料かもしれませんね。
_ [Atlético] Arteta : 「いずれAtléticoでプレーすることになるだろう」
題名の発言はMiker Artetaがスペインのメディア、EL Confidencialに語ったものだそうです。Artetaは今夏Evertonとの契約を5年間延長していますが、Atléticoへの移籍を諦めたわけではないようです。
Atléticoは来シーズンに向けて中盤の選手を一人は補強する予定ですが、どうやらArtetaの名も依然として補強候補リストに残っているようです。個人的にはRaúl Garcíaを獲得した時点でArteta獲得の可能性が低くなったと思っていたのですが、よく考えたらAtléticoが以前から狙っていた選手を簡単に諦めることはなかったですね(苦笑) Raúl Garcíaも1年間待って獲得していますし。
そうは言ってもAtléticoが本当に補強しなければならないのはもっと守備的な選手だとは思います。Raúl Garcíaに守備的なポジションを任せてしまいたいのかもしれませんが、このポジションは経験が重要でしょうからね。ただArtetaがAtlético入りを熱望しているのであれば来てもらいたいと思ってしまいます。Real Sociedad時代の低調なパフォーマンスからスペインでも同じようにできるのかどうかという心配はありますが、Evertonでのプレーを考えると大きな戦力にはなると思います。来シーズンの加入は無理でも、本人の発言のようにいつかAtléticoでプレーする日が来ることを望んでいます。
_ [スペイン代表] スウェーデン戦予想スタメン
10月の試合と同じように4-1-4-1で臨むことが確実で、デンマーク戦からの入れ替えは、Albiol → Puyol, Joaquín → Silva, Tamudo → Villaとなることが濃厚です。Silvaが左サイドに入るので、Iniestaは右に回ります。
それはさておきLuisはやっぱりMarchenaが好きなんでしょうか。個人的にはPuyolとAlbiolの組み合わせを見てみたかったのですが、どうやらこの試合でその組み合わせが実現することは無さそうです。
スウェーデンでは昨年のアウェーでの試合は出ていなかったIbrahimovicの先発が確実です。代表ではしばらくゴールから遠ざかっているみたいですが、怖い選手であることには違いないので、できるだけ仕事をさせないようにしてほしいです。
スペイン: Casillas, Sergio Ramos, Marchena, Puyol, Capdevila; Albelda; Iniesta, Xavi, Cesc, Silva; Villa
スウェーデン: Isaksson; Edman, Mellberg, Hansson, Nilsson; Ljungberg, Andersson, Svensson, Wilhelmsson; Ibrahimovic, Allback (Rosenberg)
_ [Atlético] カンテラに圧勝
本日の練習ではミニゲームが行われましたが、トップチームがカンテラの選手で構成されたチームに5-0で圧勝しました。トップチームのメンバーは、
Abbiati; Valera, Zé Castro, Eller, Antonio López; Motta, Cléber Santana; Reyes, Miguel, Luis García; Mista
で、システムは4-2-3-1だったようです(Miguelがトップ下)。
先制点はEllerのヘディングで、Reyesが2点目と3点目を挙げました。その後はMistaとMiguelが1点ずつ加えて終了となりました。スコアそのものはさておきMiguelとMistaが問題なくプレーできていたようなので、その点が好材料なのではないかと思います。あとValeraはおそらくValladolid戦で先発するでしょうから、練習試合で少しでも試合勘を取り戻してくれることを期待しています。
来週帰ってくる代表組は疲弊している可能性は十分考えられるので、現在チームに残っている選手たちの頑張りが今後の試合では必要不可欠だと思います。チーム全体でコンディションを上げていってほしいですね。
尚、マイナスの情報ですが、Abbiatiが太腿に違和感を訴え練習を早めに切り上げたことでしょうか。ただ怪我の程度は軽いものだと見られているので、戦線を離脱することは無さそうです。
_ [スペイン代表] U-21欧州選手権予選 スペイン 3 - 0 ポーランド
スペイン: Roberto; Torres, Piqué, Torrejón, Monreal; Javi Martínez; Sisi (Alfaro, m.74), Granero (Juande, m.65), Jurado (Mata, m.26), Capel; Bojan
ポーランド: Bialkowski; Pawelec, Rzezniczak, Polczak, Kocot (Cichy, m. 46); Wilk, Glik; Cwielong (Grosicki, m. 65), Majewski (Jarka, m. 71), Pawlowski; Jancziyk
Gol: 1-0, m.40: Glik (OG). 2-0, m.93: Bojan. 3-0, m.94: Capel.
スペインは現在4戦全勝で、同じく4戦全勝のロシアと首位で並んでいます。尚、Juradoが26分で交代した要因は右膝の負傷によるものです。診断の結果、戦線離脱を余儀なくされるような怪我ではないことが判明しています。
2007年11月17日(土)
2007年11月19日(月)
_ [Atlético] Forlánが回復
現在チームを離れてウルグアイに帰国しているForlánですが、Sevilla戦での怪我が回復したようです。そして順調なら次節のValladolid戦での復帰が見込めるようです。Frolán不在の2試合はいずれも勝利できていないので、朗報ですね。
ところでForlánがウルグアイ帰国を決めた理由ですが、代表合流を要請されたことよりも家族との時間を取りたいと考えたからというのが大きいようです。南米への移動は負担が大きいので代表合流が理由ならどうかと思っていましたが、これなら納得です。母国でリフレッシュして、Atléticoでゴールを量産してくれることを期待したいですね。
_ [Atlético] Seitaridisの手術は成功
アキレス腱を損傷したGiorgios Seitaridisの手術がフィンランドで行われ、無事終了しました。今後はMadridでリハビリを開始する予定です。
復帰時期はまだ不明ですが、どうやら既に報じられているように年内一杯は戦線離脱ということになりそうです。LigaではValeraが出場できるので、右のラテラルはPereaと合わせて一応二人居ることになりますが、UEFA杯はAntonio Lópezを強引に起用することが続きそうですね……。それにしてもAguirreに相談無しにValeraをUEFA杯に登録しなかった首脳陣は一体何を考えていたんでしょうかね。こういう事態になる可能性は否定できなかったわけですから。
2007年11月20日(火)
_ [Atlético] 順調に回復中
ウルグアイへ帰国していたForlánがチームに合流しましたが、本日の練習ではJuradoとともに別メニューを消化しました。しかしながら順調に回復しており、この調子なら二人ともValladolid戦の出場は可能なようです。
と言うことで順当に行けば次節はSeitaridis, Perea, Miguel, Abbiati以外の選手をAguirreは起用することができます。Abbiatiは現時点では微妙ですが、先発はLeo Francoだと思うので、大きな影響は無いでしょう。しかしながら今日と明日の代表戦が残っているので、ここで怪我人が出ないことを祈りたいです。
2007年11月22日(木)
_ [スペイン代表] スペインはポット3
昨日の試合でEURO本戦出場国が出揃い、12月2日にグループリーグの組合せ抽選会が行われますが、スペインはドイツ、ルーマニア、ポルトガルとともにポット3に入ることが決まりました。抽選会のポット分けは今回のEURO予選と2006年ワールドカップの欧州予選の結果に基づいて以下のように決定しています(数字はシード決定のためのポイント)。
ポット1
オーストリア (開催国)
スイス (開催国)
ギリシャ (前回優勝国)
オランダ (2,41)
ポット2
クロアチア (2,40)
イタリア (2,36)
チェコ (2,33)
スウェーデン (2,27)
ポット3
ドイツ (2,25)
ルーマニア (2,25)
ポルトガル (2,19)
スペイン (2,18)
ポット4
ポーランド (2,16)
フランス (2,09)
トルコ (1,95)
ロシア (1,95)
スペインは最終戦が行われる前の段階ではポット4が濃厚でしたが、北アイルランドに勝利したことに加えてイングランドの敗退とフランスとポーランドがいずれも引き分けるということが重なり、ポット3に滑り込みました。
ところで通常強豪国が揃うポット1ですが、開催国が二つにギリシャなので、オランダにとっては成績が良かったことがマイナスに働いてしまったような……。昨日のベラルーシ戦で負けていましたが、関係なかったようですね。もしかするとドイツが引き分けてしまったことも影響しているかもしれませんが。
逆に最終戦で引き分けたフランスはポット4になりました。ポット2とポット3に入っている国にとってはオランダとフランスがババのように感じます。尤も前回大会のようなこともあるので、どういう組合せになっても厳しいのかもしれませんが。
2007年11月24日(土)
_ [Atlético] Valladolid戦の召集メンバー
本日Vicente Calderónで行われた練習後にJavier Aguirre監督がValladolid戦の召集メンバーを発表しました。Sevilla戦での怪我で離脱していたDiego ForlánとU-21代表戦で負傷したJuradoも召集されています。一方SeitaridisとPereaが怪我のため外れています。尤もこの二人はいずれも出場停止なのでどっちにしろこの試合の欠場は決まっていましたが。同じくAbbiatiも怪我の回復が間に合わなかったため外れており、控えGKはFalcónということになります。またMottaはUEFA杯のAberdeen戦で起用するため、メンバーから外れています。
と言うことで召集メンバーは以下の通り:
Falcón, Antonio López, Pernía, Cléber Santana, Forlán, Raúl García, Luis García, Agüero, Maxi, Eller, Zé Castro, Jurado, Reyes, Maniche, Pablo, Valera, Simão, Leo Franco
前述の通りForlánはメンバー入りしたのですが、Aguirre監督はベンチスタートを明言しており、どうしても出さなければならない状況にならない限り出場させる予定はないということも語っています。と言うことで明日の先発は以下のようになるとのことです。
Leo Franco; Valera, Pablo, Zé Castro, Pernía; Raúl García, Maniche, Reyes, Simao; Maxi, Agüero
Valeraが久々の右のラテラルでの先発、そしてセントラルにはZé Castroが入ります。前節は無得点だった前線の面々が今回は奮起してくれることを期待したいですね。特にこの試合ではForlánに無理させないためにも必要なことでしょう。
_ [Atlético] Valladolid戦予想スタメン
《 EL MUNDO 》
Atléticoは恒例の予想スタメンではなくAguirreが発表している予定スタメンです。Almería戦では不在だったRaúl Garcíaも復帰するので、前節よりは攻守のバランスが安定するのではないかと期待しています。
ValladolidではGarcía Calvoが先発しそうですね。2年振りのCalderónでどういうプレーを見せてくれるでしょうか……。頑張ってもらいたいところですが、頑張りすぎてAtléticoが完封されても困りますね( ̄▽ ̄;
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_ [Liga Española] 1a División 13a Jornada
2007年11月25日(日)
_ [スペイン代表] ワールドカップ 2010 欧州予選抽選結果
ワールドカップ 2010年南アフリカ大会予選の組合せ抽選会が南アフリカで行われ、以下のような組み分けとなりました。
グループ1: ポルトガル、スウェーデン、デンマーク、ハンガリー、アルバニア、マルタ
グループ2: ギリシャ、イスラエル、スイス、モルドバ、ラトビア、ルクセンブルグ
グループ3: チェコ、ポーランド、北アイルランド、スロバキア、スロベニア、サンマリノ
グループ4: ドイツ、ロシア、フィンランド、ウェールズ、アゼルバイジャン、リヒテンシュタイン
グループ5: スペイン、トルコ、ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、アルメニア、エストニア
グループ6: クロアチア、イングランド、ウクライナ、ベラルーシ、カザフスタン、アンドラ
グループ7: フランス、ルーマニア、セルビア、リトアニア、オーストリア、フェロー諸島
グループ8: イタリア、ブルガリア、アイルランド、キプロス、グルジア、モンテネグロ
グループ9: オランダ、スコットランド、ノルウェー、マケドニア、アイスランド
と言うことでスペインはグループ5に入りました。2位だとプレーオフ経由じゃないと出場権を得られないので1位になることが望ましいのですが、実力を発揮できれば達成できるとは思います。ただスペインはこの実力をきっちりと発揮するというのができないことが多いですからねぇ(苦笑) トルコ以外はEURO出場を逃していますが、ボスニアには前回の予選でも苦しめられているので、あまり良い印象はないかもしれませんね。
それにしてもポルトガルは結構厳しそうなグループに入ってしまったような印象が……。今回のEURO予選も何とか突破したような感じなので、もたつくとスウェーデンに1位を取られても不思議ではないでしょう。
_ [Atlético] Liga Española 1a División 13a Jornada : Atlético de Madrid 4 - 3 Valladolid
正直勝ったけど手放しで喜ぶ気にはなれません。10人になっても諦めずに勝ち越しを目指し、最終的に成し遂げたことは評価したいですが、試合そのものは壊れていたと言わざるを得ないでしょう。Forlánを投入する際の交代要員がZé Castroであることを認識したときは、Aguirreは正気の沙汰か、と思ってしまいましたし。尤もこの開き直りが逆に集中力を高めて守備面でプラスに働いたような気もしていますが。
試合の始まり方は非常に良かったと言ってもいいでしょう。開始早々Manicheのゴールでリードを奪ったわけですから。ただその後はValladolidに主導権を握られてしまい、結局ハーフタイム前に追いつかれてしまいましたが。30分にAgüeroが決定的なチャンスを決めていれば展開は異なっていたかもしれませんが、今日の守備を考えると2点差でも追いつかれたような気もしてしまいます。
と言うことでまたしてもCalderónで守備が破綻したわけですが、両ラテラルにZé Castroの出来が悪かったらどうしようもないでしょう。Pabloがそれなりにまともだったのが救いだったのではないかと。Zé Castroは自信を失っているような感じもするので、早く自信を取り戻してあげないといけないと思うのですが、Aguirreにそれができるかどうか……。Aguirreの人身掌握術は以前から評価していますが、ことZé Castroに対してはあまりうまくいっているように感じませんからね。
ラテラルは右のValeraは出来が悪くても責めたくはありません。長期離脱から復帰して初めての先発なので、試合勘が戻っていないのは仕方ないでしょう。どちらかというと問題なのは毎度のことですがPerníaの守備じゃないでしょうか。サイドの守備が不安定だとセントラルにも負担が掛かり、持ちこたえられなくなってしまうのではないかと。Antonio Lópezを起用した方が守備は安定すると思うので、そろそろAguirreには考えてもらいたいんですけどねぇ。
勝った試合なのに、ほとんど愚痴しか書いてないなぁ。ただ内容を考えると仕方ないと思ってしまいますが。今後Aguirreが守備を安定させられるかどうかですが、個人的には疑問視せざるを得ません。こういう状態になってもう1ヶ月ですからね。守備陣に怪我人が多いのは確かですが、全く改善される気配が無いですからねぇ。フエラではなぜか失点しませんが、これは単に対戦相手の決定力が欠けているというツキがあったからだと思いますし。今後もAguirreで本当に大丈夫なのか、ということを勝ち試合にもかかわらず改めて考えさせられてしまいました。
_ [Liga Española] 1a División 13a Jornada
2007年11月26日(月)
_ [Atlético] Valladolid戦後のコメント
Javier Aguirre監督
「厳しい試合になることは分かっていた。幸い最終的に勝利を収めることができたが、こういう試合ではツキが味方するかどうかも重要じゃないかな。どちらのチームもゴールを奪うことに対して貪欲だったので、観客は満足できたのではないだろうか。正直狂気じみた試合をしてしまったと思っているが、今シーズンのチームは勝利への執念が強いとも感じているよ。こういう試合が続くのは尋常なことではないが、とにかく勝ち点を積み重ねていくことが大事だ。今日の交代は勝つためのものだ。ValeraとPerníaがカードをもらっていたことは分かっていたが、耐えてくれることを願ったよ。Juanは二枚目をもらってしまったが。Raúl Garcíaのセントラルは、点を取りたい状況で他にやりようがなかったからだ。幸いにもうまくこなしてくれたんじゃないかな。」
José Luis Mendilibar監督
「正直に言わせてもらうと正当な結果だとは思えない。3-3の同点となるゴールの際には反則があったしね。ここで追いつかれていなければ展開も変わったはずだ。それにしても狂ったような試合だった。ノーガードの打ち合いで、中盤が無かったからね。確かにAtléticoの攻撃陣は凄かった。ただ今日は運が無かったとしか言いようがない。今日のような内容が良かったにもかかわらず終了間際に決められる敗戦は本当に痛い。勝利する可能性もあったわけだからね。」
Maniche
「試合の流れが二転三転する試合をものにできてホッとしている。これだけゴールを奪ったんだから勝たないといけないからね。Valladolid相手にVicente Calderónで勝ち点を落とすわけにはいかなかった。もちろんValladolidの選手には敬意を払っているし、彼らも素晴らしいプレーをしていたと思っているけどね。しかし今日は勝ったからいいけど、こんな勝ち方はこりごりだ。もう少し落ち着いた試合運びをして勝たないとダメだ。ただチームが一丸となっていることは感じているよ。これからは目標を達成するためにチームの問題点を改善する努力をしていくつもりだ。」
Maxi
「今日の勝利は上位に食らいついていく上で本当に重要なものだ。ただ自分たちの本来の戦い方で勝ち取ったものではないのが問題だけどね。そう何度も4点も取れない。だから1点取った時点で自分たちのサッカーを落ち着いてできるようにならないと。主審の判定についてはいつもと同じように今日も特に言うことはない。ただこちらが恩恵を受けたとは思わないということだけは言っておくよ。とにかくここ数試合で浮き彫りになった問題を改善していかなければならない。木曜日にはUEFA杯もあるわけだからね。」
2007年11月27日(火)
_ [Atlético] Aberdeen戦に向けて
またしてもCalderónで大味な試合をしてしまったAtléticoですが、心はすでに次のUEFA杯のAberdeen戦に向いています(当たり前かもしれませんが)。
Aberdeen戦では当然スタメンの入れ替えが起こりますが、またしても右のラテラルはAntonio Lópezが務めることになるようです。asによるとPereaの回復が間に合わないから、とありますが、Betis戦にはValeraが出られないので温存する意味も含まれているのではないかと思います。尤もPereaがBetis戦に間に合わない可能性も否定はできませんが。
ゴールマウスはUEFA杯のレギュラーであるAbbiatiが回復したので今回も先発する予定です。そろそろFalcónにも出番を与えてあげたいところですが、Abbiatiも出番に恵まれているわけではないので仕方ないでしょう。
中盤はMottaとCléber Santanaが底を務め、サイドはLuis GarcíaとJuradoになるようです。そして2トップはMistaとForlánで臨む可能性が高いです。だからForlánはValladolid戦で起用したくなかったんでしょうね。
ちなみに参考にしたasの記事には最終ラインがどうなるかは明記していませんでした。左はPerníaでしょうけど、セントラルはどうなるでしょうかね?
2007年11月28日(水)
_ [Atlético] Aberdeen戦の召集メンバーは明日発表
通常なら前日に発表される召集メンバーですが、今回は試合当日に発表されることになりました。ちなみに本日の会見で怪我による離脱者はPerea, Seitaridis, Juradoの3選手であることを明らかにしたので、Juradoの欠場は確定的となってしまいました。またUEFA杯未登録のValeraと長期離脱による影響で試合勘がほとんど無いMiguelが召集されないことも明言しています。
それはさておき最近Calderónでは3試合続けて3失点以上しているので、明日こそは最悪でも2点以内に抑えてもらいたいですね。もちろん理想は完封ですが。逆に4試合続けて3点以上(内3試合は4点以上)奪っているので、こちらの流れは続けてもらいたいですね。
2007年11月29日(木)
_ [Atlético] Aberdeen戦の召集メンバー
試合当日の発表となった召集リストですが、MottaとMistaが復帰を果たしました。またJuradoは昨日のAguirreのコメント通りリストから外れています。またキーパーはAbbiatiの先発が確実ですが、控えはFalcónが務めることになり、Leo Francoはメンバー入りしませんでした。
と言うことで召集メンバーは以下の通り:
Falcón, Antonio López, Pernía, Motta, Cléber Santana, Forlán, Raúl García, Luis García, Agüero, Maxi, Eller, Abbiati, Zé Castro, Reyes, Maniche, Mista, Pablo, Simão
_ [Atlético] UEFA Cup Group Stage Matchday 3 : Atlético de Madrid 2 - 0 Aberdeen
試合開始からネット中継は紙芝居状態で前半途中からは完全につながらなくなったので、結局試合がどういう感じだったのかはほとんど分かりませんでした。一応ゴールシーンだけは見ましたが、1点目はAgüeroが倒されて得たPKをForlánが決めたもの。ところでこれまでPKはMaxiが蹴っていましたが、決定率が悪いのでForlánに変わったのでしょうかね?
2点目はSimãoのフリーキックがポストに当たり、キーパーの背中に当たってゴールに入ったので、UEFA公式の記録ではキーパーLangfieldのオウンゴールとなっています。ただキーパーに当たったことでゴールになった場合はキッカーのゴールになることが多いので、今回の判断はその点で疑問が残ります。と言うこともあるので、うちではSimãoのゴールとして残しておくことにします(書いた後にUEFAの記録を確認したところ、Simãoのゴールに訂正されていました)。
ところでCalderónでの完封は久々ですね。おそらく第8節のZaragoza戦以来じゃないかと。この試合では終始ボールを保持していたようなので、落ち着いた戦いができたことで無失点で終えられたのではないかと思います。とは言えこの試合だけでは信用に足らないと思うので、もうしばらくは様子見でしょうね( ̄▽ ̄;
2007年11月30日(金)
_ [Atlético] Aberdeen戦後のコメント
Javier Aguirre監督
「この試合の目標は完封で勝ち点3を得ることだったので、それが達成できて満足している。今日の私たちは攻撃の姿勢を貫きながらも試合をコントロールすることができた。次のKøbenhavnとの試合でも勝ち点3を勝ち取りたい。Agüeroを前半だけで交代させたのは休養させるためだ。私たちは3つの大会を戦っているので、保持している戦力をフルに活用していく必要がある。どの選手にも出場機会を与えていくことが大事なんだよ。」
Jimmy Calderwood監督
「残念な結果だ。Atléticoには経験豊富な選手が数多くおり、序盤から試合を支配されてしまった。徐々に試合に入る余地は見出したのだが、彼らが常に上回っていたことは認めざるをえないだろう。とは言え私たちにはまだ勝ち抜けるチャンスが残されている。最後まで諦めずに頑張りたい。」
Motta
「ようやくファンの前で自分のプレーを披露することができた。これが今日の試合でも最も嬉しかったことだ。そして勝ち点3を挙げて決勝トーナメント進出に前進できたのだから喜びもひとしおだ。今日はサポーターも満足して帰路に着いたんじゃないかと思う。内容的にも良かったと感じているからね。ただ勝ち点3を挙げられたことが最も重要なことであることは言うまでもないけどね。」
Cléber Santana
「チームの勝利に貢献できて嬉しく思っているよ。今日は自分たちのプレーができたので、非常にやりやすかったよ。ただこれからは再びLigaのことを考えなければならない。日曜日にはBetisとの試合が控えているんだからね。僕自身はいつでも万全の状態だ。ただ誰もが多くのプレー時間が得られることを望んでいるからね。僕はこれからも出場機会を増やすために頑張るだけだ。正直入団してからしばらくはスペインでの生活に馴染むのに苦労した。でも乗り越えることができたので、もう大丈夫だよ。」