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Liga 第30節 : Deportivo de la Coruña vs Atlético de Madrid (Riazor) |
2007年11月04日(日)
_ [Atlético] Liga Española 1a División 11a Jornada : Atlético de Madrid 3 - 4 Villarreal
[ 試合の詳細 ]
ある意味昨シーズンまでだと考えられないような負け方かもしれませんね。それにしても守備が酷すぎ……。特にここ最近はPereaの劣化が目立つような気がします。Nihatに食らった同点ゴールは明らかに防げたものですし。良いときのPereaだったら例えボールを空振りしてもPKにならないようにNihatを吹き飛ばしていたと思いますから。Sevilla戦のパフォーマンスが影響してZé Castroが外されてしまいましたが、今日のPereaだったらZé Castroの方が攻撃に貢献できる分良かったのではないかと考えてしまいます。Pereaがこういう状態ならしばらくはPabloとZé Castroで最終ラインを構成してもらいたいです。
とは言え守備の問題がPereaだけのものだったとはもちろん思っていません。そもそも中盤の二人がどちらも攻撃的なのは今に始まったことではないですし、むしろここまでがうまく行きすぎだったのかもしれません。昨シーズンまではLuccinが最終ラインの負担を軽くしていましたが、Raúl GarcíaやManicheにLuccinのような働きを求めるのは酷でしょうからね。そういう意味では毎回打ち合いをしなければならないのかも……。でも今のメンバーなら、これまでとは違う守り方を模索すれば良いとは思いますけどね。
ただ今日の敗因は2点のリードをハーフタイム前に失ってしまったことでしょう。先制点を挙げてからはVillarrealにうまくボールを持たせて、効果的な攻撃を仕掛けることができていましたが、2点目を取ってからはそれができなくなってしまったように見えました。最終ラインが高いのでRossiに奪われたようなゴールはまだ仕方ないものだと思えますが、その前後で試合の主導権を握られていたことが問題だったのではないかと。チーム全体の集中力の問題なのかもしれませんね。
ここ最近の3失点以上の試合(Lokomotiv戦、Sevilla戦、Villarreal戦)における守備の問題点は基本的に同じような感じがするんですよね。セットプレーでの守備もシーズン序盤は集中していたのに、最近は簡単に取られているように感じますし。ということを考えると現在抱えている守備の問題が改善されない原因はこれといった対策を講じることができていないAguirreに責任があるのではないかと思います。確かに守備をきちんとするようなメンバーが揃っていないかもしれませんが、今日は3-2になった時点で何らかの手を打っても良かったのでは。昨シーズンのような守備固め要因が居ないと何もできないのでは、先が思いやられますね。
と言うことで重要な試合でコロッと負けてしまうのは今シーズンも変わっていませんでした。今日の試合で巧妙を見出すとしたら、攻撃陣が相変わらず好調だということくらいでしょう。こういうことを続けていては、いつまで経っても目標は達成できませんな ┐( ̄ヘ ̄)┌
_ [Liga Española] 1a División 11a Jornada