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Liga 第30節 : Deportivo de la Coruña vs Atlético de Madrid (Riazor) |
2007年12月01日(土)
_ [Atlético] Juradoが再び負傷
足首の捻挫でUEFA杯のAberdeen戦を欠場したJuradoですが、この捻挫自体は回復しました。ところが今度は別の箇所を負傷してしまいました。新たな怪我は左大腿四頭筋の裂傷で、復帰までは3週間以上掛かるようです。つまり年内は戦線離脱を余儀なくされることが濃厚となってしまいました。
Atléticoは12月に7試合戦うことになっているので、何事も無ければJuradoに与えられる出場機会も少なくなかったと思います。それだけにこの時期の離脱はチームにとっても痛いですし、何よりも本人が一番残念だと思っているでしょう。
とは言え怪我をしてしまったのですからあれこれ言っても仕方ないでしょう。今はとにかくできるだけ早い復帰が実現することを願うだけです。
_ [Atlético] Betis戦の召集メンバー
Javier Aguirre監督がSevilla遠征メンバー18名を発表しましたが、Luis Amaranto Pereaは回復が間に合わずに召集外となりました。他に怪我で外れたのはJurado, Seitaridisの二人で、Valeraは出場停止により外れています。一方Aberdeen戦は休養目的で外れていたLeo Francoは復帰しています。
召集メンバーは以下の通り:
Antonio López, Pernía, Motta, Cléber Santana, Forlán, Raúl García, Luis García, Agüero, Maxi, Eller, Abbiati, Zé Castro, Reyes, Maniche, Mista, Pablo, Simão, Leo Franco
_ [Atlético] Betis戦予想スタメン
《 EL MUNDO 》
中盤より前は基本的にはいつも通りのメンバーが名を連ねそうです。Reyesがスタメンと予想されているのは、サイドの選手で唯一Aberdeen戦に出場していなかったからだと思われます。もしかするとSimãoの先発もあるかもしれませんが。
問題は最終ラインで、右ラテラル候補が全員出場不可という状況ですからね。SeitaridisとPereaは怪我で、Valeraは出場停止。先週の段階ではPereaが戻ってくるのでValeraの出場停止は大きく響くことは無いかな、と思っていたのですが……。と言うことでおそらくAberdeen戦と同じようにAntonio Lópezにまたしても右をやってもらうことになりそうです。あとPabloの相方がAberdeen戦に引き続きEllerになることが予想されていますが、Valladolid戦のZé Castroのパフォーマンスを考えたら仕方ないかもしれませんね。ただZé Castroは将来性がある選手だと思っているので、辛抱強く育ててもらいたいとは今でも思っていますが。
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_ [Liga Española] 1a División 14a Jornada
2007年12月02日(日)
_ [スペイン代表] EURO 2008 グループリーグ組合せ抽選結果
本日現地時間正午からスイスのLucerneでEURO 2008グループリーグの組合せ抽選会が行われ、以下のような組み合わせてとなりました。
グループA: スイス、チェコ、ポルトガル、トルコ
グループB: オーストリア、クロアチア、ドイツ、ポーランド
グループC: オランダ、イタリア、ルーマニア、フランス
グループD: ギリシャ、スウェーデン、スペイン、ロシア
と言うことでスペインはグループDに入りました。グループリーグでの対戦順は、ロシア、スウェーデン、ギリシャとなっています。とりあえず死の組であるグループCを回避できたのは大きいですね。前回大会に引き続きギリシャ、ロシアが同じ組なのが気掛かりな点ですが、今回はやってくれると信じたいです。あと残りのスウェーデンは予選で同組だったので、馴染みの薄い対戦相手はありませんね。
それにしてもグループCは本当に凄いことになっちゃいましたね。正直どこが勝ち抜くのか全く読めません。
ところで今回の抽選では対戦順も決めるためにグループ内に入る位置も抽選したのですが、全てポット通りになるという珍しいことが起きました。確率的には相当低いはずなんだけどなぁ……。
_ [Atlético] Liga Española 1a División 14a Jornada : Betis 0 - 2 Atlético de Madrid
前半は落ち着いて戦えていたのではないかと思います。特に序盤は支配率が7割を超えており、失点の心配はほとんど無かったといってもいいでしょう。ラインコントロールもしっかりしていたので、オフサイドも結構取っていましたしね。ただ決定的な場面でシュートが枠に行かなかったことが反省点かも。Forlánのゴールだけで終わってしまいましたが、ハーフタイムまでに試合を決めることも可能だったと思います。尤もCalderónでプレーしているときと比べるとチャンスの数は少ないようにも感じましたが。とは言えきちんとリードを保ったまま折り返しを迎えることができたのは良かったと思います。
ただ後半は良くなかったですねぇ。チャンスはほとんど作れませんでしたし、逆にBetisにゴールを脅かされる場面が増えましたし。特に60分過ぎのLeo Francoの連続ファインセーブが無ければその後の展開は変わっていたでしょう。その後もBetisが押し気味でしたし、Kunに代えてMottaを投入して守備固めした効果もあまり無かったように見えました。最後まで守り切れましたが、Betisの決定力の無さにも助けられたと思います。終了直前のRaúl Garcíaのゴールはおまけでしょう(ゴール自体はもちろん嬉しかったですが)。
しかしながらこの試合で最も悪いニュースはLeo Francoの怪我でしょう。もしLeoが再び離脱することになるとチームにとって本当に痛いです。軽症であることを祈りたいのですが、ゴールキックを蹴ったときに負傷したので楽観視はできないのではないかと思います。
この勝利でChampions圏内への復帰を果たすことができましたが、良かったことはこれくらいでしょうか。他には落ち着いた試合運びを見せていた前半の戦いぶりがプラス材料かもしれません。後半の内容は良くなく、Leoは負傷、さらに次節は守備陣で最も安定しているPabloが出場停止と、終わってみればマイナス面の方が目立った気がします。ただ守備はValladolid戦に比べれば落ち着いていたことも事実なので、守備面での改善の兆しは見せているのではないかと前向きに考えたいです。
_ [Liga Española] 1a División 14a Jornada
2007年12月03日(月)
_ [Atlético] Betis戦後のコメント
Javier Aguirre監督
「決して簡単な試合ではなかった。後半のBetisには中盤で厳しくプレッシャーを掛けられ、彼らのプレーそのものも非常に良かったからね。最終的に勝利することができてホッとしている。ハーフタイムの段階で後半はもっと厳しく来ることは予想できていたが、Riveraが入ったことで彼らに良いリズムが生まれたと感じている。Mottaを投入したことでチームは落ち着けたのではないかな。これで4位以内に入ることができたが、まだまだこれからだ。」
Héctor Cúper監督
「追いつく上で何かが足りなかった。確かに相手はChampions圏内を争っているようなチームだった。しかも得点力もLiga屈指と言ってもいいだろう。こういうチーム相手との結果で判断してもらいたくはないな。私自身は依然自信を持っているし、チームを向上させるとに集中するだけだ。最近の試合では結果が伴っていないが、内容面での良化は感じているよ。」
以上のようにCúper監督は今後に向けての意欲を見せていましたが、会見後にBetis側が解任を発表しました。
Forlán
「前半はいい試合ができたんじゃないかな。後半に入るとBetisが良くなってきたと感じたが。ただ終始落ち着いてプレーできたことが勝利を呼び込んだんじゃないかな。Champions圏内に入れたことは大きいよ。でもまだ先は長いからね。最終的に4位以内に入れるよう頑張るだけだ。今のAtléticoの戦力は充実しており、これからもピッチ上でそれを示していかなければならない。個人的には質の高い選手たちとのプレーはやりやすいと感じているよ。これからもこのような選手たちとともに良いプレーをお見せしたいね。」
Leo Franco
「ボールを蹴った瞬間に太腿が収縮したんだ。直後にきちんとプレーできるかどうか試したんだけど、無理だと思ったから交代を要求した。これからの試合に出場できるかどうかは今後の回復次第だろう。試合そのものは勝利で終えることができて良かったのではないかな。このスタジアムで勝ち点3を挙げることは大変なことだからね。これでChampions圏内に入れたわけだけど、このポジションをキープするのはなかなか大変なことだ。しかもこの圏内を争っているチームも力があるからね。最後まで戦い抜くことだけを考えているよ。」
_ [Atlético] København戦の召集メンバー
試合翌日ということもあり軽めのメニューだったものの、水曜日のKøbenhavn戦に向けての練習が行われました。そして練習後にデンマークへの遠征メンバー18名が発表され、Luis Amaranto Pereaが復帰を果たしました。一方Betis戦で負傷したLeo Francoはリストから外れています。尤も先週のAberdeen戦でも外れているので、怪我が無くてもメンバー入りしなかったかもしれませんが。またZé CastroがPereaの復帰に伴いメンバーから外れたようです。
遠征するメンバーは現地時間4日11時発の便でMadridのBarajas空港を発ち、3時間半後にKøbenhavn到着の予定となっています。
召集メンバーは以下の通り:
Falcón, Antonio López, Pernía, Motta, Cléber Santana, Forlán, Raúl García, Luis García, Agüero, Maxi, Eller, Abbiati, Reyes, Maniche, Mista, Perea, Pablo, Simão
_ [Atlético] Leo Francoの復帰も年明け
Betis戦で右太腿筋収縮により交代を余儀なくされたLeo Francoですが、診断の結果復帰まで3週間掛かることが判明しました。つまりLeo Francoの2007年は終了したことを意味します。Leo Francoは第5節のAthletic戦でも負傷し、その後Liga2試合を欠場していましたが、再び離脱することになってしまいました。
Atléticoは年内にあと6試合(Liga3試合、UEFA杯2試合、Copa1試合)戦うことが予定されていますが、AbbiatiとFalcónの二人でゴールマウスを守ることになります。Betis戦でもスーパーセーブを見せてくれたLeoの離脱は本当に痛いですが、Leo不在の影響が出ないようなプレーを見せてくれることを期待しています。
2007年12月04日(火)
_ [Atlético] 来夏のターゲットはVan der Vaart?
ネタ元がasなのでどこまで事実なのかは不明ですが、Hamburger SV所属でオランダ代表のVan der VaartをAtléticoが本気で狙っているようです。Van der Vaartは現在24歳とまだ若く、中盤の底、左、トップ下と複数のポジションをこなせるのもAtléticoが狙う要因となっていると見られています。もちろん選手本人の実力を評価していることが前提としてあるとは思いますが。
Van der Vaartの獲得を目指しているクラブとして挙げられるのは、Barça, Milan, Juventusといったビッグクラブ、そして今夏獲得に失敗したValenciaも諦めてはいないようです。ライバルクラブの名前を見るとAtléticoが獲得するのは厳しそうに感じますが、asはAtléticoが優位であることを示しています。優位であることの最初の理由ですが、Van der Vaart自身が1,2年後にはスペインでプレーしたいと少し前に告白している点です(本当にそうなのか、はたまたスペインメディアへのリップサービスなのかは不明ですが)。これが事実ならMilanとJuveは候補から外れます。残ったのはスペインの3クラブですが、まずValenciaは今夏の一件でHamburgerとの関係が悪化してしまったこともあり、獲得は難しいと見ているようです。
と言うことで残ったライバルはBarçaなのですが、Barçaには似たような選手(Iniesta, Deco, Xavi)が複数おり、さらに来夏の最大のターゲットはCescなので、Van der Vaartに矛先を向ける可能性は低いだろうと分析しています。
以上のような理由からAtléticoが最右翼に位置しているのは分かりましたが、Van der Vaartの移籍金は少なく見積もっても2000万ユーロだそうです。しかも今シーズン、さらにはEUROでの活躍如何によってはさらに跳ね上がる可能性も高いと思います。ライバルが仮に全くいない状況だとしても獲得するのは大変なのではないかと見ています。
それはともかく獲得したとして、どこで起用するのでしょうか……。複数のポジションをこなせるので、使い勝手は良いかもしれませんが、現時点で攻撃の選手は揃っていますし。
2007年12月05日(水)
_ [Atlético] UEFA Cup Group Stage Matchday 4 : København 0 - 2 Atlético de Madrid
試合内容はさほど良かったとは思いませんが、寒さを考えたら勝ったことが重要なのかもしれませんね。それに守備がようやく安定してきたのも大きいのではないでしょうか。個人的にはこれまで酷評していたEllerが安定したパフォーマンスを見せているのも失点が減った要因だと見ています。尤も相手の攻撃力不足にも助けられている可能性も否定しませんけど。ということを考えると次のGetafe戦が試金石かもしれませんが、この調子で頑張ってもらいたいです。
ところでこの試合でようやくMottaのスタメンでのプレーをまともに見ることができたのですが、かなり良かったと思います。基本的には攻守のバランスを重視した動きをしていましたが、状況に応じて積極的に攻め上がることで攻撃面での変化もつけていたのではないかと。これから先もしばらくはRaúl GarcíaとManicheの組合せがファーストチョイスになるでしょうけど、今後のMottaのパフォーマンス次第ではどちらかが控えに追いやられる可能性もあるのではないかと思います。ということを考えるとやはりこれからも心配なのは怪我でしょうね。この試合の前日も膝に違和感を感じて練習を早めに切り上げていますし。もちろん今回は膝に問題が無かったのでフル出場したわけですが、次はどうなるかとどうしても心配してしまいます。
一方Mottaとコンビを組んだCléber Santanaは目立った活躍ができなかったように見えました。Ligaで控えの選手はこういう試合でインパクトを残さないと厳しいと思うのですが、こちらは今後もローテーション要員という扱いが続くのではないかと感じました。冬の放出の可能性が以前報じられましたが、このままだと冬ではなくても来夏の放出は否定できません。今後の出場機会で逆風をはね返すようなプレーを期待したいです。
前線に関しては今更特にコメントはありません。ただこれまでは個の力に拠るところが少なくなかったと思いますが、連携も少しずつ良くなっていると感じているので、今後は相手を崩してゴールを挙げる場面が増えてくることを期待しています。この試合のSimãoとAgüeroのワンツーからの先制弾は良かったのではないでしょうか。
ということでまずは決勝トーナメント進出を決めてくれて良かったです。来週のPanathinaikosとの直接対決で勝って1位で通過してもらいたいですね。
_ [Liga Española] 1a División 2a Jornada 順延分
2007年12月06日(木)
_ [Atlético] København戦後のコメント
Javier Aguirre監督
「チャンスはあまり多く作ることはできなかったが、決定力があったんじゃないかな。それに終始試合の主導権は握っていた。こちらにとって危ない場面は無く、戦いやすかった。ピッチの状態は悪かったが、自分たちのスタイルを変えずに戦えたことも大きいだろう。1位通過は重要なことなので、Panathinaikos戦でそれを成し遂げたい。グループステージの最低限の目標は達成したとは言え、やはり首位で通過したいからね。ただ層簡単にはいかないだろうが。このチームの攻撃陣の層の厚さはヨーロッパでも有数のものだと思っているが、今日はCléberとMottaが中盤の層の厚さも示してくれたと思っている。とは言え今日はやはり勝ち点3を挙げられたことが最も重要なことだ。」
Stale Solbakken監督
「実際対戦して、おおよそ戦前から予想していたチームだったことが改めて分かった。この試合ではAtléticoに早い時間帯に先制されてしまい、厳しい戦いを強いられた。チャンスをいくつか作ることはできたが、脅かすほどのものではなかった。やはり今日のような相手だと難しいね。逆に相手は簡単に2点取ってしまったように感じたが、Atléticoの戦力は金が掛かっているからなぁ。とは言え救いようの無いほどの差は感じなかったけどね。決定力の差は認めざるを得ないが。」
Simão
「ピッチ状態が良くないこともあり、厳しい試合になると思っていたので、この勝利は大きいよ。そして目標だったグループステージ突破も達成できた。今日はサイドから突破するのが厳しいと感じたので、ワンツーでの中央突破を試みたんだ。先制点が入ったことで落ち着いて戦うことができたと思う。次の試合では1位通過できるよう頑張りたい。」
Pablo
「今日は厳しい試合だったが、チームが一体となって戦えたと感じている。1位通過は自力で成し遂げられるし、実際達成できれば自信につながるだろう。それに1位通過すればトーナメント初戦で強い相手との対戦が回避できるからね。今日の相手は最後まで諦めない良いチームだった。2点ビハインドでもゴールを狙う姿勢は一貫していた。そういう相手をうまく退けることができたと感じている。とは言え勝利の余韻に浸っている場合じゃない。次のGetafe戦に向けて準備を進めないといけないからね。」
2007年12月07日(金)
_ [Atlético] Agüeroがゴールデンボーイ賞を獲得
イタリアTuttosport紙が主催のゴールデンボーイ賞をSergio Agüeroが受賞しました。この賞の受賞資格は欧州でプレーする21歳以下の選手で、短絡的に考えるとU-21バロンドールと言ったところでしょうか。ヨーロッパの主要スポーツ紙(スペインだとMARCA, as, MUNDO DEPORTIVOの3紙)の記者30名が投票し、バロンドールと同じようにポイント制で順位を決めます。
AgüeroはMessiやCescといった有力候補を抑えての受賞となりました。ただこの二人はバロンドールの候補にもなっており、若手として扱われなかった可能性も否定はできませんが。とは言えU-20ワールドカップ、そして今シーズンのAtléticoでの活躍を考えれば受賞する資格は十分あると思います。尚、授賞式は日曜日のGetafe戦の試合前に行われる予定です。直後のGetafe戦で勝利して受賞に花を添えてもらいましょう!
ちなみに近年の受賞者は、2003年がVan der Vaart、2004年がRooney、2005年がMessi、そして昨年がCescとなっています。
2007年12月08日(土)
_ [Atlético] Getafe戦の召集メンバー
本日Vicente Calderónで行われた非公開練習後、Javier Aguirre監督がGetafe戦に召集する18選手を発表しました。Leo Franco, Seitaridis, Juradoの3選手は怪我で、Pabloは出場停止のために召集されていません。それ以外ではMottaとLiga未登録のMiguelが未招集です。Mottaが外れたのは意外ですが、おそらく1週間に二回出場させるのは厳しいと判断されたのかもしれません。一方、出場停止だったValeraが復帰し、PereaもLigaでは久々の召集となっています。
召集メンバーは以下の通り:
Falcón, Antonio López, Pernía, Cléber Santana, Forlán, Raúl García, Luis García, Agüero, Maxi, Eller, Abbiati, Zé Castro, Reyes, Maniche, Mista, Perea, Valera, Simão
_ [Atlético] Getafe戦予想スタメン
《 EL MUNDO 》
Pabloの出場停止によりセントラルはPereaとEllerの二人が務めることが濃厚です。Pereaを右に回してZé Castroを入れることもできますが、Aguirreの現在の信頼度を考慮するとこの予想が妥当でしょうね。そして右のラテラルですが、Antonio Lópezと予想されていますが、Valeraの可能性も当然あります。Valeraは起用しないと試合勘が戻らないので、個人的にはAntonio Lópezを無理に右で起用するならValeraを起用してもらいたいのですが……。過密日程であることも考えるとValeraを起用すべきでは、と思ってしまいます。尤も次のCopaのGranada 74戦で起用する可能性は高いでしょうけど。
前線の目立った入れ替えはなさそうですが、前節はベンチスタートだったSimãoのスタメンが濃厚です。つまり中盤より前におけるKøbenhavn戦からの変更点は右サイドだけで、Luis GarcíaではなくMaxiが入ることになります。Reyesは木曜日に軽い怪我をしたので、そのこともスタメン落ちの理由なのかも。
GetafeではAtléticoが買い戻しオプションを保有しているManu del Moralや、元所属のContraの先発が予想されています。ただレンタル中のBraulioは契約により出場できません。前節2ゴールを挙げており、調子が良さそうだったので、Atléticoにとっては助かるかもしれませんね。せっかく中継があるので見てみたかったとも思ってしまいますが( ̄▽ ̄;
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_ [Liga Española] 1a División 15a Jornada
2007年12月09日(日)
_ [Atlético] Liga Española 1a División 15a Jornada : Atlético de Madrid 1 - 0 Getafe
なぜリードして折り返すことができたのだろうか、と思ってしまうくらい前半はひどかった。Getafeが決定的なチャンスを外し続けてくれたおかげとしか言いようがないでしょう。特にAlbínの決定機は普通はゴールになるでしょう。
悪かった要因を挙げてしまうときりが無いのですが、個人的に気になったのはForlánの位置取りですかね。Forlánは攻撃の組み立てに参加したがる選手であることは分かっているのですが、完全に中盤に吸収されているポジションだと相手も脅威を感じないでしょう。結果として前線でAgüeroが孤立していたように見えました。得点も挙げたようにゴール前では怖い選手なのですから、もう少し前に位置した方が良いのではないかと思ってしまいました。
それはさておき後半に入ればもう少し良くなるかな、と期待したのですが、全然変わりませんでした(苦笑) で、Agüeroが退場してからはどんどん荒れていっちゃいましたね。とりあえずPatoとReyesの退場は余計でしょう。Contraがキーパーとして奮闘している姿を見るという貴重なものを見ることができて面白かったくらいですかね。それ以外はまともな試合ではないのでノーコメントで。とりあえず失点しなかったのはAbbiatiのおかげでしょうね。この試合で何本ファインセーブを見せてくれたことか……。尤もフィードに関してはPatoとの差を感じずにはいられませんでしたが( ̄▽ ̄; あと失点しなかった要因として挙げられるのは空中戦で完全に勝っていたことでしょう。とにかく逃げ切ってくれたことが何よりの収穫じゃないかと(ー。ー)
サッカーが判定だとしたら明らかにGetafeの勝ちでしょう。それくらい今日はひどかった。Getafeからすると不当な敗戦かもしれませんね。ただこういう内容でも勝ちを拾えたことが大きいと思うしかないでしょう。問題はAgüero, Manicheが次節出場停止ということ(Reyesは一発退場だったので出場停止なのは水曜日のCopaのGranada 74戦)。代わりの選手に期待すれば良いのかもしれませんが……。
それにしても最近CalderónのLigaの試合はまともなものが全然無いな(苦笑)
_ [Liga Española] 1a División 15a Jornada
2007年12月10日(月)
_ [Atlético] Betis戦後のコメント
Javier Aguirre監督
「流れが二転三転したにもかかわらず点が入らなかったので、最後まで緊張感があった。滅茶苦茶な試合だったことは確かだが。とにかく色々なことがあった。そしてこの私を含めた誰もが狂ったような流れに飲み込まれてしまった。サッカーのやり方を忘れてしまったかのようにね。Getafe自体は統制の良く取れた素晴らしいチームだと感じたよ。今日の勝利はツキが味方したことも否めないだろう。もちろん決定的なチャンスをものにできたかどうかも勝敗を左右したことは否定しないが。現時点でChampions圏内に居るといってもまだ15節が終わった段階であり、厳しい試合が23も残っている。今後も落ち着きを持って試合に臨んでいかなければならない。そして今は次のCopa del ReyのGranada 74戦に集中したい。」
Michael Laudrup監督
「今日は選手たちをねぎらいたい。こういう試合で負けたときはそれくらいしかできないよ。それに今日はChampions圏内のチーム相手に素晴らしい戦いをしてくれたわけだしね。Atléticoの方はゴールシーンを除けばチャンスらしいチャンスはほとんど無かったと思う。AlbínやKepaに訪れていた決定機をものにできていれば状況は変わっただろう。スタッツだけ見ると非常に荒れた試合だったと感じるだろう。しかし実際にはそれほどひどい反則はほとんど無かったと思うよ。」
Raúl García
「毎回良いプレーができるわけではない。シーズンを通して見れば内容が良い試合もあれば悪い試合もあるだろう。ただ上位をキープするためにはこういう試合内容でも勝ちを拾っていかなければならないんだ。とにかく大事なのは試合に勝利することなんだからね。現在僕たちは上位につけている。そしてこれからも勝ち点を積み重ねていくことが重要だ。このポジションに居ることでモチベーションが高まり、自信も深まるからね。主審は自分の判断に基づいて笛を吹いたんだろう。僕自身はこのことについてコメントはしたくない。」
Antonio López
「この試合はプレーよりもそれ以外のことがクローズアップされてしまいそうな内容だったね。ただこういう試合でも勝ち点3を挙げられたんだと前向きに捉えたい。勝利が最優先事項だからね。チームにツキがあったことは否定しない。今日は落ち着いてプレーすることができなかったからね。最後の最後まで苦しい戦いだったよ。僕自身はどこでプレーするかどうかは気にしていない。チームを助けることができればそれでいいんだ。流れそのものは良い方向に向かっていると思うし、これからもこの流れを断ち切らないようにしたい。そうすれば最終的に上位で終えることができるはずだからね。」
_ [Atlético] Forlánと失点数
Valladolid戦で復帰して以来、Diego Forlánは5試合(含むValladolid戦)で3ゴールを挙げており、ようやくエンジンが掛かってきた印象ですが、彼の復帰と同時に失点も減りました。正確に言うと怪我が癒えたForlánがピッチに戻ってきて以来失点が全くありません。ということを考えるとどうやら前線でForlánが掛けるプレスが守備に安定をもたらすのかもしれません。
昨日のGetafe戦の感想でForlánの位置が低すぎるのではないか、と感じたのですが、これはボールをもらいたいからということだけでなく、守備を熱心にやり過ぎた結果と考えることもできるかもしれませんね。前線でのプレスがあまり効かずに後ろに下げられたのかも。そう考えると改めてGetafeはチームがきちんと機能していたのだろう、と感じます。
それはともかくとして、やはり守備が安定するかどうかは最終ラインだけでなく、チーム全体がきちんと動けるかどうかが重要だということを改めて認識させられました。もちろんセントラルの凡ミスは前線の選手にはどうしようもありませんが、前線へ簡単にパスを通されないようにするためには、やはり前の選手の働きが鍵なのかもしれませんね。
_ [Atlético] Leo Francoの手術
右大腿四等筋を負傷しているLeo Francoが、明日11日にフィンランドのTurkuで手術を受けることになりました。執刀医は当地のSakari Orawa医師で、クラブ主治医のJosé María Villalónも立ち会うことになっています。
これまで現地の報道によると離脱期間は3週間程度とされていましたが、実際に完治までどれくらい掛かるのかは手術後ではないと判明しないのかもしれません。まずは手術の成功を祈りたいです。そしてできるだけ早い復帰が実現することを期待しています。
_ [Atlético] 撤回要求
Sergio AgüeroはGetafe戦で二度の警告を受けて退場処分となりましたが、Atléticoはこの二度の警告を両方とも撤回することをスペインサッカー協会に要求することを決めました。どちらかが撤回されればAgüeroはRecreativo戦の出場が可能となります。
ここでどういう状況で警告を受けたかをおさらいすると、最初はエリア内でのダイブによるもので、二度目がMaxiのクロスに手で合わせたことによるもの。個人的には最初のダイブによる警告は映像を見る限り妥当だと思うので、これが撤回される可能性はまずないでしょう。と言うよりこれを撤回してはいけないのではないかと。
したがって撤回の可能性があるとしたらハンドによるものですが、これも思わずなのかもしれませんが、手を出していることは事実なので、妥当な判定じゃないかと。ただ一度出した手を引っ込めようと頑張ったにもかかわらず当たったようにも見えるので、そのように判断されれば撤回されるかもしれません。その可能性は非常に低いと思いますが。
と言うことでいずれの警告も撤回の可能性は低いと思われるので、やはりAgüeroはRecreativo戦には出られないのではないかと見ています。ちなみにAgüeroは昨シーズンからLigaの試合は一度も欠場していないので、出場停止が確定した場合は連続出場記録が53で途切れることになります。
2007年12月11日(火)
_ [Atlético] 長期離脱者続出
昨日書いたようにLeo Francoは本日フィンランドで手術を受けますが、その目的は右大腿四等筋の怪我の再発を防ぐためのものです。Athletic戦でも同様の怪我で離脱していたので、完全に治すことを決断したのでしょう。そのため復帰までは順調であっても3ヶ月程度を要するようです。つまり復帰は2月下旬から3月上旬ということになります。asでは冬の移籍市場でキーパーの補強の可能性も示唆されていますが、個人的にはAbbiatiとFalcónの二人で何とかしてもらいたいと思っています。特にFalcónはこれまで全く出場していないので、この機会にチャンスを与えてもらいたいと思います。
そしてもう一人離脱することが確実なのがThiago Mottaです。Mottaはシーズン序盤に左膝の内側半月板を損傷したことで2ヶ月ほど離脱しましたが、どうやら左膝の違和感は今も消えていないようです。無理すればプレーできない状態というわけではないみたいですが、万全の状態でのプレーをするために再び手術をする可能性が高いようです。手術をすれば前回同様1ヵ月半以上の離脱となります。
と言うことで年が明けてもLeo Francoは確実に不在で、Mottaも離脱している可能性が高いという事態になってしまいました。不動の守護神であるLeo Francoの離脱が痛いことは言うに及ばず、Mottaも先日のKøbenhavn戦で良いプレーを見せていたので、離脱するのであれば残念です。ただ違和感がある状態でプレーすることは避けたいでしょうから、二人とも完全に治した上で復帰してもらいたいと思います。
また、トップチームではなくBチームの選手ですが、Roberto Batresも左膝十字靭帯を断裂してしまいました。13日に手術をすることになっていますが、復帰までは過去の選手たち同様半年は掛かる見込みです。Bチームにとってエースの離脱は痛いですし、もしかすると今度のCopaの試合ではトップチームでの出場機会もあったかもしれないので非常に残念です。ただ最も落ち込んできるのはやはりBatres自身だと思います。ただまだ若い選手なので、この怪我をしっかり治してから復帰してもらいたいです。そして将来はトップチームで活躍できることも期待したいです。
_ [Atlético] Granada 74戦の召集メンバー
MajadahondaのCiudad Deportivaで行われた練習後、Javier Aguirre監督がGranadaへの遠征メンバーを発表しました。Getafe戦の先発メンバーではPernía, Agüero, Maxi, Eller, Manicheの5名が外れており、さらにReyesは出場停止のためメンバー入りしていません。またSeitaridis, Motta, Jurado, Leo Francoが怪我で外れています。
一方召集リストで目を引くのがBチームの2名とMiguelの名だと思います。MiguelはAtléticoの一員として未だに公式戦出場を果たせていないので、この試合で実現してもらいたいです。またIgnacio CamachoはU-17スペイン代表の主将も務めたAtléticoカンテラ期待の選手なので、こちらも出場機会が得られることを期待しています。
と言うことで召集メンバーは以下の通り:
Falcón, Antonio López, Cléber Santana, Forlán, Raúl García, Luis García, Abbiati, Zé Castro, Miguel de las Cuevas, Mista, Perea, Pablo, Valera, Simão, Álex Quillo, Ignacio Camacho
Aguirre監督は予定している先発メンバーも発表しています。
Falcón; Valera, Pablo, Zé Castro, Antonio López; Raúl García, Cléber Santana, Luis García, Simão; Mista, Forlán
Falcónにようやく出場機会が巡ってくるようですので、是非とも頑張ってもらいたいですね。それからValeraはこの試合で試合勘をできるだけ取り戻してくれると良いのですが……。あと個人的にはForlánがこんなに試合に出続けていて大丈夫なのかと心配になってしまいます。次のRecreativo戦は警告が撤回されない限りAgüeroが出場停止なのですから、休養させるのはForlánの方が良かったのではないかと感じてしまいます。もちろんAguirreにも思うところがあるのでしょうけどね。
_ [Atlético] Laudrupが擁護
Agüeroに対する二度目の警告は厳しすぎるのではないかと、対戦相手だったGetafeの監督であるMichael Laudrupがコメントしました。
「確かにルール上は警告処分なのかもしれない。しかしすでに警告を受けていた状態だったし、手でゴールを決めようとは見えなかったのだから、ハンドの反則は取っても警告処分には値しないのではないか。この時点まで試合は非常に白熱していたが、その後はあらぬ方向へ向かってしまった。Agüeroの退場処分が引き金となってしまったと思うし、しかもそれは避けることもできたわけだからね。」
ちなみにその後も主審の判定に疑問を感じている主旨のコメントを残しています。Laudrupからしたら11対11の段階で押し気味に試合を進めていたので、誰も退場させられない状態で最後までやりたかったのかもしれませんね。
それはさておき、このハンドの場面をもう一度見直したのですが、手の出し方が遠慮気味には見えました。でも出ていることは否定できませんからねぇ……。とりあえずスペインサッカー協会がどう判断するか注目したいと思います。
2007年12月12日(水)
_ [Atlético] AgüeroのRecreativo戦出場が可能に
Getafe戦で二度の警告を受けて退場処分となっていたSergio Agüeroですが、スペインサッカー協会がAtléticoの主張を一部認めたため、Recreativo戦の出場が可能となりました。これでAgüeroのLiga連続出場記録は本人が怪我をしない限り続くことになります。
今回撤回された警告は私の予想に反してダイブによる最初の警告でした。Agüero本人曰く、Abbondanzieriとぶつかるのを避けようとして転んだとの事なので、この主張が認められたことになります。正直飛んだようにも見えたので何とも言いようがありませんが、AgüeroがRecre戦に出られることは大きいので、朗報だと受け止めます( ̄▽ ̄;
尚、二度目のハンドによる警告は取り消されませんでしたので、Laudrupの意見とは異なる見解を示したようです。個人的にも取り消されるとしたらこっちだと思っていましたが、結果的に一枚無くなったのだから、結果は同じですね。どっちにしろ両方とも取り消せ、というのは虫が良すぎるでしょうし。
ところでManicheの警告はそのままであり、Atléticoも異議申し立てをする予定は無いので、ManicheのRecre戦の出場停止は確定しました。ということを考えるとGranada 74戦ではRaúl GarcíaではなくManicheを起用した方が良さそうに感じるのですが、攻守のバランスを考えたのかもしれませんね。とりあえずRaúl Garcíaが怪我をしないことを祈りたいです。
_ [Atlético] Copa del Rey 1/16 de Final (ida) : Granada 74 1 - 2 Atlético de Madrid
[ 試合の詳細 ]
見ていないので内容は良く分かりませんが、とりあえず無難に勝ちました。失点はいただけないように感じますが、元AtletiのLuqueに、Falcónにはどうしようもなかった見事なフリーキックを決められたみたいなので、まぁ仕方ないかなと思っています。崩されて決められたわけはないですしね。ちなみにFalcónは終了間際に同点にされるピンチを防いでくれました(本来はオフサイドだったようですが)。
内容はさておき、この試合でMiguel de las CuevasがAtléticoの一員として初めて公式戦でプレーしました。非常に長い道のりでしたが、ようやく実現してくれて嬉しいです。またIgnacio CamachoとÁlex Quilloもトップチームデビューを果たしています。特にNacho Camachoは30分以上も出場機会をもらっており、期待の高さが感じられる起用の仕方なのではないかと思います。これからも順調に成長していってもらいたいですね。
2007年12月13日(木)
_ [Atlético] Granada74戦後のコメント
Javier Aguirre監督
「試合そのものは互角だったと思うが、勝負を分けたのは決定力の差じゃないかな。1-2になってから相手には同点にするチャンスがあったからね。今日の相手はベースがしっかりした良いチームだったのではないかな。それにこのピッチでの戦いは難しかったということも感じたよ。私自身は勝負はまだ決まっていないと考えている。彼らはCalderónで必ず逆転を狙いに来るはずだ。(交代選手についての質問に対しては)Miguel de las Cuevasは久々が影響していたと思うが、そのうち他の選手と同じリズムでプレーできるようになるだろう。Ignacio Camachoのトップチームデビューは彼にとって大きな出来事だろう。怪我から復帰して間もないので尚更じゃないかな。そしてBチームの主力としてここまで頑張っているÁlex Quilloにも出場機会も与えることができて良かったよ。」
Antonio Tapia監督
「先制点を奪われるまでは思惑通りだった。そして後半開始直後の追加点で決定付けられてしまった。1-2というスコアになって自信を取り戻すことができ、望みもつながったが、結局追いつくことはできなかった。前半は非常に集中して戦い、後半は攻勢をかけるためにできる限りのことを行ったが、勝つことはできなかった。Madridへはもちろん逆転を目指して乗り込むつもりだが、彼らが優位なのは間違いないだろう。」
Ignacio Camacho
「夢の一つが叶って本当に嬉しいよ。僕を信頼してくれた監督やチームメイトに感謝したい。せっかく与えられた機会だったので、何とかしたいと思ったよ。正直なところ最初は緊張していた。でも試合に入り込んだらそんなことは感じなくなったよ。怪我から復帰した直後にこういう試合でプレーできたことは僕にとって大きなご褒美だと思っている。試合の結果自体は良かったと思う。でもまだ勝負は決まっていないし、Vicente Calderónでも気を抜かずに戦いたいね。」
Falcón
「久々にAtléticoの一員としてプレーできて満足している。チームメイトのサポートに感謝したい。こういう機会が与えられるまで頑張ってきた甲斐があったと思っているよ。試合は厳しいものだったね。ただ良い時間帯にゴールを挙げることができてチームは自信を持つことができた。ただ勝負はまだ決まっていないので油断は禁物だ。(終了間際のファインセーブに関しては)こういうセーブは運も必要だけど、試合を通して集中力を保っていないとできないことも事実だ。それが遂行できたことに満足しているよ。Luqueのゴールはやられたと言うしかないよ。手が届くかと期待したけど、あれを止めるのは無理だったんじゃないかな。」
_ [Atlético] Abraham García監督との契約を3年間延長
現在Atlético Bの監督を務めているAbraham Garcíaとの契約を3年間延長しました。旧契約だと今シーズン終了まででしたが、2011年までの契約となります。
Atlético Bは昨シーズンは最終節で2部B残留を決めるという厳しいものでしたが、今シーズンは第16節終了時点では勝ち点25で9位につけています。さらに言うと昇格プレーオフ圏内である4位との勝ち点差は2ということもあり、チームを立て直したAbraham Garcíaの手腕を評価しての契約延長だと考えられるでしょう。
Abraham GarcíaはこれまでAtléticoの下部組織で常に監督を務めています。監督業をスタートしたのはCadete Aを率いた1998-99シーズンで、翌1999-2000シーズンはその一つ上のJuvenil (Liga Nacional)の監督を務めました。2000年から2003年までの3年間はJuvenil Aを率い、2003年7月にCチームの監督に就任、そして今シーズンからBチームの監督を務めています。
Abraham Garcíaはまだ33歳と若いですが、以上のようにAtléticoカンテラのことを知り尽くしている監督だと言えるでしょう。Bチームはトップチームが降格したときに強制的に2部Bへ降格させられており、それ以降2部Aへの復帰を果たせずにいますが、監督在任中にBチームを昇格させてくれることを期待しています。そして同時にトップチームでも活躍できるような選手を育ててくれることも期待したいですね。
2007年12月14日(金)
_ [Atlético] Kehlも補強候補?
Borussia Dortmund所属のSebastian KehlがAtléticoの来夏の獲得候補として浮上しているとドイツで報じられているようです。KehlのBorussiaとの契約は今シーズンまでなので、獲得するのに移籍金は掛かりません。Borussia側はKehlとの契約延長を試みているようですが、Kehl本人にはその意思が無いようです。その理由としてドイツで噂になっているのがAtléticoとすでに合意に達したからではないかということだそうです。
Kehlは現在27歳の左利きの守備的な中盤の選手で、セントラルもこなせます。ただKehlは昨年左膝に大怪我を負っており、昨シーズンのリーグ戦は6試合しか出場しておらず、今シーズンもここまで4試合にとどまっています。
これは予想ですが、Kehlが来るのはMottaが退団する場合だと思います。Mottaはここまで怪我に泣かされ満足に試合に出ることができていませんが、Kehlも同じような状況になってしまう可能性は否定できないでしょう。ということを考えると個人的にはスペインでの経験が豊富なMottaの方が良いのではないかと感じてしまいます。守備的な選手が必要だということは分かるのですが、それなら怪我の心配が極力少なそうな選手を獲得してもらいたいなぁ、と思っています。もちろんKehlが来シーズン以降は怪我無く順調にプレーできる可能性は否定しませんが( ̄▽ ̄;
2007年12月15日(土)
_ [Atlético] Recreativo戦の召集メンバー
本日行われた練習後にJavier Aguirre監督がHuelvaへの遠征メンバーを発表し、水曜日のGranada 74戦でAtléticoの選手として初めて出場したMiguel de las Cuevasがメンバー入りしました。ただメンバー入りしていてもベンチ入りさせることはできないはずなのですが……。メンバーそのものも19名召集されているので、もしかすると遠征に帯同するだけなのかもしれませんね。
メンバー外となっているのは、怪我で離脱中のLeo Franco, Seitaridis, Motta, Juradoの4名と、出場停止のManicheです。
召集メンバーは以下の通り:
Falcón, Antonio López, Pernía, Cléber Santana, Forlán, Raúl García, Luis García, Agüero, Maxi, Eller, Abbiati, Zé Castro, Reyes, Miguel de las Cuevas, Mista, Perea, Pablo, Valera, Simão
_ [Atlético] Recreativo戦予想スタメン
《 EL MUNDO 》
前線はAgüeroの出場停止処分が取り消されたので前節と同じになると予想されています。ただSimãoがCopaでも先発しているので、Reyesの先発の可能性もあるのではないかと思います。中盤はManicheが出場停止でMottaが離脱中なので、Granada 74戦に引き続きCléber Santanaが先発でしょう。
ディフェンスラインですが、EL MUNDOだとPabloとPereaのセントラルコンビが予想されており、MARCAだと前節と同じ(PereaとEller)になっています。そしていずれの予想でも右はAntonio Lópezとなっています。個人的には右からPerea, Pablo, Eller, Perníaだと予想しているので、両紙の予想は意外でした。Antonio Lópezが5試合連続でフル出場しているので、そろそろ休養させるような気がするんですけどねぇ。
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_ [Liga Española] 1a División 16a Jornada
2007年12月16日(日)
_ [Atlético] Ana López Guerreroが死去
長い間闘病中だったAntonio Lópezの姉、Ana López Gurreroさんがお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。
尚、Antonio Lópezは直ちにチームから離脱し、地元Alicanteへ帰郷しています。今日の試合ではLópez Guerrero家に捧げる勝利を祈っています。
_ [Atlético] Liga Española 1a División 16a Jornada : Recreativo 0 - 0 Atlético de Madrid
勝ち点2を取りこぼしたと言うしかないでしょう。解説のS氏は引き分けでラッキーだと思った方が良いなどとほざいていましたが、そんなわけないでしょう。終盤まで一応攻撃の形は作れていましたし、決定機もあったわけですから、やはり得点が奪えなかったことが問題だったと思います。
得点が奪えなかった最大の戦犯は実はAgüeroだったのではないかと思っています。Atléticoの攻撃を牽引し、チャンスにも数多く絡んでいたことはもちろん分かっています。Recreativoの守備陣が最も対応に困っていたのもAgüeroだったことも確かだと思います。しかし後半の決定的なチャンスを立て続けに外してしまったことも事実です。
最近Agüeroはゴールという結果を残すことがあまりできていませんが、この試合を見るとフィニッシュの点においてのみ不調なのではないかと感じます。特に2つ目の決定機ではループシュートを狙ったのだと思いますが、いかにも中途半端なシュートをしてしまった印象が否めません。シュートを撃つときに迷いがあるのかもしれませんね。逆に最近得点を量産しているForlánはシュートに迷いが感じられないので、やはりフォワードはゴールという結果も大事なのだと思います。
と言うことでAguirreが途中でAgüeroを交代させましたが、個人的には以上の理由を考えると仕方ないと思いました。結果はAgüeroを外したときの負の面が出てしまったので、失敗と言ってもいいかもしれませんが……。ただAgüeroに得点を奪える気配を感じなかったので代えたのだとしたら、それは正しいのではないかと。Aguirreの失策は解説のS氏も試合後に言っていたように、交代を二人同時に行ってしまったことかもしれません。Agüeroを下げてどうなるかを見極めてから次の交代を行っても良かったのではないかと。
内容そのものは悪くなかったので、次の試合でもこの調子を維持してもらいたいとは思います。特にPabloとEllerのコンビは安定しているので、大量失点の心配はそんなにないでしょう。左サイドのPerníaのところがどうしても気になりますが、Ellerがある程度はカバーしているので以前よりはマシな気はします。尤も今日のRecreの攻撃が良くなってきたのはPerníaのボーンヘッドから与えた決定的なチャンスからだと感じますが。これ以後Abbiatiのお世話になる機会が多くなってしまいましたからね(苦笑)
ところでAbbiatiはセービングに関しては申し分ないのですが、フィードの下手さはどうにかならないものか……。この点だけはどうしてもLeoと比べて見劣りしてしまいます( ̄▽ ̄;
_ [Liga Española] 1a División 16a Jornada
2007年12月17日(月)
_ [Atlético] Recreativo戦後のコメント
Javier Aguirre監督
「チームのプレー内容には好感を持っている。ゴールだけが足りなかったが、満足しているよ。最低限の目的は達成できたと思っているが、決定的な場面を外しすぎてしまい、試合を決められなかったかな。Agüeroの交代は難しい決断だったが、試合の流れを変えるために行ったものだ。代わりに入ったLuisやReyesもよくやってくれたし、チームを活性化させてくれたと思うよ。確かに試合には勝てなかったが、その点を除けば満足しているよ。」
Víctor Muñoz監督
「試合内容が結果に反映されていない。どちらのチームにもチャンスが数多くあったのだから、引き分けという結果には納得できない。どちらも試合を決めることができなかったね。後半序盤の決定的なチャンスを(Camuñasが)決めることができていれば、展開は全く異なっていただろう。ただAtléticoのようなチーム相手にこれだけの試合ができたことは好意的に受け止めたい。それに引き分けという結果そのものにも満足しているよ。」
Abbiati
「まずは完封できたことが重要なことだ。フエラで勝ち点を挙げたことを評価すべきだろう。Sorrentinoは良いキーパーだし、今日は彼にやられたね。ゴール運には見放されていたと思うしかないだろう。実は筋肉に少しハリを感じているんだけど、特に問題は無いよ。ウォーミングアップをしっかりやればプレーには支障ないからね。あとクラブワールドカップを制したMilanにはおめでとうと言いたい。彼らはこの大会への意気込みを以前から見せていたから、達成できて本当に良かったと思うよ。」
Reyes
「引き分けという結果に満足すべきだろう。もちろん決定的な場面はいくつかあったけど、それはRecreativoも同じだ。僕自身はSorrentinoのファインセーブにあってしまって決めることができなかった。正直決まったと思ったからね。今日は彼の日だったんだろう。とにかく3位をキープできたのだと前向きに考えたい。」
Cléber Santana
「勝利のために戦ったが、それは成し遂げられなかった。今日はゴールに見放されてしまったね。ただフエラで勝ち点を挙げることは重要だし、3位は守れたからね。今後はPanathinaikos戦に向けて準備を進めたい。チームのプレー自体は問題ないので、このやり方を続けていければ良いと思う。特に守備面は良くなってきているんじゃないかな。僕自身はこの試合で良いプレーができていたと思うけど、以前から言っているように常に自信を持ってプレーしているんだ。今日は僕にとって本当に重要な試合だったよ。」
2007年12月18日(火)
_ [Atlético] AgüeroがFIFA年間表彰式で受賞
昨日スイスのZürichで行われたFIFA年間表彰式が行われ、Sergio AgüeroがU-20ワールドカップのゴールデンボール賞の表彰を受けました。Agüeroは先日ゴールデンボーイ賞も受賞しているので、今年の若手ナンバー1と考えても良いのではないかと思います。
ところで今年はMilanのKakáがバロンドールとFIFA年間最優秀選手賞の二冠を達成しましたが、Agüeroも将来的には若手のトップにとどまらず、全体の最優秀選手賞を獲得できるような選手へと成長してくれることを期待したいです。ただそのためにはAtléticoというチームそのものが結果を残さないといけませんが。ちなみに移籍して獲得するというのはもちろんダメです(爆)
2007年12月19日(水)
_ [Atlético] Panathinaikos戦のスタメン
召集リストが発表されないので、とりあえず本日のAguirre監督の会見で明らかになった先発メンバーを掲載しておきます。
Abbiati; Perea, Zé Castro, Eller, Antonio López; Raúl García, Cléber Santana, Luis García, Maxi; Agüero, Forlán
Manicheは月曜日の練習を軽い怪我のために休んでおり、週末に備えて出場は見送られるようです。と言うことで中盤の底は3試合連続でRaúl GarcíaとCléber Santanaということになります。それからディフェンスラインではPabloとPerníaが休養することになります。
ところでRaúl GarcíaとForlánは最近出ずっぱりなので、怪我にも気をつけてもらいたいですね。多分週末のEspanyol戦も先発なので、無事クリスマスを迎えてもらいたいものです。
2007年12月20日(木)
_ [Atlético] Panathinaikos戦の召集メンバー
試合当日の練習後に召集メンバーが発表されました。離脱者と未登録メンバーのValera、そして出場を見送るManiche以外の選手が招集されています。
召集メンバーは以下の通り:
Falcón, Antonio López, Pernía, Cléber Santana, Forlán, Raúl García, Luis García, Agüero, Maxi, Eller, Abbiati, Zé Castro, Reyes, Miguel de las Cuevas, Mista, Perea, Pablo, Simão
_ [Atlético] UEFA Cup Group Stage Matchday 5 : Atlético de Madrid 2 - 1 Panathinaikos
Simãoの終了間際のフリーキックで逆転勝ちを収め、グループBの1位通過を決めました。決勝トーナメントの組合せ抽選会は明日行われますが、対戦相手はグループステージの3位チームの中から選ばれます。対戦相手の候補は、
Zenit, AEK Athens, Brann, Zürich, Bolton, Anderlecht, Galatasaray
となっています。
さて試合自体ですが、前半はOnda Madridの実況曰く、「Atléticoは歩いている」という状況で、今シーズン最悪の出来だったようです。試合を通して見ていたわけではないので断定はできませんが、チーム全体の運動量が少なかったのではないかと。ただターンオーバーをあまりしていないので仕方ないのかもしれませんね。前半の攻撃時に名前が多く挙がっていたのはLuis Garcíaと毎度のことですがAgüeroでした。前者はLigaで出場機会が少ないので、後者は若いので疲れが溜まっていても手を抜かないのでしょう。
ただし前半が悪かった要因として主審のジャッジが良くなかったこともあるようです。特にEllerはなんでもないようなプレーで反則を取られることが多かったようですし、さらに言うと先制点のシーンでは「SalpindigisのEllerに対するファウルをなぜ取らないんだ」と実況が憤慨していたように、どちらかというと不利な判定が目立ったようです。尤も前半終了間際のZé Castroのファウルは警告でしたが、退場させられてもおかしくなかったみたいですが。
それはともかくAguirreは前半の悪い流れを打破すべく、Cléber Santanaに代えてSimãoを後半最初から投入し、さらに60分過ぎにはZé Castroを下げてReyesを投入するという荒業に出ました。最早守備は全く考えていない交代ですが、負けても引き分けても2位通過という状況を考えたら当然だったのかもしれませんね。それにしてもMaxi, Simão, Reyes, Luis García, Agüero, Forlánの6人が同時にピッチ上に居る状況が来るとは……。同点に追いついた直後にRaúl Garcíaが退場させられて一人少なくなりましたが、全く関係なく攻め続けていました。カウンターを食らって失点しても仕方ないと開き直っていたんでしょうね。最終的には冒頭のようにSimãoのフリーキックで勝ち越しに成功しましたが、攻撃的な姿勢を最後まで貫いて奪ったゴールなので評価できるのではないかと思います。
と言うことでUEFA杯のグループステージの目標は何とか達成できました。ただ前半のパフォーマンスを考えると日曜日のEspanyol戦が心配です。主力選手に疲労がかなり蓄積しているようなので、Espanyol戦に照準を合わせているManicheが中盤で奮闘してくれることを期待したいです。あとAgüeroにはこの試合でゴールという結果を残して年を越してくれると良いのですが……。
2007年12月21日(金)
_ [Atlético] Panathinaikos戦後のコメント
Javier Aguirre監督
「今日は白熱した試合だったが、チームは最後の最後まで勝利を諦めなかった。気持ちで試合に勝つことができることを示してくれたと思うよ。前半は明らかに相手の方が良かった。守備がしっかりしており、カウンターも鋭かった。そしてこちらにはゴールチャンスが全く無かった。ただ後半の戦いを考えれば勝利は正当なものだと思っている。そして今日のような勝ち方は次の試合に向けて良い弾みになるだろう。今年を良い形で終えたいな。試合に勝つためには自分たちの力で運を引き寄せることも重要だが、今日のチームはそれを体現していたんじゃないかな。Simãoが決めたときは最高の気分だったよ。」
José Peseiro監督
「Atléticoが10人なるまではうまくいっていた。試合に勝てなかったのはこちらに決定的な力が足りなかったからだろう。試合は終了直前にSimãoに決められてしまったが、彼は過去にもポルトガル杯で決めていたんじゃないかな。試合には敗れたが、チームのプレーそのものには満足しているよ。今日の試合は引き分けが妥当だと思うが、今日敗れたからといって全てを失ったわけではない。決勝トーナメントでも頑張るよ。」
Simão
「相手が守備的だったので、非常に難しい試合だった。おまけに同点後にこちらは一人減っちゃったからね。ボールは持てていてもチャンスはほとんど無かったから、きつかったな。でも最終的には今日の目標を達成できて嬉しく思っているよ。僕はいつでも試合に勝ちたいと思っているし、だからこそ今日のゴールは本当に重要なものだということも分かっている。あのフリーキックは蹴ったときの感触が良かったんだ。ボールを見たら壁をうまく越え、キーパーが触ったけどゴールマウスに入ってくれた。試合は主審が笛を吹くまでは終わらないので、最後まで戦わなければならないことを改めて認識したよ。」
_ [Atlético] 決勝トーナメント1回戦の相手はBolton Wanderers
本日スイスのNyonでUEFA杯決勝トーナメント1回戦、及び2回戦の組合せ抽選が行われ、Atléticoの1回戦の対戦相手はBolton Wanderersに決まりました。日程は第1戦が2008年2月13日にBoltonのホームReebok Stadiumで、第2戦が2月21日にVicente Calderónでそれぞれ行われる予定です。
BoltonはグループステージでBayernとアウェーで引き分けるなど、無敗で通過しているので手強い相手だと思います。ただ実力を発揮できれば大丈夫じゃないでしょうか。尤も2月のチーム状態で状況は変わってくるかもしれませんが。
また1回戦を勝ち上がると2回戦ではSporting LisboaとBaselの勝者と対戦することになっています。
2007年12月22日(土)
_ [Atlético] Espanyol戦の召集メンバー
本日行われた練習後にJavier Aguirre監督がEspanyol戦の召集メンバーを発表しましたが、当初は年明けまでは復帰できないと考えられていたJosé Manuel Juradoが召集されました。したがって怪我でメンバー外となっているのはLeo Franco, Seitaridis, Mottaの3選手です。またAguirre監督の判断でZé Castro, Miguel, Manicheの3選手が外されています。Manicheが外された理由として考えられている話は後述します。
召集メンバーは以下の通り:
Falcón, Antonio López, Pernía, Cléber Santana, Forlán, Raúl García, Luis García, Agüero, Maxi, Eller, Abbiati, Jurado, Reyes, Mista, Perea, Pablo, Valera, Simão
そして予定されているスタメンは、
Abbiati; Perea, Pablo, Eller, Pernía; Cléber Santana, Raúl García, Maxi, Simão; Agüero, Forlán
ということをAguirre監督が明らかにしています。
_ [Atlético] Manicheの移籍の噂
今週になって浮上してきたManicheの冬の移籍市場での移籍の噂ですが、現時点ではAtléticoはManicheに対するオファーは無いことを主張しています。しかしながらポルトガルではAtléticoはオファーが舞い込んだ場合は交渉に応じるだろうと報じられています。
Manicheの移籍の噂が浮上してきた理由ですが、どうやら先週のCopaのGranada 74戦の召集を外れるために怪我をしていると嘘をついたからではないかと言われています。次のRecreativo戦は出場停止により当然召集されませんでしたが、木曜日のPanathinaikos戦はAtléticoによると無理をさせないために召集を見送ったとされていました。ところが一つ前の記事に書いたようにManicheはEspanyol戦の召集メンバーから外されています。以上のことを考えるとManicheが嘘をついた可能性はありえるのではないかと思います。
今シーズンのManicheはここまでRaúl GarcíaとともにAtléticoの中盤を支えてきており、チームの中心選手の一人と言っても良いと思います。持ち前の前線への飛び出しはもちろんですが、守備でも豊富な運動量を存分に生かしており、チームへの貢献度は高いと思います。だから最初にManicheの移籍の噂が報じられたときは実際に起きるわけではないだろうと思いました。ただEspanyol戦の召集メンバーから外されたことでこの話が現実味を帯びてきてしまったことは否定できないでしょう。尤も今回外したのはManicheにお灸を据えるためであり、来年は再び召集される可能性は十分あると思いますが。実際昨シーズンもそんな感じだった気もしますし。ただ昨シーズンよりも状況が深刻なのは確かでしょうね。
尚、一部報道でManicheとの契約は今シーズンまでとありますが、実際は来シーズン終了までです。だから本来であればAtléticoが今度の冬に積極的に移籍させる必要はありません。
_ [Atlético] Espanyol戦予想スタメン
《 EL MUNDO 》
Atléticoの予想スタメンはいつも通り予定されているスタメンです。それはさておき木曜日のPanathinaikos戦で先発していないのはPablo, Pernía, Simãoの3選手だけで、しかもSimãoもPanathinaikos戦の後半はプレーしています。Panathinaikos戦の前半はチーム全体で運動量が少なかったみたいですが、疲労の蓄積と無縁ではないと思うので、ローテーションをほとんどしない点はかなり気掛かりです。守備はPabloが戻って安定すると思うので、Espanyolの攻撃を凌いで少ないチャンスを生かしていくという試合展開もありえるかもしれませんね。
Espanyolは右サイドのレギュラーであるValdoが怪我でメンバーから外れており、Coroが代役を務めるようです。ただそれ以外の主力は先発が予定されているので、厳しい戦いを強いられる可能性は高そうですね。ちなみにEspanyolは水曜日にCopaの試合がありましたが、予想されている先発メンバーの中でこの試合も先発していたのは、Zabaleta, Jarque, Riera, Luis Garcíaの4人だけです。Coroは前半29分から、Tamudoは後半13分から出場していますが、残り5人は全く出ていないので、疲労度に関してはEspanyolに分がありそうです。
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_ [Liga Española] 1a División 17a Jornada
2007年12月23日(日)
_ [Atlético] Liga Española 1a División 17a Jornada : Atlético de Madrid 1 - 2 Espanyol
さすがに二人少なくなったら持ちこたえられないよなぁ……。一人少ない状況では試合になっていましたが、9人になってしまってはねぇ。それでもForlánにこの状況でゴールチャンスが二度訪れましたが、最初はKameniに防がれ、次はシュートがサイドネットへ。ただ前線で孤軍奮闘していたので決められなくても責められません。
それはさておきPerníaが追い出されたプレーは本当に反則だったのだろうか微妙だったように見えました。さらに言うとあの状況で退場させると試合が壊れるのですから、空気が読める主審なら警告は免除しそうなものですが。ただPerníaだったから反則を取られ、さらに警告を受けてしまった可能性も否定はできません。今シーズンのPerníaは警告を受けるような軽率なプレーが多いですし、その印象が主審の中にあったとしてもおかしくはないですから。正直に言わせてもらうとAguirreはPerníaを使い続ける理由がよく分かりません。Antonio Lópezの調子が良いとは思いませんが、それでもPerníaに比べれば守備は安定していますし、軽率なプレーも少ないと思いますから。来年は彼を軸にしてもらいたいなぁ……。
ところで本日の主審であるFernández Borbalánの試合の展開を左右するような誤審は他にもあり、例えばEspanyolはハンドによるPKを貰えなかったこともあるので、こちらに不利な笛を吹かれたとは一概には言えないようです。簡単に言ってしまうと単純に下手くそなんでしょうね(苦笑)
とは言え主審の判定だけで試合の結果が決まったとは思いません。内容的には11対11の状況でもEspanyolの方が良かったので、もしかするとやっぱり負けていたかもしれません。ただもう少しまともな試合になったことだけは確かでしょう。五分の状態で続いていれば流れが変わった可能性もありますしね。実際Agüeroの退場で一人減ったのにもかかわらず流れがAtléticoに多少傾きましたし、Simãoのゴールも生まれたわけですからね。
と言うことでAtléticoは2007年を5位で終了することになりました。4位とは勝ち点差1なので、まだまだこれからでしょう。ただ疲労の影響だとは思いますが最近チーム全体の動きが重そうなので、短い休暇ですがリフレッシュして来年に備えてもらいたいと思います。
_ [Liga Española] 1a División 17a Jornada
2007年12月26日(水)
_ [Atlético] Manicheの行き先は?
怪我をしていると偽ってGranada 74戦の召集を回避したことでAguirre監督の逆鱗に触れ、冬の移籍市場での放出が確実と言われているManicheですが、現時点で正式なオファーは舞い込んでいないようです。しかしながらManicheに興味を示しているクラブはいくつかあるみたいです。
本日のasではInterとFiorentinaが獲得を考えていると報じています。いずれも今夏Manicheが放出濃厚と言われていた時期にも興味を示しているので、再び関心を持っても不思議ではないのかもしれません。特にFiorentinaはかなり熱心だった記憶があります。
一方、AtléticoがManicheを獲得する際に支払った金額は900万ユーロですが、クラブ側はこの額を少しでも回収したいと考えているようです。理想は900万ユーロでの売却ですが、早急に放出しなければならないこともあり、この額よりは多少低くても売りに出すと見られています。
しかしながらManicheが残留する可能性もゼロではないということも示唆されています。Atléticoが練習を再開するのは12月30日ですが、この練習にManicheが参加するかどうかが注目されています。そしてその後のGranada 74戦、そしてDeportivo戦に召集されるかどうかで分かるのではないかと見られています。ちなみに売りに出されるかどうかはMottaの状態次第とも言われており、Mottaが復帰後に問題なければ放出の可能性は高まるでしょう。
ところでこのasの記事にはAtléticoが冬の移籍市場で獲得する可能性のある選手も出ています。例えばイングランドのDaily Mirror紙ではBlackburn RoversのDavid Bentleyの名が挙げれており、イタリアメディアではFiorentinaのUjfalusiの名が浮上しているようです。ただ前者は右サイドの選手の攻撃的な選手なので、冬の獲得はまず無いでしょう。後者はFiorentinaでは右のラテラルを務めていますが、セントラルやピボテもこなせるので、こちらの方が可能性はあるかもしれませんね。
現時点ではまだ獲得の噂はあまり出ていませんが、Manicheの放出の可能性が高くなればなるほど獲得の噂は増えるでしょうね。
2007年12月27日(木)
_ [Atlético] 来シーズンのターゲットとしてAlbeldaが浮上
先日Valenciaから戦力外通告をされたDavid Albeldaが、Atléticoの補強候補として浮上したようです。ただしAlbeldaは今シーズンすでにValenciaの一員として国内の試合で5試合以上出場しているので、加入するとしても来シーズンまでは待たなければなりませんが。1月の移籍市場でAlbeldaはレンタルで海外のクラブへ移籍する可能性が高いようなので、来シーズンは再びLigaでプレーするだろうとMARCAの記事には書かれています。
現在のAtléticoには放出濃厚と報じられているManicheを含めるとピボテは4人ですが、来シーズンもAtléticoでプレーする可能性が高いのはRaúl Garcíaだけでしょう。MottaもCléberも前半戦は首脳陣を満足させるようなパフォーマンスは見せることができていないと思うので、後半戦もダメなら今シーズン限りという可能性も十分あるでしょう。特にMottaは1年契約でしたしね。
と言うことでAtléticoはこのポジションの補強が必要になると思いますが、個人的にはAlbeldaなら賛成です。Valenciaというクラブで実際に何が起きたのかは分かりませんが、近年のValenciaを牽引していたのがAlbeldaだったことは事実じゃないかと思います。今のAtléticoには強烈なリーダーシップを発揮するような選手は欠けていると思うので、こういう選手もチームが強くなる上で必要じゃないかと思います。もちろん選手としての実力もスペイン代表でも中心選手であるわけですから、問題ないでしょう。ベテランで代表の中心選手というとCostinhaを思い出してしまいますが、AlbeldaはLigaでずっとプレーしてきているので、Costinhaのようなことは無いだろうと思います。
Albeldaの獲得交渉に乗り出すとしても来夏なので、まだどうなるかは分かりませんが、個人的には是非ともValenciaとの交渉に臨んでもらいたいと思っています。尤も冬の移籍市場で海外のクラブへ完全移籍してしまったらこの話は無くなってしまうでしょうけどね。
2007年12月28日(金)
_ [Atlético] Chelseaも移籍先候補として浮上
冬のマーケットでの移籍が濃厚と報じられて以来、Manicheの移籍先に関する報道は絶えませんが、本日のasが報じたクラブはChelseaとSporting Lisboaです。この記事によると特にChelseaが熱心らしいのですが、asの記事なのでどこまでが本当なのかは分かりません(ただしasの記事自体がポルトガルメディア発の記事を元にしているようです)。
ManicheがAtléticoに加入する直前にプレーしていたのはChelseaで、当時はDinamo Moskvaからのレンタルという形で2006年1月から6月までプレーしていました。ただChelseaでのパフォーマンスはどちらかというと低調で、出場そのものがわずか8試合で、ゴールも決めていません。昨シーズンから今シーズンにかけてAtléticoで調子を取り戻したと見ても良いのではないかと(ワールドカップでどうだったかはあまり記憶に無いのですが)。Chelseaとしては前回所属していたときは期待はずれだったものの、調子が戻ってきたので再度期待しているのかもしれませんね。でも選手層はAtléticoに比べると十分厚いような気はするんですけどね……。
ちなみにもう一つの候補として本日挙げられているSporting Lisboaの可能性も捨て切れないようです。Manicheは自身のキャリアを母国で終えたいと考えており、今回帰国することで最後まで母国でプレーすることを考えても不思議ではないからだそうです。
ところでMiguel Ángel Gilは昨日Manicheの放出に否定的なコメントを残しています。ただこういうコメントが出た後で放出される選手はいくらでもいるので、Maniche退団の可能性はコメントの前後で変化してはいないと思います。
_ [Atlético] Agüeroの契約破棄金が5500万ユーロに上昇
Buenos AiresでAtlético de Madrid代表取締役であるMiguel Ángel Gil Marínが、Agüeroの契約窓口であるIMGと交渉を行い、契約破棄金を3600万ユーロから5500万ユーロへ上昇することで合意しました。契約期間自体は変更は無く、依然として2012年6月までです。
7月のU-20ワールドカップ、及び今シーズンのここまでの活躍もあり、欧州各国のビッグクラブにとっては3600万ユーロという額は決して高くないものだと感じられたでしょう。実際Juventusが獲得を目論んでいたようですし。この額はFernando Torresの移籍金とほぼ同じですが、Agüeroはまだ19歳と非常に若いので将来性を考えれば悪くない投資だと考えても不思議ではないでしょう。しかしながら5500万ユーロだとさすがに簡単には手は出せない額だと言えるでしょう。それに冬のマーケット開幕直前のこの時期に見直したことも悪くない選択じゃないかと思います。尤も個人的には上げ方が中途半端な印象も受けていますが。
とは言え契約内容を見直すということは、Agüeroがこの先もAtléticoでプレーすることを決めてくれたとみなせるのではないかと思います。Atléticoに入団してから着実に成長していると感じているので、これからもこのクラブで成長を続け、そして世界有数の選手と言われるような存在になってもらいたいです。
2007年12月29日(土)
_ [Atlético] David Luizがターゲット?
BenficaのDavid LuizをAtléticoが狙っているとポルトガルで報じられています。そして1月5日にBenficaはVitoria de Setúbalと試合を行いますが、この試合にスコアラーを派遣するということも併せて報じられています。
David Luizは現在19歳の左利きのブラジル人で、ポジションはセントラルです。今夏カナダで行われたU-20ワールドカップにもブラジル代表の一員として出場しています。Benficaではリーグ戦で直近の4試合全てでフル出場しており、Benficaにとって欠かせない選手となっているようです。それ以前は開幕戦まで全く出ていないのですが、Championsにも出ていないことを考えると怪我をしていたのかもしれませんね。
彼がブラジルのVitóriaからBenficaへ加入したのは2007年1月で、当初はレンタルでした。そして7月に2012年までの契約を結び、契約破棄金は2000万ユーロに設定されました。ところが最近になって契約内容を見直し、契約期間を2013年まで延長し、契約破棄金は5000万ユーロへと上昇しています。それだけ重要な選手だとBenficaは考えているのでしょう。逆に考えると獲得するのはかなり大変な気がします。
この時期に出てきた噂なので、冬の移籍市場で獲得を目論んでいる話なのかと思っていましたが、どうやら時期は限定していない話のようですね。若手で左利きのセントラルというのは魅力的ですが、獲得するために必要な額がかなり高そうなので、無理をしてまで狙うことは無いのではと思ってしまいます。
2007年12月31日(月)
_ [Atlético] 練習再開、Manicheも合流
30日の19時からクリスマス休暇後初の練習が行われ、今後の動向が注目されているManicheも合流しました。しかしながらAguirre監督と言葉を交わす場面は全く無かったようなので、昨日の段階でどういう扱いになるのかは不明です。
昨日の練習では離脱中のLeo FrancoとSeitaridisに加え、Maxiが膝に違和感を感じたたため練習を行っていません。またMottaは別メニューでの調整でしたが、膝の怪我そのものはすでに回復していると診断されているので、近日中にも全体練習に復帰する可能性が高そうです。
2日にGranada 74戦があるため例年よりは短い冬休みでしたが、それでもリフレッシュはできたのではないかと思います。気分を新たに来年も頑張ってもらいたいですね。