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Liga 第30節 : Deportivo de la Coruña vs Atlético de Madrid (Riazor) |
2007年10月01日(月)
_ [Atlético] Osasuna戦後のコメント
Javier Aguirre監督
「選手たちが考えることで、自己を犠牲にすればチームとして試合をものにできるか分かってきたようだ。まだチャンスのときは夢見心地でプレーしてしまっているように見えるが。このチームの良いところはベンチにも力を持った選手が控えており、先発メンバーと同じようなレベルのプレーを見せることができることじゃないかな。シーズンはまだ始まったばかりで試合はまだまだ数多く残されているが、今のやり方を続けていけば大きな仕事も成し遂げられるだろう。今シーズンのAgüeroはプレーがしやすそうだ。彼自身がチームのためにどのようなプレーをしなければならないかを理解してきているし、試合を重ねるごとに理解度が深まっているのではないかな。AbbiatiはLigaでは初先発だったが、安心してみていられたね。彼とLeo, それにIsmael(Falcón)が居ればキーパーの心配をする必要は無いだろう。Raúl(García)は5年前から知っており、その成長を見てきた。今日のようなゴールも珍しいものではないよ。彼自身はチームのためにどのようなプレーをすれば良いのか理解しているし、今日はそれが完璧にこなせていたと思うよ。」
Cuco Ziganda監督
「最低でも次につながるものを得て帰りたかったのだが、それすらできなかった。向こうには質が高く速さを兼ね備えた選手が数多く居た。今日の結果は正当なものだろう。こちらがボールを持てば落ち着けたのだが、Atléticoがそれを許してくれることは少なかった。そしてRaúl Garcíaのゴールでこちらのリズムは完全に狂ってしまった。このゴールで彼らは落ち着いてしまい、試合の主導権を完全に握られてしまった。今日は勝利のために全力で戦ったが、相手が強すぎたね。」
Raúl García
「チームの勝利に貢献できるゴールならいくらでも決めたいけど、いつも言っているように自分の得点よりもチームの勝利の方が大切だ。これでLigaでは3連勝だけど、これをさらに伸ばしていきたいね。今日は先制点が入るまではチャンスが多くは無かったと思う。ただその後は数多くのチャンスを作ることができた。このチームは決定機をたくさん演出できるチームだと思うよ。正直この試合は僕にとっては奇妙な感じがしたよ。数ヶ月前まではOsasunaのシャツを着ていたし、向こうには多くの友人が居るからね。でも今の僕はAtlético de Madridの選手であり、このチームの勝利のために戦わなければならない。Madridに来たのはサッカー選手としてさらに成長するためだし、6月に自分が下した決断は間違っていなかったと思っているよ。」
Abbiati
「このような形でデビューを飾れて満足だ。チームの勝利で終わり、しかも完封できたからね。Vicente Calderónでプレーするのは初めてではなかったけど、今回もいつものようにサポーターの後押しを感じたよ。今回の先発のチャンスはLeo Francoの負傷で回ってきたので、正直なところ僕にとっては好ましくない形だったけど、どんなときでもチームのために準備をしていることは示せたと思う。Osasunaはチームとして統制が取れていたけど、Atléticoは彼らを上回るプレーを見せることができたので、勝利は正当な結果だろう。それにしてもKunは素晴らしいね。彼がゴールを決め続けることはチームにとって本当に大きなことだ。」
2007年10月02日(火)
_ [Atlético] MessiとAgüero
現在Ligaの得点ランキング(Pichichi)ではMessiとAgüeroというアルゼンチンの若きホープがトップで並んでいますが、週末にBarçaとAtléticoが対戦することもあり、現地では両者の直接対決に注目が集まっています。
Agüeroは第2節のMallorca戦以外の5試合でゴールを挙げており、Ligaでは現在4試合連続で決めています。1点ずつですがコンスタントに決めているので、今シーズンは調子の波があまり無いと見るべきでしょう。ワールドユースに出場することで夏場にじっくりと休養できないことが心配でしたが、この大会で一皮剥けた感もあるので今考えると出場は正解だったのでしょう。もちろんシーズン終盤に疲労が溜まってパフォーマンスが落ちる恐れはありますが、その辺りはAguirreやチームのフィジカルトレーナーがうまくやってくれることを期待しています。
一方Messiはここ最近のLiga3試合で5ゴールを挙げており、一気にトップに躍り出ました。この3試合はRonaldinhoが欠場していることを考えると、Messiにとっては逆にプレーしやすい状況になったのかもしれませんね。2シーズン前に一気に開花した印象がありますが、順調に成長しているのではないでしょうか。今のBarçaのエースと言っても過言ではないと個人的には思っています。
Barçaは今日Stuttgartと、Atléticoは木曜日にKayseri Erciyessporとそれぞれ対戦するので、週末の試合をどのような状態で迎えられるかどうかは分かりませんが、この二人の出来が結果を左右することは十分考えられるのではないでしょうか。Agüeroは昨シーズンCamp Nouで決めているので、今年もその再現を見せてほしいですね。
ところで本日のインタビューでMessiについて質問されたAgüeroは次のように答えました。「Messiは全てを兼ね備えており、欠点が見当たらない。でも僕と同じようにまだまだ学ぶべきことは多いと思うよ。MessiとAgüeroのコンビは完璧じゃないかな。彼とはいつかLigaで共に戦いたいと思っているけど、そのときは彼がAtletiに来てほしいね。」
ちなみにMaradonaの後継者は誰なのか、という問い掛けには次のように返していました。「Maradonaは唯一無二の存在だと思おう。Maradonaのような選手は誰も居ないよ。僕は僕だし。Maradonaは世界一の選手だ。僕にとってはいつでもアルゼンチンの神のような存在なんだ。」
_ [Atlético] 木曜日のスタメンは?
日曜日にCamp NouでのBaça戦を控えた状況で木曜日のKayseri Erciyesspor戦を戦うことになりますが、この試合のスタメンは次のようなメンバーになるようです。
Abbiati; Antonio López, Zé Castro, Eller, Pernía; Luis García, Cléber Santana, Raúl García, Jurado; Agüero, Maxi
Osasuna戦から引き続き先発するのはAbbiati, Antonio López, Eller, Raúl García, Agüeroと5人も居ます。第1戦を4-0で勝っているのでBarça戦のためにメンバーを温存したいところでしょうが、怪我人が多いのでままならないようです。ちなみにこの試合に出場できそうも無い離脱中の選手は、Motta, Leo Franco, Miguel, Perea, Mistaの5名です。Mistaが怪我をしており(いつ負傷したのか不明)、さらにForlánが休み無く出場しているので、今回はAgüeroを出さなければならないみたいです。さらに右のラテラルはSeitaridisを休養させたいのでやむを得ずAntonio Lópezを回すみたいです。Valeraを出場させれば良さそうに感じますが、ValeraはなぜかUEFA杯の登録メンバーに入っていないので出場できないようです。未登録の理由は登録時に不備があったのか意図的に外したのかは分かりませんが、個人的には不可解な状況です。
トルコへの長旅だけでも大変なのに、日曜日に引き続き出場しなければならない選手の疲労が心配です。個人的にはこの試合は内容や結果よりも選手の体調が崩れないことを願っています。
_ [Atlético] Kayseri Erciyesspor戦の召集メンバー
本日行われた練習後、Jaiver Aguirre監督がKayseriへの遠征メンバー18名を発表しました。Madridに残るのは負傷しているMotta, Perea, Leo Franco, Mista, Miguelと上にも書いたようにUEFA杯登録メンバーに入っていないValeraです。ちなみに上では書くのを忘れましたが、Ligaでは登録されていないMiguelはこちらには登録されているそうです。
ということで遠征メンバーは以下の通り:
Falcón, Seitaridis, Antonio López, Pernía, Cléber Santana, Forlán, Raúl García, Luis García, Agüero, Maxi, Eller, Abbiati, Zé Castro, Jurado, Reyes, Maniche, Pablo, Simão
2007年10月03日(水)
_ [Atlético] Valeraが未登録である理由は?
《 MUNDO DEPORTIVO 》
昨日も書いたようにJuan ValeraはUEFA杯の登録メンバーから外れているため明日の試合に出場することができませんが、未登録の理由は定員オーバーだったからだそうです。
UEFAの規定だと大会に登録できるメンバーは最大25名ですが、15〜21歳の間で3年以上自チーム(下部組織含む)に所属していた選手が三人以上、さらに所属クラブが属している国(Atléticoの場合はスペイン)で15〜21歳の間で3年以上過ごしている選手が三人以上在籍している必要があります。Atléticoには二番目の条件を満たす選手は三人(Mista, Pablo, Jurado)居ますが、最初の条件を満たすのはAntonio Lópezのみなので、定員は二人分減って23名ということになります。そしてAtléticoは23人目としてValeraとMottaのどちらを選択するのかを迫られ、最終的にMottaを選びました。
ところで現在Ligaに登録している選手数は23名ですが、Valeraはこちらには登録されており、逆にMiguel de las Cuevasが外れています。ところがUEFA杯のメンバーにはValeraではなくMiguelの方が入っているという不思議な現象が起きています。最終的なメンバー登録が行われたのはいつなのかは不明ですが、おそらくValeraは復帰間近という時期で、逆にMiguelはボルト除去手術を受けた後だったと思います。だからValeraではなくMiguelが登録された理由は見当がつきません。
今回のメンバー登録が適用されるのはグループリーグまでなので、Atléticoが決勝トーナメントに進出できればValeraが出場できる可能性は出てきます。しかしそれまでは出番があるような状況でも出場させることができないということになります。明日の試合はValeraの復帰戦として格好のものだったと思うので、首脳陣の不手際によって復帰が遅れてしまうことになっていまい本当に残念です。
2007年10月04日(木)
_ [Atlético] UEFA Cup 1st Round 2nd leg : Kayseri Erciyesspor 0 - 5 Atlético de Madrid
[ 試合の詳細 ]
スコア自体も申し分の無いものですが、それ以上に怪我人が出なかったことが大きいのではないでしょうか。選手の消耗もあまり大きくない試合だったと思います。
今回は試合を見ることができたのですが、レベルの差は歴然でした。正直なところもっと取っていてもおかしくないのでは、と感じました。決定機をきちんと決めないと次の試合は厳しいと思うので、この辺りが日曜日には修正されることを期待したいです。なかなか難しい問題だとは思いますが( ̄▽ ̄;
ところで進出を決めたグループリーグの組合せ抽選会ですが、現地時間10月9日13時からNyonで行われることになっています。
2007年10月05日(金)
_ [Atlético] Erciyesspor戦後のコメント
Javier Aguirre監督
「今日は序盤に2点リードすることができたこともあり、終始スマートな戦い方ができた。この流れを今後も続けていきたい。日曜日もうまくいくことを期待している。グループリーグではAjax(会見後に敗退決定)のような強豪と当たる可能性もあるから油断はできない。あとこの抽選会にスペインの4チームが全て臨めることを期待しているよ(残念ながらZaragozaのみ敗退)。この試合で増えた心配事は怪我人のことだ。Kunは強いダメージを受けたようなので、今はBarcelona戦には出られることを願うだけだ。Zé Castroも違和感を訴えており、最悪の場合は離脱も余儀なくされるかもしれない。ただ今は診断結果を待つしかない。最終的なチームの状態はMadrid帰還後に判明するだろう。」
Mehmet Bulut監督
「2試合を通してチーム力の差を感じさせられた。選手たちにはヨーロッパの強豪の実力を肌で感じる良い経験になったのではないかと思っている。今日はチームの誰もがAtléticoに一泡吹かせようと思って臨んだのだが、序盤の2失点で意気消沈してしまった面もあるだろう。Atléticoは全てにおいて上だった。」
Cléber Santana
「90分間プレーできて監督にアピールすることができたと思うので、今日は満足している。チームとしても試合を支配してグループリーグ進出という目的を達成できたしね。試合が始まったときはもちろんBarcelona戦のことは意識していなかったけど、終盤ペースを落としたことは否定しないよ。日曜日の対戦相手であるBarcelonaは本当に力のあるチームで、おそらく素晴らしい試合になるだろう。僕たちにとって良い結果を持ち帰ることができることを期待しているよ。」
Jurado
「ようやくAtléticoでの初ゴールを挙げることができたよ。でも自分のゴールよりもチームの勝利が大事なのは言うまでもないことだけどね。グループリーグ進出を決めることができて良かったよ。Barcelonaとの試合は厳しいものになるだろう。相手は離脱している選手が多いけど、そんなことは影響しないはずだ。」
試合直後は怪我人が居なかったと思っていたのですが、どうやらAguirre監督の話だとAgüeroとZé Castroが負傷してしまったみたいですね。話の内容から推測すると、Athletic戦直後も同じようなことを言われていたAgüeroは大丈夫じゃないかと思います(と言うよりそう思いたい)。しかしながらZé Castroの方は心配です。すでにPereaが離脱しているので、これ以上の守備陣の離脱は勘弁してほしいのですが……。
_ [Atlético] UEFA杯グループリーグ組分け抽選会のポット
《 MARCA 》
10月9日にNyonでUEFA杯グループリーグの組合せ抽選会が行われますが、勝ち上がった40チームは以下のような5つのポットに分けられることが決まりました。
- ポット1
- VILLARREAL(スペイン), Bayern(ドイツ), AZ(オランダ), Panathinaikos(ギリシャ),
Basel(スイス), Bordeaux(フランス), Bayer Lverkusen(ドイツ), Anderlecht(ベルギー) - ポット2
- Tottenham(イングランド), Lokomotiv Moskva(ロシア), Zenit(ロシア),
Sparta Praha(チェコ), AEK Athens(ギリシャ), Hamburger SV(ドイツ),
Bolton(イングランド), Austria Wien(オーストリア) - ポット3
- Spartak Moskva(ロシア), Sporting Braga(ポルトガル), Galatasaray(トルコ),
GETAFE(スペイン), ATLÉTICO(スペイン), Everton(イングランド),
Fiorentina(イタリア), Rennes(フランス) - ポット4
- Hapoel Tel-Aviv(イスラエル), Crvena Zvezda(セルビア), Kobenhavn(デンマーク),
Toulouse(フランス), Dinamo Zagreb(クロアチア), Panionios(ギリシャ),
Nürnberg(ドイツ), Mladá Boleslav(チェコ) - ポット5
- Aris(ギリシャ), Aberdeen(スコットランド), Zürich(スイス), Larissa(ギリシャ),
Aalborg(デンマーク), Brann(ノルウェー), Elfsborg(スウェーデン),
Helsinborg(スウェーデン)
Atléticoは近年のヨーロッパの大会で全く実績がないこともあり、Getafeとともに第3ポットになりました。したがってグループリーグでいきなり優勝候補のBayernと対戦する可能性もあるわけです。まぁそうなったらそうなったで面白そうではありますが。
下の方のポットには私が全然知らないチームが多いので、どういう組合せだと厳しいのかはイマイチ分かりません。とりあえず3位以内に入れればトーナメントには進出できるので、どういう組合せになっても通過できるのではないかと思っています。戦力を単純に比較した場合、Atléticoに勝てるのはBayernくらいだと思いますし( ̄▽ ̄;
_ [スペイン代表] A代表召集メンバー
Luis Aragonés監督が10月上旬の代表戦に招集するメンバー20名を発表しました。今回のメンバーの目玉はようやく召集されたRaúl Albiolじゃないでしょうか。昨シーズンからValenciaのディフェンスラインを支えてきたAlbiolの召集は遅すぎと言ってもいいかもしれません。セントラルでMarchenaを起用するくらいならAlbiolを起用すべきだと現地では再三再四言われてきましたし。またEspanyolのAlbert Rieraも初召集を果たしました。それから怪我のために代表から外れていたPuyolが復帰しました。一方Xabi Alonsoの負傷で召集の可能性が出ていたRaúl Garcíaは、昨日U-21代表に選ばれたためA代表召集は先送りとなりました。
スペインは13日にアウェーでデンマークとEURO予選を戦い、17日にはHelsinkiでフィンランドと親善試合を行うことになっています。
召集メンバーは以下の通り:
Atlético: Pablo, Pernía
Arsenal: Cesc
Barcelona: Iniesta, Puyol, Xavi
Espnayol: Luis García, Riera
Liverpool: Fernando Torres, Reina
Real Madrid: Casillas, Sergio Ramos
Valencia: Albelda, Albiol, Angulo, Joaquín, Marchena, Silva, Villa
Villarreal: Capdevila
_ [Atlético] Leo Francoが復帰か?
《 MARCA 》
Athletic戦で負傷し、Osasuna戦とErciyesspor戦を欠場したLeo Francoですが、順調に回復しており日曜日のBarcelona戦には出場できる可能性が高いようです。ただAbbiatiが良いパフォーマンスを見せているので完全に回復していなければ出場しないのではないかと思いますが。とは言えここ3シーズンAtléticoのゴールマウスを守ってきたLeoが復帰できればチームにとって大きいことは間違いないでしょう。
ところでErciyesspor戦で負傷したAgüeroとZé Castroですが、二人とも本日午後に行われた練習では通常メニューをこなしていたので、Barça戦には問題なく出場できるようです。したがって現時点でBarça戦欠場が確定的なのはMotta, Perea, Miguel de las Cuevasの3選手ということになります(MiguelはLiga未登録なのでどっちにしろ出られませんが)。それからErciyesspor戦を欠場したMistaは今日の練習では別メニューでしたが、Barcelona戦に間に合うかどうかは不明です。
2007年10月06日(土)
_ [Atlético] Barcelona戦の召集メンバー
本日行われた練習後にJavier Aguirre監督がBarcelonaへの遠征メンバーを発表しましたが、Leo Francoは最終的にメンバーから外れることになりました。またMistaもLeo同様怪我で外れたため、召集メンバーはErciyesspor戦と全く同じとなっています。
召集メンバーは以下の通り:
Falcón, Seitaridis, Antonio López, Pernía, Cléber Santana, Forlán, Raúl García, Luis García, Agüero, Maxi, Eller, Abbiati, Zé Castro, Jurado, Reyes, Maniche, Pablo, Simão
対戦相手であるBarcelonaではStuttgart戦のメンバーからMárquezが外れ、Gabi Militoが復帰しています。
Barcelonaの召集メンバーは以下の通り:
Víctor Valdés, Jorquera, Henry, Xavi, Ronaldinho, Iniesta, Gabi Milito, Abidal, Oleguer, Deco, Messi, Puyol, Thuram, Gudjohnsen, Sylvinho, Bojan, Dos Santos, Marc Crosas
_ [Atlético] Barcelona戦予想スタメン
《 EL MUNDO 》
スタメンは最終ラインにEllerかZé Castroのどちらが起用されるかを除けば、ここで予想されているメンバーで臨む可能性が高いようです。したがって今回もMaxiはベンチスタートが濃厚ということになります。MaxiはCamp Nouで決定的な仕事をしている印象があるので、スタメンで起用してほしいという気持ちはありますが、依然としてトップフォームに戻り切っていないようにも見えるので仕方ないのかもしれませんね。
あと個人的には左のラテラルはMessiと応対することを考えるとPerníaよりはAntonio Lópezの方が良いのではないかと感じます。Antonio Lópezも決して守備に秀でたラテラルというわけではありませんが、最近のPerníaを見ているとMessiにガンガン突破されてしまうような気が……。
一方のBarçaですが、Stuttgart戦で負傷したPuyolと、その試合を欠場したGabi Militoはいずれも出場できるようで、順調ならこの二人が中央の守備を任されるようです。ただ本来中盤のフィルター役を務める選手(Touré Yayá, Márquez, Edmilson)が全員離脱中なので、おそらくIniestaが入ることになりそうです。尤も中盤の構成がこの三人の場合、試合中にポジションは入れ替わる可能性は十分あると思いますが。
Barçaには昨シーズンVicente Calderónで思いっ切りやられたので、その借りの全てを返せとまでは言いませんが、少しでも返してMadridに帰ってきてもらいたいですね。Camp Nouでは昨シーズンも負けていないので、スタジアムに対する相性の良さを見せてほしいと思います。
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_ [Liga Española] 1a División 7a Jornada
2007年10月07日(日)
_ [スペイン代表] Villaが負傷
昨日行われたValencia vs Espanyolの試合の前半に、スペイン代表に招集されているDavid Villaが負傷してしまいました。診断の結果左足首を捻挫しており、復帰までは3週間程度要することが判明しました。したがって13日のデンマーク戦と17日のフィンランド戦の欠場は確実です。おそらく近日中にもVillaの代わりに召集される選手が発表されることになりますが、MARCAによると現時点ではAtléticoのLuis Garcíaが最有力だそうです。何で現時点でAtléticoのレギュラーの座を確保できていないLuis Garcíaが最有力なのかは謎ですが、怪我をする前はLuisに重宝されていたからなのかもしれませんね。ちなみにそのほかの候補として挙がっているのはMorientes, Tamudo, Raúlです。
それはさておきスペイン代表にとってVillaの離脱は非常に痛いのではないかと思います。Villaは最近になって調子を上げてきていたみたいなので、デンマーク戦では期待していたんですけどねぇ。昨日の試合でも怪我をするまでは調子の良さがプレーに出ていたように見えたので、非常に残念です。
Villaの離脱で前線の軸はTorresになると思いますが、Carling Cupでのハットトリック後はLiverpoolでも点を取っていないようなので、あまり期待しない方が良いかもしれませんね。それに元々代表のプレースタイルに合っているようには見えませんし。もちろん良い意味でこちらを裏切ってくれるようなパフォーマンスを見せてくれれば良いのですが……。
_ [Atlético] Liga Española 1a División 7a Jornada : Barcelona 3 - 0 Atlético de Madrid
[ 試合の詳細 ]
試合全体で見れば完敗なのですが、先制点の取られ方が最悪だったので非常に後味が悪いです。それまではお互いに攻め合う展開で面白かったのですが、Barçaは先制したことで落ち着き、逆にAtléticoは浮き足立っちゃいましたからね。もしAbbiatiがポカをせずにMessiのクロスを無難に処理していれば、と思いたくなってしまいます。もちろん最終的にやられたかもしれませんが、ああいう形で試合の流れを失うのは勘弁してほしかったです。それにしてもBarça戦は昨シーズンのCalderónでの試合に引き続きキーパーに泣かされることになっちゃいましたね。Leo Francoが間に合わなかったことがまたしても響いてしまうとは……。
とは言え冒頭に書いたように内容的には負けているのは事実なので、敗戦自体は潔く受け止めるべきだとは思っています。ただ後半の選手の代え方には納得していませんが。前半(特に先制点を取られてから)攻撃陣で最も動きが良かったのはReyesだったと思うので、Maxiを投入する際に彼を下げたのはどうだったんだろうか、と思ってしまいました。尤もMaxi投入後にSimãoが出現し始めたので、ReyesとSimãoの相性が良くないのかもしれませんが。と言うことを考えるとSimãoを生かすためにReyesを下げたと考えることもできなくはないのかもしれません(結構無理があるような気はしますが)。
しかしながらAgüeroを下げたことは理解できません。正直この時点でこの試合を投げたと見られても仕方の無い采配だったのではないかと。いつも通りサイドの選手同士の交代をしてほしかったです。確かにこの試合のAgüeroはBarça守備陣に対して苦労していましたが、それでも何かやってくれそうだと感じさせるプレーは見せていたと思います。連戦の疲労を考慮したのかもしれませんが、2点負けている状況でチームの得点王を下げることを納得できる人はどれだけ居るのでしょうか……。
昨シーズンから見てきて感じたことは、Aguirreは選手交代があまり上手くないことです。特に得点がほしい状況で当たった、と思える交代を行ったことがほとんど記憶にありません。どちらかと言うと理解できない交代を行う方が多いような印象が……。今後も追いかける状況、もしくは終盤で勝ち越したい状況は生じると思いますが、交代を行うことでチームを活性化させることはあまり期待できないかもしれませんね。昨シーズン同様、勝利するには先制して逃げ切るというパターンを確立しないとダメなんじゃないかと改めて感じました。逆転勝利はチームに勢いを与えると思うのですが、Aguirre率いるAtléticoにはそれを期待しない方が良いかもしれませんね(苦笑)
_ [Liga Española] 1a División 7a Jornada
2007年10月08日(月)
_ [Atlético] Barcelona戦後のコメント
Javier Aguirre監督
「内容的にもBarcelonaにボールを支配されていたので、完敗と言うしかない。Abbiatiのミスも影響したかもしれないが、それも敗因の一つに過ぎない。確かにあのプレーでチームの良いムードが崩れてしまったことは認めるが、それが敗戦に直結したとは思わない。まだ試合は数多く残されているので、気を取り直していきたい。Camp NouでBarçaを負かすのは簡単なことではない。しかし私は今日の試合での選手たちのプレー自体には満足しているし、これからも続けてほしいと思っている。今日は運も無かったと思うことにするよ。今回の代表ウィーク前までにもう少し勝ち点を稼いでおきたかったことは認める。しかし過去を振り返っても仕方ない。今回の中断で選手たちがリフレッシュし、再び良い流れになることを期待している。」
Luis García
「試合序盤は間違いなく良いプレーができていた。ただ先制点を奪われてからは徐々にリズムを失っていってしまった。Barça相手に試合の主導権を握られたらどうしようもないだろう。Camp Nouで勝ち点を挙げるのは大変なことだ。だから今回の敗戦はできるだけ早く忘れて、これまでの良い流れを取り戻せるよう頑張っていきたい。」
Abbiati
「あれは僕のミスだ。ハーフタイムにはチームメイトに謝罪したよ。僕自身はこのミスに対して言い訳をするつもりは全く無い。それまでチームは良いリズムでプレーしていたので本当に申し訳ないと思っている。今回のミスがなぜ起きてしまったのかをビデオで確認しておきたい。ただし会いに敗れたときは出できるだけ早く過去のものにすることも大切だ。まだまだ試合は数多く残されているし、チームの戦力は充実しているから、これからを見据えていきたい。」
_ [Atlético] Zé Castroは2〜3週間の離脱
Barcelona戦の前半終了間際に負傷しハーフタイムで退いたZé Castroですが、診断の結果左足首を捻挫しており、復帰までは2〜3週間掛かることが判明しました。
今のAtléticoのセントラルはすでにPereaが負傷しており、これで二人も負傷者が出てしまったことになります。ただ代表戦で中断するので、欠場を余儀なくされる試合数が少なくなったことが不幸中の幸いかもしれません。Pereaもこの中断の間に復帰できるのではないかと思うので、今回の代表ウィークはチームにとってありがたいかもしれませんね。
_ [スペイン代表] Tamudoを追加召集
Villaが負傷して代表召集を辞退したことで代わりに召集される選手が誰なのか注目されていましたが、本日Luis Aragonés監督がEspanyolのRaúl Tamudoを召集することを発表しました。ということでまたしてもRaúlの代表復帰は無し、ということになりました。尤もLuisは頑固なので、彼が監督である限りRaúlの代表復帰は実現しないと思いますが(苦笑)
Tamudoのキャップ数は9で、代表召集はVicente Calderónで2005年9月7日に行われたワールドカップ予選のセルビア・モンテネグロ戦以来なので、2年振りの代表召集と言うことになります。
2007年10月09日(火)
_ [Atlético] 代表選手召集状況
代表ウィークで召集されている選手と試合予定をまとめておきます。対戦相手の後ろの文字は、C: ホーム、F: アウェーを表します。
スペイン代表: Pablo, Pernía
13日: デンマーク戦(F)[EURO予選], 17日: フィンランド戦(F)[親善試合]
U-21スペイン代表: Jurado, Raúl García
12日: ポーランド戦(F)[U-21 EURO予選]
アルゼンチン代表: Agüero, Maxi
13日: チリ戦(C)[ワールドカップ予選], 16日: ベネズエラ戦(F)[ワールドカップ予選]
ポルトガル代表: Maniche, Simão
13日: アゼルバイジャン戦(F)[EURO予選], 17日: カザフスタン戦(F)[EURO予選]
ギリシャ代表: Seitaridis
13日: ボスニア・ヘルツェゴビナ戦(C)[EURO予選], 17日: トルコ戦(F)[EURO予選]
ウルグアイ代表: Forlán
13日: ボリビア戦(C)[ワールドカップ予選], 17日: パラグアイ戦(F)[ワールドカップ予選]
ヨーロッパではEURO予選が佳境を迎える中、南米では早くもワールドカップの予選が始まりますね。AtléticoからはAgüero, Maxi, Forlánが参加しますが、試合だけでなく時差もあるので移動することで掛かる負担も気になるところです。
ヨーロッパ組もスペイン代表の2戦目を除けば全てEURO予選なので、頑張ってほしい反面、怪我の心配もしてしまいます。特にポルトガル代表組はどちらも先発の可能性が高く、しかもポルトガルが厳しい状況に置かれているので目一杯のプレーを余儀なくされるでしょうし。良い結果を持ち帰ってきてほしいと思いますが、それ以上に怪我をせずに帰ってきてくれることを願っています。
ところで中断期間中トップチームは上記の10人が欠けることになります。しかも現在Motta, Perea, Leo Franco, Mista, Zé Castro, Miguelがリハビリメニューを消化中なので、まともに練習に参加できるのはFalcón, Antonio López, Cléber Santana, Luis García, Eller, Reyes, Valeraの7人しかいません。これではまともなチーム練習はできませんね(苦笑) U-21の二人は1試合しかないので来週には戻ってきますが、今週の練習はカンテラの選手の参加もあるかもしれませんね。
_ [Atlético] UEFA杯グループリーグの組合せが決定
本日UEFA杯グループリーグの組合せ抽選がNyonで行われ、AtléticoはグループBに入りました。そしてグループリーグの日程と対戦相手は次のように決まりました。
第1節 - 10月25日:vs Lokomotiv Moskva(ロシア)【アウェー】
第2節 - 11月8日:休養日
第3節 - 11月29日:vs Aberdeen(スコットランド)【ホーム】
第4節 - 12月5日:vs København(デンマーク)【アウェー】
第5節 - 12月20日:vs Panathinaikos(ギリシャ)【ホーム】
遠征がいずれも遠い所のような気がするのは気のせいでしょうか( ̄▽ ̄;
組み合わせ的にはグループリーグ突破はそんなに難しいものではないでしょう。3チームも突破できるわけですからね。ただ決勝トーナメントの組み合わせを考えると1位で突破するのが望ましいのではないかと。確か2位だとCL敗退組との対戦になりますし、3位だと1位通過の強豪(例えばBayern)といきなり当たる可能性もありますからね。チームの戦力を考えると1位で突破できるはずなので、頑張ってもらいたいですね。
2007年10月11日(木)
_ [スペイン代表] デンマーク戦はTorresの1トップか?
《 MARCA 》
デンマーク戦ではVillaが離脱したこともあり、先発メンバーだけでなくシステムも注目されていますが、どうやら中盤にCescとIniestaが入り、Torresの1トップになることが濃厚のようです。逆に最近は先発の常連だったSilvaがベンチスタートになりそうです。また初召集のAlbiolがPuyolの代わりに先発する可能性も高まっています。
ということで現時点で予想されるデンマーク戦の先発は以下の通りです。
Casillas, Sergio Ramos, Capdevila, Marchena, Albiol, Albelda, Joaquín, Iniesta, Cesc, Xavi, Fernando Torres
Albeldaが中盤の底を務め、Joaquínが右サイドを任されることは分かりますが、残りの3人がどういうポジションになるのかは分かりませんね。左にIniestaが入り、真ん中がXaviとCescになるのではないかと私は予想でしていますが……。
_ [Atlético] Leo Francoが通常練習に復帰
先月のAthletic戦で負傷し戦列を離れていたLeo Francoですが、通常練習に復帰しました。今日はFalcón, AbbiatiとともにキーパーコーチであるMiguel Bastónの下で練習を行っています。今後何事も無ければZaragoza戦には問題なく出場できるでしょう。
一方、Motta, Mista, Miguel, Pereaの4名は物理療法士のÓscar Pitillasの下で別メニューを消化しており、Zé Castroは本日の練習そのものを休んでいます。ただZaragoza戦は来週の日曜日なので、それまでに回復してくれる選手が出てくることを期待しています。
_ [Atlético] Ignacio Camachoが負傷
U-17ワールドカップで準優勝したスペイン代表のカピタンを務め、今シーズンからはBチームでプレーしているIgnacio Camachoが負傷してしまいました。診断の結果、右膝の間接間軟骨の骨折が判明し、Camachoは本日手術を受けています。手術自体は成功しましたが、復帰までは1ヶ月以上掛かると見込まれています。
Ignacio Camachoは最近のBチームの試合では先発出場し、早くもBチームの主力になりつつある時期だっただけに、1ヶ月以上の離脱は本当に残念です。ただ将来性のある選手なので、焦らずに完全に治してから復帰してもらいたいと思います。
2007年10月12日(金)
_ [スペイン代表] U-21欧州選手権予選 ポーランド 0 - 2 スペイン
ポーランド: Bartosz(m.69); Pawelec, Polczak, Kocot, Rzelniaczak, Wilk, Majewski, Cwielong, Janczyk, Pawlowski, Janoszka
スペイン: Roberto; Torres, Torrejón, Piqué, Crespo; Raúl García, Javi Martínez; Sisi (Susaeta, m.75), Jurado (Granero, m.88), Capel (Mata, m.70); Bojan
Gol: 0-1, m.70: Jurado. 0-2, m.92: Bojan.
2007年10月13日(土)
2007年10月15日(月)
_ [Atlético] Zé Castroが復帰
トップチームの練習が二日ぶりに行われましたが、Barcelona戦で負傷し先週は別メニューを消化していたZé Castroが全体練習に復帰しました。当初は2週間以上の離脱と見られていたので、予想よりも怪我が軽くて良かったです。
一方、別メニューを消化していた残りの選手のうちPereaとMiguelは引き続きÓscar Pitillasの下で別メニューを行いました。ただPereaはすでにボールを使用した練習を再開しているので近日中にも復帰できそうです。先週の別メニュー組の残りであるMistaとMottaはこの日の練習ではピッチには降りずにジムで行っています。
またこの日の練習からU-21代表のRaúl GarcíaとJuradoも復帰しています。全体練習に参加する選手がようやく増えてきましたね。
2007年10月17日(水)
_ [Atlético] Pereaも全体練習に合流
Athletic戦で負傷し戦線離脱していたLuis Amaranto Pereaが、本日の練習で全体練習への合流を果たしました。リハビリの最終段階に入っていたPereaは昨日、一昨日は物理療法士であるÓscar Pitillasの下で練習を行っていましたが、完全に回復したと判断されたため復帰が実現しました。
Pereaが復帰したことにより、現在トップチームで怪我により全体練習に参加していないのはMotta, Mista, Miguelの3選手となっています。Mistaは昨日の練習で走り込みを行っているので、復帰まではあまり時間は掛からないのではないかと思います。
2007年10月18日(木)
_ [Atlético] 代表選手の動向
代表ウィークで不在だった各国の代表選手ですが、彼らの代表戦での状況をまとめておきます。
- スペイン (13日:vs デンマーク 1 - 3 ○,17日:vs フィンランド 0 - 0 △)
- Pablo:13日は64分からの途中出場、17日はフル出場
- Pernía:13日はベンチスタートで出場機会無し、17日はフル出場
- U-21スペイン (12日:vs U-21ポーランド 0 - 2 ○)
- Raúl García:フル出場
- Jurado:スタメンで先制ゴールを決め、88分に交代
- アルゼンチン (13日:vs チリ 2 - 0 ○,16日:vs ベネズエラ 0 - 2 ○)
- Maxi:13日は先発し68分に交代、17日は不出場
- Agüero:13日は74分からの途中出場、17日は不出場
- ポルトガル (13日:vs アゼルバイジャン 0 - 2 ○,17日:vs カザフスタン 1 - 2 ○)
- Maniche:13日はフル出場、17日は先発し59分に交代
- Simão:足首の軽い捻挫により2試合とも欠場
- ギリシャ (13日:vs ボスニア・ヘルツェゴビナ 3 - 2 ○,17日:vs トルコ 0 - 1 ○)
- Seitaridis:13日は出場停止、17日はフル出場
- ウルグアイ (13日:vs ボリビア 5 - 0 ○,17日:vs パラグアイ 1 - 0 ●)
- Forlán:13日は先発しチームの2点目を決めて66分に途中交代、17日はフル出場
Simãoが先週の練習で怪我をしてしまったようですが、それ以外の選手は特に怪我もせずに代表戦を終えてくれたようです。怪我をしてしまったSimãoも捻挫の程度は軽いようで、逆に休養になったとプラスにとらえることもできるかもしれませんね。
代表選手の今後の予定ですが、アルゼンチン代表組はすでに練習に復帰しており、ヨーロッパ組は本日の午後に合流の予定です。Forlánだけは明日の練習から合流することになります。
Zaragoza戦までの準備期間はほとんどありませんが、コンディションを整えて日曜日の試合で勝利してくれることを期待しています。
2007年10月20日(土)
_ [Atlético] Seitaridisはギリシャ代表召集中に負傷
Simão以外は怪我もせず復帰していたと思っていたのですが、Giourkas Seitaridisもギリシャ代表の試合で負傷してしまいました。Seitaridisの怪我は左大腿筋の肉離れで、現時点ではZaragoza戦の出場は厳しいようです。Simãoも軽度の捻挫とは言えZaragoza戦には間に合わない可能性が高いので、Aguirre監督は先発メンバーの変更を余儀なくされそうです。
Seitaridisの代役ですが、本来であればValeraになるはずですが、完全に回復したものの半年間全くプレーしていないのでPereaになりそうです。と言うことはセントラルがPabloとZé CastroかEller、ということになるのでしょう。個人的にはValeraを起用してもらいたいと思うのですが、Zaragoza戦は今後を占う重要な一戦ですからね。ただ出場できそうな試合展開になれば途中から出場させてほしいな、とは思っています。
ところでMaxi, Agüero, Forlánの南米組は、怪我は無かったものの疲労が溜まってしまっているようです。特にForlánは合流したのが昨日なので、移動の疲れを取るのは大変でしょうね。AguirreもForlánが消耗していることは感じていると語っていますが、それでも順当ならZaragoza戦には起用することも明言しています。とは言えいつものパフォーマンスを発揮するのは厳しいかもしれませんね。
ということでZaragoza戦は怪我人が出た上にコンディション的にも厳しい一戦になりそうです。しかもZaragozaからは代表に招集された選手が一人も居らずコンディションが良さそうなので、厳しい試合になりそうです……。
_ [Atlético] Zaragoza戦の召集メンバー
本日行われた練習後にJavier Aguirre監督がZaragoza戦に召集する18選手を発表しました。既にアップしたようにSeitaridisはギリシャ代表での怪我で召集外となりましたが、最終的にSimãoはメンバー入りしました。Simãoは疲労そのものはあまり溜まっていないと思うので、回復してくれたことは朗報でしょう。しかしながらこの日の練習で代わりReyesが負傷してしまい、メンバーから外れることになってしまいました。全員が万全の状態となるような状況にはなかなかなりませんね。他にもMotta, Mista, Miguelが相変わらず怪我で外れています(MiguelはどっちにしろLigaでは出られませんが)。
一方怪我からの復帰組ですが、Athletic戦で負傷したLeo FrancoとPereaが予定通り復帰しましたが、最大のニュースはやはりJuan Valeraの半年振りのメンバー入りでしょう。出場機会があるかどうかは分かりませんが、早くプレーしている姿を見られることを期待しています。
ということで召集メンバーは以下の通り:
Antonio López, Pernía, Cléber Santana, Forlán, Raúl García, Luis García, Agüero, Maxi, Eller, Abbiati, Zé Castro, Jurado, Maniche, Perea, Pablo, Valera, Simão, Leo Franco
_ [Atlético] Zaragoza戦予想スタメン
《 EL MUNDO 》
予想されている右のラテラルはやはりPereaですね。さすがにいきなりValeraを起用することはないだろうと私も思っているので妥当なところでしょうか。ただPereaが空けるセントラルのポジションには予想されているEllerではなくZé Castroを起用してほしいなぁ(苦笑)
個人的に意外なのはReyesの代わりとして予想されているのがMaxiではなくLuis Garcíaだということです。やはりMaxiのコンディションはあまり良くないのかもしれませんね。
ところでZaragozaには今シーズンからGabiとLuccinがAtléticoから移籍しましたが、明日の試合ではGabiだけが予想メンバー入りしていますね。AtléticoではLuccinを差し置いてGabiが先発するようなことはまず無かったので、少々違和感があります。
あとZaragozaは一時期AimarかD'Alessandroの片方しか起用しないシステムも使っていましたが、どうやら明日は二人とも先発で出場するみたいですね。この二人が同時に出ると守備が大変だと思いますが、何とか止めてもらいたいものです。
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_ [Liga Española] 1a División 8a Jornada
2007年10月21日(日)
_ [Atlético] Liga Española 1a División 8a Jornada : Atlético de Madrid 4 - 0 Zaragoza
またしても中継が無かったのでリアルタイムではラジオで聴き、その後ハイライトを見て確認しました。
内容的には全体で見れば完勝だとは思います。ただ先制点を決めてからは2点目のForlánのゴールが決まるまで劣勢だったので、このForlánのゴラッソが無ければどうなっていたかは分からないと思います。とは言え昨シーズンなら劣勢の時間帯に追いつかれる可能性が高かったと思うので、逆に突き放すことができる今シーズンのチームは間違いなく進化しているでしょう。
ReyesとSimãoが怪我で先発から外れ、MaxiとLuis Garcíaが両サイドに入りましたが、この二人の方がチームがうまく機能するのではないかと感じました。二人ともサイドを突破するというよりも変幻自在に動くタイプだと思うので、こういう選手が二人も居ると相手はやりにくいのではないかと。2トップはどちらも中盤まで下がってくることが結構多いので、二列目から前線へ積極的に飛び出していくこの二人の存在は大きいのではないでしょうか。現状だとSimãoやReyesは途中から流れを変えるために起用する方が良いのかもしれませんね。
ところで個人的に意外だったのがPabloの相方に選ばれたのがZé Castroだったことです。昨シーズンなら間違いなくEllerが選ばれていたと思うので、Aguirreの中でのZé Castroの優先順位が上がったのかも。Zé Castroが最終ラインに入れば後方からの組み立ても期待できるので、これからもAguirreには積極的に起用してもらいたいと思っています。
Zaragozaには昨シーズン2試合とも負けたことで、最終的に勝ち点で並んだのに順位が下になり、Intertoto杯行きを余儀なくされていました。だから今回の勝利は本当に大きいと思います。とは言え今シーズンのAtléticoにはやはりCL圏内を目指してもらいたいので、これからも着実に勝ち点を積み重ねていってほしいです。次節の対戦相手であるLevanteは現在6連敗中ですが、こういう相手に取りこぼすのを今まで何度も見てきたので、油断せずに確実に勝ち点3をゲットしてもらいたいですね。でもその前にロシア遠征が待っているんですよね……。
_ [Liga Española] 1a División 8a Jornada
2007年10月22日(月)
_ [Atlético] Zaragoza戦後のコメント
Javier Aguirre監督
「今日はチームとして機能していたし、Camp Nouでの試合は事故だったことを示せたと思う。とは言え現実を見ると私たちはまだ6位だ。それから今日の試合では疲労が溜まっていた選手も数名居た。ただチームとして機能していれば3つの大会を乗り切ることができると楽観的に考えているよ。試合展開を考えるとやはり2点目が大きかった。こちらが劣勢の時間が続いていたからね。このゴールで落ち着けたんじゃないかな。この試合では選手たちが自信を持ってプレーすることができていた。そしてボールを持っていないときでもしっかりと考えてプレーしていたと感じているよ。守備面でも最近はZé Castroが実力を見せてくれたし、Leo Francoは安定していた。そしてサポーターの声援が大きな後押しになったことも忘れてはいけないだろう。今日は全てがうまくいったと感じている。ただシーズンはまだまだこれからだ。これからも気を引き締めて3つの大会に臨んでいきたい。」
Víctor Fernández監督
「このスコアでは結果に異を唱えることはできないね。今日はAtléticoが上だったと認めるしかないだろう。1-0の時点では盛り返せる気配があったのだが、逆に追加点を奪われてしまったことが痛かった。この試合ではAtléticoの強さを見せつけられた。今日の彼らのプレーは賞賛に値するよ。攻撃だけでなく守備面もしっかりしていたからね。こちらもチーム一丸となって対抗しようとしたが、先制点を奪われたことで組織にほころびが出てしまった。2点目を奪われてからはどうしようもなかったよ。」
Luis García
「(先制点は)練習でもよくやっているプレーなんだよ。それを試合でも見せることができて良かったよ。今日の僕たちはうまくやることができた。自分のプレーはさておきチームが勝利することができたことは大きいね。僕自身はこれからも監督に認めてもらえるよう頑張るだけだ。怪我で離脱していたことで自分のプレーができなくなっていたけど、試合を重ねることで取り戻しつつあると思う。今日の試合ではチームとして堅守速攻ができたことが大きかったんじゃないかな。」
Forlán
「シーズンを通しての直接のライバルとなり得るチームから挙げた勝利なので本当に大きいね。今日のAtléticoは勝っただけでなく、スペクタクル名サッカーも見せることができたと思う。これからもこのようなプレーができるよう頑張っていきたい。サイドが誰であっても連携は問題ないよ。今日はLuis Garcíaだったけど、他の選手と同じようにプレーのしやすさは変わらなかった。そしてAgüeroとのコンビネーションも日に日に良くなっているよ。彼とのコンビならシーズンが終わる頃にはファンに大きな喜びを与えられるんじゃないかな。」
Maxi
「今日の結果は守備がしっかりしていたからだ。守備陣が頑張ってくれたことで他の選手も落ち着いてプレーできた。今日は勝利だけでなく、内容的にも良かったんじゃないかな。(自身1点目のゴールパフォーマンスについては)アルゼンチンでは今日が母の日なので、母へのメッセージを伝えたかったんだ。それはともかく今日はチームが再び勝利を挙げることができたことが大きいよ。このチームはもっと良くなるはずだよ。そして上位を狙うためにも今日のような調子を続けていかなければならないんだ。」
2007年10月23日(火)
_ [Atlético] Lokomotiv Moskva戦の召集メンバー
本日の練習後、Javier Aguirre監督がMoskvaへ遠征する18名を発表しました。Zaragoza戦に引き続きMotta, Mista, Miguel, Seitaridis, Reyesが怪我のために外れ、ValeraはUEFA杯の登録メンバーから外れているのでMadridに残ります。さらにZé Castroも外れていますが、こちらは理由は不明です(おそらくローテーションの関係だと思われますが)。
一方でBチームからBatresとÁlex Quilloの21歳コンビが召集されました。Batresは9試合で8ゴールを挙げており、現時点で2部Bの得点王です。Álex Quilloはサイドの選手で、Bチームの主力メンバーの一人です。二人とも出場機会があれば頑張ってもらいたいですね。
ということで遠征メンバーは以下の通り:
Antonio López, Pernía, Cléber Santana, Forlán, Raúl García, Luis García, Agüero, Maxi, Eller, Abbiati, Jurado, Maniche, Perea, Pablo, Simão, Leo Franco, Batres, Álex Quillo
2007年10月24日(水)
_ [Atlético] Lucas Biglia
《 as 》
10月に入ってから(だったかな?)Anderlechtに所属しているアルゼンチン人の中盤の選手であるLucas BigliaをAtléticoが狙っているという噂が出てきましたが、本日asが彼のことを取り上げていたのでその記事について適当にまとめておきます。
Lucas Bigliaは現在22歳で、昨夏にAgüeroの古巣でもあるIndependienteからAnderlechtへ移籍しました。つまり2シーズン前まではAgüeroとチームメイトだったことになります。また2005年にアルゼンチンが優勝したワールドユースにもMessiやAgüeroとともに出場しています(主力ではありませんでしたが)。Anderlechtでは1年目から主力選手として君臨し、ベルギーリーグの最優秀選手の候補にも挙がっています。Anderlechtへの移籍金は300万ユーロでしたが、彼を獲得するには600万〜800万ユーロが必要だそうです。
現時点でAtlético以外にBigliaに興味を示しているのはBarçaとInterで、いずれもAtléticoよりも経済力があるクラブです。そのためAtléticoは獲得するならできるだけ早くしたいと思っているようです。尤もAnderlechtもチームの主力を簡単に手放したくはないみたいですが。
ところでAtléticoが彼を獲得するためには解決しなければならない問題があります。それはEU圏外枠を空けなければならないことです。現在はAgüero, Eller, Cléber Santanaで占められていますが、Bigliaを獲得する場合は同じポジションのCléber Santanaを放出する可能性が高いようです。
Cléber Santanaは今シーズンからAtléticoに加入しましたが、Aguirreにあまり評価されておらず、Raúl García, Maniche, Motta(離脱中)に次ぐ4番手というのが現状です。SDであるGarcía Pitarchは彼のことを評価しているようですが、現場の指揮を執るAguirreに信頼されないと厳しいものがあるでしょうね。ただZaragoza戦では4点目の基点となるプレーを見せているので、もっと出場機会が与えられれば評価も上がる可能性はあるかもしれないと個人的には思っています。だから半年で放出してしまうのはどうなんだろうか、と考えてしまいますね。
しかしながらLucas Bigliaの獲得に動くことも理解はできます。今のチームのピボテで守備的なのはMottaだけで、しかも彼は現在離脱中。冬の移籍市場が開く前には復帰していると思いますが、また怪我をしない保証は無いですからね。そしてそれ以上に考えられるのがBigliaの将来性を期待していることではないでしょうか。
とは言え個人的には冬に獲得するのは反対です。もちろん今後のチーム状況にもよるでしょうけど、今の調子なら補強の必要性は感じません。チームがうまく行っているのであれば、先行投資は冬ではなく夏に行うべきでしょうし。夏になると競争が激化する恐れはありますが、今シーズンは今居るメンバーを信頼して戦っていくべきではないかと思っています。
2007年10月25日(木)
_ [Atlético] UEFA Cup Group Stage Matchday 1 : Lokomotiv Moskva 3 - 3 Atlético de Madrid
まともに見たのは久々でしたが、守備が酷すぎでしたね。もちろんこれは最終ラインだけの責任ではなく、中盤より前でスペースが空きすぎていたからというのあると思います。そもそも中盤の底を務めていたのがRaúl GarcíaとCléber Santanaという、いずれも攻撃力が売りの選手でしたし。運動量豊富なManicheが居ればまだ良かったのでしょうけど(実際彼が入ってからチームが落ち着いたように感じましたし)。Mottaが復帰するまではローテーションで苦労するかもしれませんね。そろそろ復帰してくれるのではないかと期待していますが。
ただ最終ラインの出来が悪かったのも事実でしょう。右サイドのAntonio Lópezは不慣れな右サイドでのプレーを強いられていたのだから大目に見てあげるべきかもしれませんが、残り3人はねぇ……。左のPerníaのところはガンガン突かれていましたし、セントラルの二人も失点以外の場面でも危なっかしいプレーが多かったように感じましたし。特に相手への寄せが甘かったのではないでしょうか。序盤は良かったように見えましたが、徐々に悪くなっていきましたね(苦笑)
とは言え守備の不安定さはAbbiatiにも原因があったと思います。2失点目は中途半端にサイドの選手に釣られてしまった印象が強いですし、それ以外にも大丈夫かな、と思わせられたシーンがありましたからね。Leo Francoがゴールマウスを守っている方が守備も安定しているように見えるので、最後尾の安心感というのも守備に影響を与えるのではないでしょうか。Abbiatiは2試合続けて不出来だったので、今後も重要な試合ではLeo Francoが起用されるでしょう。個人的にはLeo Francoのレギュラーの座を脅かす存在になってくれることを期待していたので、物足りなさを感じてしまいます。
攻撃に関しては好調を保っているとは思います。終盤の同点ゴールはAgüeroのフィジカルの強さが際立ちましたが、そこに至るまでの過程も良かったと思います。2トップに決定力があり、彼らにボールがうまくつながることが多くなってきているので、攻撃に関してはこの調子を続けてくれることを期待しています。
それはさておき3点も取られたのに負けなくて良かったと見るべきなのか、それとも3点も取ったのに勝てなくて残念と思うべきなのか。最終的に追いついて引き分けに持ち込んだので前者の考え方をすべきなのかもしれませんが、最初はリードする展開だったわけですからね。寒かったMoskvaで引き分けだったのだから良しとすべきなのかもしれませんが、やっぱり勝てたよなぁ、と思いたくなります( ̄〜 ̄;A
ところでAtlético関係だとGetafeにレンタルされているBraulioがTottenham戦でフル出場し、決勝点を決めました。ヨーロッパの舞台でも力を発揮しているので、順調に成長して来シーズン帰ってきてほしいですね。そしてさらに話が脱線しますが、負けたTottenhamはMartin Jol監督が解任され、後任としてSevillaの監督であるJuande Ramosの就任が濃厚のようです。Sevillaと比べるとTottenhamの条件は破格(年俸700万ユーロ?)みたいなので、金に釣られてしまったのかもしれませんね。最後はAtléticoとは全然関係ない話になってしまいました( ̄▽ ̄;
2007年10月27日(土)
_ [Atlético] Levante戦の召集メンバー
本日行われた練習後、Javier Aguirre監督がValenciaへ遠征するメンバー18名を発表しました。先週の土曜日に負傷したことでZaragoza戦とLokomotiv戦を欠場したReyesは回復し、メンバー入りしました。また発熱によりLokomotiv戦を欠場したZé Castroも回復したことで召集されています。しかしながらSeitaridis, Motta, Mistaの3選手は依然として戦線離脱中となっています。PerníaはZaragoza戦で今シーズン5度目の警告を受けたため出場停止です。
召集メンバーは以下の通り:
Antonio López, Cléber Santana, Forlán, Raúl García, Luis García, Agüero, Maxi, Eller, Abbiati, Zé Castro, Jurado, Reyes, Maniche, Perea, Pablo, Valera, Simão, Leo Franco
そしてAguirre監督は先発メンバーも公表しました。左のラテラルがPerníaからAntonio Lópezに変わる以外は前節のZaragoza戦と同じになるようです。
Leo Franco; Perea, Pablo, Zé Castro, Antonio López; Raúl García, Maniche, Maxi, Luis García; Agüero, Forlán
_ [Atlético] Levante戦予想スタメン
《 EL MUNDO 》
Atléticoのメンバーは予想ではなく予定スタメンと言った方が正しいかもしれませんね。Aguirreが公表したメンバーが当然のように名を連ねています。ということで両サイドが再びMaxiとLuis Garcíaになりますが、前線との相性を考えるとこの二人を起用するのがベストなのかも。Lokomotiv戦でもこの二人とManicheが投入されてからは完全に支配していましたから。尤もLokomotivが主導権を放棄していた可能性もありますけど( ̄▽ ̄;
ところでLevanteは召集メンバーからEttienが外されました。過去のAtlético戦で活躍していた印象があるので、彼がベンチにも居ないのはプラスなのでは、と勝手に思っています。それにしてもメンバーだけ見たら悪くないように見えるので、ここまで勝ち点1しか挙げられていないことが不思議な感じもします。サッカーはチームスポーツであるということを示しているのかもしれませんね。
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_ [Liga Española] 1a División 9a Jornada
2007年10月28日(日)
_ [Atlético] Liga Española 1a División 9a Jornada : Levante 0 - 1 Atlético de Madrid
ラジオで聴いていた印象だと、8割以上試合の主導権を握っていたものの追加点が奪えず、試合終盤は逆に攻め込まれて何とか逃げ切った、と言ったところでしょうか。追加点を奪えなかった要因はシュートが枠に飛ばなかったのもありますが、LevanteのキーパーStorariが当たっていたことも挙げられるようです。3連続ファインセーブという芸当までされてしまったようですし。
ここまで勝ち点をわずかに1しか挙げていなかった相手に対して非常に苦労してしまいましたが、それでも何とか勝ち点3を挙げたことは評価すべきでしょう。これまでのAtléticoは相手が最下位でも引き分ける、もしくは負けてしまうことが珍しくなかったですからね。苦労しながらも勝ち点を重ねていけば上位に食い込めるはずなので、これからも地道に勝ち点を稼いでいってくれることを期待しています。
_ [Liga Española] 1a División 9a Jornada
2007年10月29日(月)
_ [Atlético] Levante戦後のコメント
Javier Aguirre監督
「もっと早く試合を決めておかなければならなかった。ハーフタイムで積極性を失わないように指示したのだが、後半はLevanteの方が積極的だった。最後は遠征が続いたことも影響したのかもしれないね。ただこういう展開だと昨シーズンまでなら負けていたと言われることが多いが、今シーズンは最後まで集中力を切らさないでプレーできていると思う。特に守備が良くなったと感じているよ。後半息切れしてしまった要因だが、やはり選手が足りていないことが響いているのではないかな。Moskvaへは起用可能な16選手とカンテラの2選手を連れて行き、今回のValencia遠征は離脱していない18選手を連れてきた。つまり選手を入れ替えて休ませるのは厳しい状況なんだ。だから今日の交代も戦術面よりもむしろ疲労を考慮してのものだった。とは言えチームの調子自体は悪くない。この調子を維持してSevilla, Villarrealと続く重要な2連戦を戦っていきたい。」
Giovanni De Biasi監督
「試合は互角だったと思っている。特に後半はこちらもボールを持つことができるようになり、最後まで相手を脅かした。それに相手エリア内で微妙な判定がいくつかあったんじゃないかな。若い選手たちはチームに新たな可能性を示してくれた。そして今日の試合ではサポーターに感謝したい。彼らの後押しがあったからこそ最後まで諦めずに戦うことができたと感じているからね。」
Antonio López
「簡単な試合じゃないことは分かっていたが、幸運にも勝利することができた。僕たちは勝つために何をすべきか分かってプレーできていたと思う。重要なのはValenciaで勝ち点3を挙げることだったからね。苦しんでも負けないのは良いチームの証じゃないかな。もちろん楽に勝てるに越したことはないんだけどね。それはともかく最初の3試合では得られなかった結果がようやく伴ってきたんじゃないかな。攻守が噛み合ってきていると感じているよ。」
Raúl García
「上位をキープできる大きな勝利だ。相手は是が非でも勝ち点が欲しいチームだったので、外野が思っている以上に厳しい試合だということは分かっていた。こういう苦しい試合でも勝ち点を積み重ねていくことが大切なんだ。もちろん辛うじて逃げ切るという展開になる前に試合を決めておかなければならなかったとは思っているけどね。これから重要な試合が続くけど、上位を維持するためにも頑張らなければならない。まずはSevilla戦のことを考え、それが終わってからVillarreal戦に集中していきたい。」
Luis García
「終盤は緊張感のある試合展開を強いられたけど、こういう試合をすることでチームは成長すると思っている。こういう試合から試合を早く決めなければならないことを改めて学べるわけだしね。あとロシア遠征の疲労が大きな影響を与えたとは感じていないよ。ピッチの状態が悪くて良いプレーできなかった要因の一つとして挙げられるんじゃないかな。ボールをキープするのに苦労したからね。とは言え下位との試合で確実に勝てたことは大きい。こういう試合で取りこぼすとシーズンの最後で響いてくるからね。AtléticoのLiga序盤の戦い振りは、上位に位置しているので悪くはないと思っている。これからも目の前の試合に集中し、勝利を重ねていきたいね。」
_ [Atlético] SeitaridisとMiguelが合流
本日の練習からSeitaridisとMiguel de las Cuevasが全体練習に合流しました。Seitaridisはギリシャ代表で負傷したことでZaragoza戦、Lokomotiv戦、Levante戦の3試合を欠場しましたが、Sevilla戦には出場できる可能性が高いようです。Miguelは8月のボルト除去手術の影響で戦列を離れていたので、やっと合流できたといったところでしょうか。ただMiguelはLigaの登録メンバーに入っていないので、Sevilla戦には出場できませんが。またMottaとMistaはまだ全快しておらず、今日の練習でも物理療法士のÓscar Pitillasの下で別メニューを消化しました。
ということでSeitaridisがSevilla戦に出場できそうなのですが、すんなりとスタメンに復帰できるのでしょうか。右にPereaが回ったことでZé CastroがLigaではスタメンで起用されていますが、彼が入ったことで最終ラインに攻撃の基点ができましたからね。Levante戦では先制点に繋がる精度の良いロングパスをAgüeroへ通していましたし。失点もしていないので、ディフェンスラインはいじらない方が良いのではないかと個人的には思っています。
2007年10月30日(火)
_ [Atlético] Sevilla戦の召集メンバー発表は試合当日
通常なら試合前日までに発表される召集メンバーですが、Sevilla戦のリストは当日発表されることになりました。どうやら本日行われた非公開練習でPabloが負傷したらしく、明日にならないとメンバー入りできるかどうかが分からないから先延ばしになった理由のようです。
ところでPabloの状態ですが、明日のメンバー入りは微妙と言われているので、それほど大きな怪我ではないでしょう(と言うよりそう思いたい)。それにしてもSeitaridisが復帰したと思ったらPabloが負傷。なかなか全員が万全の状態で揃う状況になりませんね。明日はPabloが出られなければ守備ラインは右から、Seitaridis, Perea, Zé Castro, Perníaという組み合わせになるのではないかと個人的には予想しています。
_ [Atlético] Sevilla戦予想スタメン
《 EL MUNDO 》
召集メンバーは発表されていないものの、本日の会見でAguirre監督はPabloの出場は厳しそうだと考えていることを述べています。そしてPabloが欠場した場合は下記のメンバーで臨むことも明らかにしました。と言うことでおそらく明日のスタメンは予想スタメン通りで、Zaragoza戦、Levante戦とベースは同じになりそうです。それにしてもPabloが負傷する前にSeitaridisが復帰していて助かりましたね。さすがに真ん中二人がZé CastroとEllerではSevillaの攻撃を凌ぐのが厳しそうですからね。
ところで対戦相手のSevillaですが、KanoutéとDragutinovicが召集メンバーから外れています。守備陣は怪我人が多いのでDragutinovicの離脱は痛いでしょうね。もちろんKanoutéの欠場もAtléticoにとっては好材料だと思います。純粋に試合を楽しむのであれば両チームがベストの状態で戦ってほしいところではありますが……。
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2007年10月31日(水)
_ [Atlético] Sevilla戦の召集メンバー
試合当日にずれ込んだ召集メンバーの発表が行われましたが、昨日Aguirre監督が予想したようにPabloは出場できる状態ではなく、メンバーから外れました。Pabloの怪我は右大腿四頭筋の肉離れだそうですが、復帰までどれくらい掛かるのかは不明です。
召集メンバーの話に戻ると、Levante戦で召集されていたメンバーではValeraも外れています。一方怪我で離脱していたSeitaridisと出場停止だったPerníaが復帰しています。
召集メンバーは以下の通り:
Seitaridis, Antonio López, Pernía, Cléber Santana, Forlán, Raúl García, Luis García, Agüero, Maxi, Eller, Abbaiti, Zé Castro, Jurado, Reyes, Maniche, Perea, Simão, Leo Franco
_ [Atlético] Liga Española 1a División 10a Jornada : Atlético de Madrid 4 - 3 Sevilla
前半はゴールシーンしか見ていませんが、基本的には受身に回っていたような戦い方をしていたようです。まぁちゃんと見ないと分からないので放送で改めて確認することになりますが。それにしてもあのZé Castroのオウンゴールは防げたような気が……。
と言う事でコメントはきちんと見ることができた後半だけにしておきます。後半開始早々は追いついた勢いをそのまま持ち込んだSevillaが押し気味でしたが、その後は一進一退の攻防を繰り広げていたと思います。同時に試合そのものが荒っぽくなり、最初の10分間で4枚のカードが乱れ飛ぶことに(苦笑) 尤もその後は落ち着いたようで、以降の警告はReyesに対するものだけでしたが。
それはともかくプレーの話ですが、内容は若干Sevillaの方が良さそうに感じました。ただ決定打には欠けていたと思います。この辺りにKanoutéの欠場の影響が出ていたのかもしれません。逆に今日のAtléticoには決定的な仕事ができる選手が居たと言えるでしょう。勝ち越しゴールはAgüeroとMaxiの二人で奪ってしまったようなものだと言ってもいいのではないかと。Maxiは勝ち越しゴール後にもPalopにセーブされたものの遠目から惜しいシュートを放っており、復調を感じさせています。Maxiが不調でもそれなりに勝ち点を重ねてきましたが、カピタンの調子が上がってくればさらに上を目指せるでしょう。JuradoがAtléticoの一員としてLiga初ゴールで4点目を挙げたように、攻撃陣全体の調子も悪くないでしょう。と言うより調子が悪い選手が居ても代わりが居る状態なのではないかと思います。
4点取った攻撃陣は特に問題ないと思いますが、問題はやはり守備陣でしょう。最初の失点はLuis Fabianoのフリーキックでしたが、なぜか壁が割れてその間を抜かれてのもの。2失点目はZé Castroのオウンゴールでしたが、やむを得ないものではなく冒頭にも書いたように防げたものだったように見えました。そして4点目を挙げた直後に奪われた3失点目は守備陣の集中力が欠けていたのが原因だと思います。結果的に勝てたから良かったものの、引き分け以下に終わっていたら守備陣の責任が追及されたかもしれません。特にZé Castroの本日の出来はお世辞にも良かったとは言いがたいです。ただ彼が居ることで攻撃にスムーズに移れるので、この試合だけで判断されてしまわないことを祈りたいです。本来の仕事である守備も昨シーズンに比べれば幾分改善してきていますし、Levante戦では完封勝利に貢献していたわけですからね。
と言う事で課題は残ってしまった試合でしたが、Sevilla相手に勝ち点3を挙げられたことは大きいでしょう。次のVillarreal戦でも多少内容が悪くても勝利を挙げて、さらに順位を上げてくれることを期待したいです。もちろん内容も良ければ言うことはありませんが。
_ [Liga Española] 1a División 10a Jornada