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Liga 第30節 : Deportivo de la Coruña vs Atlético de Madrid (Riazor) |
2007年10月25日(木)
_ [Atlético] UEFA Cup Group Stage Matchday 1 : Lokomotiv Moskva 3 - 3 Atlético de Madrid
まともに見たのは久々でしたが、守備が酷すぎでしたね。もちろんこれは最終ラインだけの責任ではなく、中盤より前でスペースが空きすぎていたからというのあると思います。そもそも中盤の底を務めていたのがRaúl GarcíaとCléber Santanaという、いずれも攻撃力が売りの選手でしたし。運動量豊富なManicheが居ればまだ良かったのでしょうけど(実際彼が入ってからチームが落ち着いたように感じましたし)。Mottaが復帰するまではローテーションで苦労するかもしれませんね。そろそろ復帰してくれるのではないかと期待していますが。
ただ最終ラインの出来が悪かったのも事実でしょう。右サイドのAntonio Lópezは不慣れな右サイドでのプレーを強いられていたのだから大目に見てあげるべきかもしれませんが、残り3人はねぇ……。左のPerníaのところはガンガン突かれていましたし、セントラルの二人も失点以外の場面でも危なっかしいプレーが多かったように感じましたし。特に相手への寄せが甘かったのではないでしょうか。序盤は良かったように見えましたが、徐々に悪くなっていきましたね(苦笑)
とは言え守備の不安定さはAbbiatiにも原因があったと思います。2失点目は中途半端にサイドの選手に釣られてしまった印象が強いですし、それ以外にも大丈夫かな、と思わせられたシーンがありましたからね。Leo Francoがゴールマウスを守っている方が守備も安定しているように見えるので、最後尾の安心感というのも守備に影響を与えるのではないでしょうか。Abbiatiは2試合続けて不出来だったので、今後も重要な試合ではLeo Francoが起用されるでしょう。個人的にはLeo Francoのレギュラーの座を脅かす存在になってくれることを期待していたので、物足りなさを感じてしまいます。
攻撃に関しては好調を保っているとは思います。終盤の同点ゴールはAgüeroのフィジカルの強さが際立ちましたが、そこに至るまでの過程も良かったと思います。2トップに決定力があり、彼らにボールがうまくつながることが多くなってきているので、攻撃に関してはこの調子を続けてくれることを期待しています。
それはさておき3点も取られたのに負けなくて良かったと見るべきなのか、それとも3点も取ったのに勝てなくて残念と思うべきなのか。最終的に追いついて引き分けに持ち込んだので前者の考え方をすべきなのかもしれませんが、最初はリードする展開だったわけですからね。寒かったMoskvaで引き分けだったのだから良しとすべきなのかもしれませんが、やっぱり勝てたよなぁ、と思いたくなります( ̄〜 ̄;A
ところでAtlético関係だとGetafeにレンタルされているBraulioがTottenham戦でフル出場し、決勝点を決めました。ヨーロッパの舞台でも力を発揮しているので、順調に成長して来シーズン帰ってきてほしいですね。そしてさらに話が脱線しますが、負けたTottenhamはMartin Jol監督が解任され、後任としてSevillaの監督であるJuande Ramosの就任が濃厚のようです。Sevillaと比べるとTottenhamの条件は破格(年俸700万ユーロ?)みたいなので、金に釣られてしまったのかもしれませんね。最後はAtléticoとは全然関係ない話になってしまいました( ̄▽ ̄;