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Liga 第30節 : Deportivo de la Coruña vs Atlético de Madrid (Riazor) |
2008年03月08日(土)
_ [Atlético] Liga Española 1a División 27a Jornada : Zaragoza 2 - 1 Atlético de Madrid
[ 試合の詳細 ]
たった1試合でダメ采配に逆戻りですか。試合を見ていた私も感じましたし、ラジオの実況にも突っ込まれていたのですから、流れが悪くなった要因は Aguirre にも分かっていたはずだと思うんですけどねぇ。
前半に関してはそんなに問題は無かったと思います。序盤は Zaragoza に押され気味で先週と同じように最終ラインが下がりすぎていたように感じましたが、カウンターでチャンスは作れていましたからね。同点ゴールは運が向かなかったのだと割り切れましたし。最近の Pablo にはツキが無いように感じるので、その点は気掛かりですが……。
後半に入るとこちらの攻撃回数が減って相手の攻撃回数が増え、Zaragoza ペースになってしまいましたが、やはり問題は中盤だったと思います。先発が Cléber ではなく Camacho だったらと感じましたが、水曜日に U-19 代表の試合にも出場していたのでベンチスタートは納得でした。ただ勝ち越される前に彼を投入して流れを変える手はあったのではないかと思います。実際終盤 Cléber に代えて Miguel を投入したら流れが良くなりましたし。尤も1点ビハインドになって攻めるしかなくなったことも影響していたとは思いますけど……。
前半終了間際の Valera の怪我で交代カードを一枚切らなくなってしまったことには同情します。ただ個人的にはこの場面でも Pernía ではなく Zé Castro を入れてほしかったんですけどね。この交代以後、左サイドの守備は怪しくなって Simão の負担が増し、さらに右サイドに回された Antonio López も窮屈そうなプレーを強いられましたから。やはり Antonio López は右では実力を発揮できないのではないかと感じます。
正直なところこの敗戦は Aguirre の責任が最も大きいと思います。終盤の決定機をものにしていれば敗戦からは逃れることができたかもしれませんが、流れが悪くなった試合ではこういうチャンスが決まらないことはよくあることではないでしょうか。せっかく先週 Barça に勝って良い流れをつかみかけたのに、またしても自ら手放した印象が強いです。先週の Aguirre は本来の(?)Aguirre に戻ったと思ったのですが、1週間でダメな方に戻ってしまうとは思いませんでしたよ。毎週クビを賭けて試合に臨まないとダメなんでしょうか……。それはそれで不健全な状態なので避けてもらいたいのですが、そう思わずにはいられませんでした。本当にいつになったら本来の Aguirre に戻ってくれるのだろうか……。
(追記)
Aguirre に対する不満を述べたところで書くのに疲れて忘れていましたが、主審の Ramírez Domínguez の判定に勝敗が左右された面は否定しません。特に前半の Agüero に対するエリア内での明らかな反則で PK がもらえなかったのが痛かったことは事実でしょう。Kun に対するエリア内での反則を取ってもらえないのは相変わらずと言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、もっときちんと見てもらいたいと言いたくはなります。
それから同点ゴールにつながったフリーキックも反則には見えませんでした。主審の笛が終始 Zaragoza 寄りだったわけではありませんが、試合の行方を左右するようなミスを犯した事実は否めないでしょう。もちろん先に書いたように判定だけが敗因ではないとは思いますが。
_ [Liga Española] 1a División 27a Jornada