トップメニュー今後の日程
Liga 第30節 : Deportivo de la Coruña vs Atlético de Madrid (Riazor) |
2006年10月21日(土)
_ [Atlético] Lucasの獲得交渉は振り出しに
《 MUNDO DEPORTIVO 》
昨日までAtléticoに優先交渉権があったらしいのですが、Atlético側がもう少し考えてから新たな条件を提示したいと返答したため、交渉は実質スタートラインに戻ってしまった形になりました。今後Gremio側は他のクラブからのオファーにも耳を傾けるようです。
このLucasをAtlético以外ではJuventusとAjaxが以前から目をつけていましたが、最近になってInterも獲得を考え出したようです。JuventusやInterと争うことになると財力的にはちと厳しいかもしれませんね。
_ [Atlético] Liga Española 1a División 7a Jornada : Deportivo de la Coruña 1 - 0 Atlético de Madrid
[ 試合の詳細 ]
先週とは逆に内容で上回っていたのに負けた形となってしまいましたね。要因は色々あるとは思いますが、とりあえずツキは無かったかな。あとはAouateとArizmendiにやられましたね。
Aouateは序盤のGallettiのミドルシュートを止めた時点で今日は当たっている日かな、と感じましたが、残念ながら正解でした。Torresの決定機やManicheのヘディングも防いでいましたしね。
Arizmendiは攻守に渡って奮闘していましたし、何より決勝点を挙げましたからねぇ。何でこんないい選手を放出しちゃったんだよ、と思ってしまいます。ただAtléticoに残っていたらこんなに成長していなかったと思いますけどね……。
とは言えやっぱりこの試合では運に見放されていたと思います。Mistaが怪我をしたことも含めてそう言えるのではないかと。Mistaが居なくなってから攻撃の形がそれまでほどうまく作れなくなったことは明らかでしたし、正直昨日のAgüeroならMistaの方が点も取れそうな雰囲気を感じましたからね。ポストを叩く場面などもありましたが、個人的には最も運に見放された場面はこのMistaの怪我した瞬間だったと思っています。
ところでこの試合では新システムをAguirreは用いましたが、悪くはなかったと思います。真ん中のTorresが引いてボールを受けたときに積極的に前線に飛び込むMista, Galletti, Maniche辺りにボールが渡ったときはチャンスになっていましたし、Torres自身も彼なりに頑張ってポストプレーもこなしていたと思います。Mistaが怪我してAgüeroが入ってからはTorresが左に回ってAgüeroが真ん中に入りましたがダメでしたからね。そしてTorresを真ん中に戻した後半はまた攻撃のリズムはある程度作れるようになっていたので、このシステムでMistaが居ない場合はTorresが真ん中の方が良いのかもしれませんね。やる前はAgüeroが真ん中の方が良いと勝手に思っていたのですが、考えを改めざるを得ませんでした。でもMistaが居る場合は彼が真ん中の方が良さそうな気はするんですけどね。
とは言えこのシステムの最大の問題点は中盤の底に位置するCostinhaが攻撃ではほとんど役に立たないことだと思います。守備は安定していたのですが、攻撃に置いて後ろからの組み立てがうまくいっていませんでしたからね。途中から攻撃に移るときはLuccinがCostinhaとポジションを変えて後ろからのボールを受けていたので、このシステムはもう一人パスが捌ける選手が居ないと厳しい気がします。個人的にはGabiが帰ってきたら彼を起用してほしいのですけどね。もしくはかなり攻撃重視になりますがJuradoを入れるか。ただJuradoを入れるなら素直に4-4-2にすれば良いような感じもしますけどね。とにかくこのシステムは中盤の方が問題が多いとは思います。
と言うことで今後もしばらくはAguirreにとって試行錯誤の日々が続きそうですね。しかも前線の駒がどんどん減っていっているので彼の苦労は並大抵のものじゃないような……。
_ [Liga Española] 1a División 7a Jornada