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Liga 第30節 : Deportivo de la Coruña vs Atlético de Madrid (Riazor) |
2007年12月11日(火)
_ [Atlético] 長期離脱者続出
昨日書いたようにLeo Francoは本日フィンランドで手術を受けますが、その目的は右大腿四等筋の怪我の再発を防ぐためのものです。Athletic戦でも同様の怪我で離脱していたので、完全に治すことを決断したのでしょう。そのため復帰までは順調であっても3ヶ月程度を要するようです。つまり復帰は2月下旬から3月上旬ということになります。asでは冬の移籍市場でキーパーの補強の可能性も示唆されていますが、個人的にはAbbiatiとFalcónの二人で何とかしてもらいたいと思っています。特にFalcónはこれまで全く出場していないので、この機会にチャンスを与えてもらいたいと思います。
そしてもう一人離脱することが確実なのがThiago Mottaです。Mottaはシーズン序盤に左膝の内側半月板を損傷したことで2ヶ月ほど離脱しましたが、どうやら左膝の違和感は今も消えていないようです。無理すればプレーできない状態というわけではないみたいですが、万全の状態でのプレーをするために再び手術をする可能性が高いようです。手術をすれば前回同様1ヵ月半以上の離脱となります。
と言うことで年が明けてもLeo Francoは確実に不在で、Mottaも離脱している可能性が高いという事態になってしまいました。不動の守護神であるLeo Francoの離脱が痛いことは言うに及ばず、Mottaも先日のKøbenhavn戦で良いプレーを見せていたので、離脱するのであれば残念です。ただ違和感がある状態でプレーすることは避けたいでしょうから、二人とも完全に治した上で復帰してもらいたいと思います。
また、トップチームではなくBチームの選手ですが、Roberto Batresも左膝十字靭帯を断裂してしまいました。13日に手術をすることになっていますが、復帰までは過去の選手たち同様半年は掛かる見込みです。Bチームにとってエースの離脱は痛いですし、もしかすると今度のCopaの試合ではトップチームでの出場機会もあったかもしれないので非常に残念です。ただ最も落ち込んできるのはやはりBatres自身だと思います。ただまだ若い選手なので、この怪我をしっかり治してから復帰してもらいたいです。そして将来はトップチームで活躍できることも期待したいです。
_ [Atlético] Granada 74戦の召集メンバー
MajadahondaのCiudad Deportivaで行われた練習後、Javier Aguirre監督がGranadaへの遠征メンバーを発表しました。Getafe戦の先発メンバーではPernía, Agüero, Maxi, Eller, Manicheの5名が外れており、さらにReyesは出場停止のためメンバー入りしていません。またSeitaridis, Motta, Jurado, Leo Francoが怪我で外れています。
一方召集リストで目を引くのがBチームの2名とMiguelの名だと思います。MiguelはAtléticoの一員として未だに公式戦出場を果たせていないので、この試合で実現してもらいたいです。またIgnacio CamachoはU-17スペイン代表の主将も務めたAtléticoカンテラ期待の選手なので、こちらも出場機会が得られることを期待しています。
と言うことで召集メンバーは以下の通り:
Falcón, Antonio López, Cléber Santana, Forlán, Raúl García, Luis García, Abbiati, Zé Castro, Miguel de las Cuevas, Mista, Perea, Pablo, Valera, Simão, Álex Quillo, Ignacio Camacho
Aguirre監督は予定している先発メンバーも発表しています。
Falcón; Valera, Pablo, Zé Castro, Antonio López; Raúl García, Cléber Santana, Luis García, Simão; Mista, Forlán
Falcónにようやく出場機会が巡ってくるようですので、是非とも頑張ってもらいたいですね。それからValeraはこの試合で試合勘をできるだけ取り戻してくれると良いのですが……。あと個人的にはForlánがこんなに試合に出続けていて大丈夫なのかと心配になってしまいます。次のRecreativo戦は警告が撤回されない限りAgüeroが出場停止なのですから、休養させるのはForlánの方が良かったのではないかと感じてしまいます。もちろんAguirreにも思うところがあるのでしょうけどね。
_ [Atlético] Laudrupが擁護
Agüeroに対する二度目の警告は厳しすぎるのではないかと、対戦相手だったGetafeの監督であるMichael Laudrupがコメントしました。
「確かにルール上は警告処分なのかもしれない。しかしすでに警告を受けていた状態だったし、手でゴールを決めようとは見えなかったのだから、ハンドの反則は取っても警告処分には値しないのではないか。この時点まで試合は非常に白熱していたが、その後はあらぬ方向へ向かってしまった。Agüeroの退場処分が引き金となってしまったと思うし、しかもそれは避けることもできたわけだからね。」
ちなみにその後も主審の判定に疑問を感じている主旨のコメントを残しています。Laudrupからしたら11対11の段階で押し気味に試合を進めていたので、誰も退場させられない状態で最後までやりたかったのかもしれませんね。
それはさておき、このハンドの場面をもう一度見直したのですが、手の出し方が遠慮気味には見えました。でも出ていることは否定できませんからねぇ……。とりあえずスペインサッカー協会がどう判断するか注目したいと思います。