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Liga 第30節 : Deportivo de la Coruña vs Atlético de Madrid (Riazor) |
2008年01月20日(日)
_ [Atlético] Liga Española 1a División 20a Jornada : Atlético de Madrid 0 - 2 Real Madrid
[ 試合の詳細 ]
31秒で試合の行方がある程度決まってしまったのではないかと。Atlético の攻撃の強みは2トップを中心としたカウンターですが、試合のほとんどがビハインドの状態では発動できる可能性がグンと減りますからね。それくらいあの失点は痛かったと思います。
それにしてもあの場面でなぜ Pablo はいつも通り普通にクリアしなかったのか。色気を持ってつなごうとした結果があれですからね。普段と同じプレーが出来なかった結果なのですから、先制点をプレゼントしたと言っても過言ではないでしょう。これまで Atlético の守備陣で最も安定していたとは思いますが、この大一番でやってしまうとは……。
と言うことで開始直後に試合の行方がある程度決まってしまいましたが、さらに追い討ちを掛けたのは Simão の負傷だったと思います。代わりに入った Reyes が全く役に立っていなかったことを考えると本当に痛かった。それにしても Reyes が出てきても可能性を全く感じないのは私だけでしょうか。あの場面では Luis García を入れた方がまだ良かったのではないかと思ってしまいます。尤も Luis García も最近調子が良いわけではないので、彼が出ていても状況は変わらなかったかもしれませんが。
個人的には Aguirre の采配には他にも注文をつけたくなりました。それは Luis García を投入する際に下げたのが Motta だったこと。正直なところ何点差で負けようが大差ないわけですから、セントラルのどちらかを下げてほしかった。Motta を最終ラインに入れれば最後方からでも組み立てることができますし。中途半端と思われても仕方ないような采配だったのではないかと思います。
あともう一つ気になったのは終盤のやる気の感じられなさ。やる気が無かったかどうかは定かではありませんが、それが表に出ていなかったと感じてしまいました。スタンドが静かになってしまったのもそれが影響していたのではないかと。過去の derbi で Antonio López が開始6分で退場しながらも左サイドで孤軍奮闘していた Petrov のような気迫溢れるプレーを見せてくれた選手は正直なところ居なかったのではないかと。まぁ気合だけじゃダメなのことは分かっていますが。
結局今シーズンも derbi では勝てず。しかも開始直後に自滅したのですからどうしようもないでしょう。今はもう途中で交代した Simão の怪我が大きなものではないことを願っています。正直彼が不在では今の Atlético は厳しいと思っているので。
_ [Liga Española] 1a División 20a Jornada