トップメニュー今後の日程
Liga 第30節 : Deportivo de la Coruña vs Atlético de Madrid (Riazor) |
2007年07月27日(金)
_ [Atlético] Simão獲得合意の内容は?
《 as 》
一昨日の夜にAtléticoとBenficaが合意に達したことでSimão Sabrosaの移籍が決まりましたが、昨日の報道だと合意した条件は不透明でした。本日付のasの記事には詳細が書いてあるので、その内容を一応まとめておきます。もちろんこれが本当なのかは分かりませんが( ̄▽ ̄;
まず移籍金ですが、この記事によると2000万ユーロに迫る額とあります。昨日報じられていた2000万ユーロだと思っても間違いではなさそうですね。次に譲渡選手についてですが、Benfica側がAtléticoが放出候補として挙げる選手の中から二人選べるのですが、その権利は4年間有効だそうです。昨日の報道ではCostinhaとZé Castroが有力候補とされていましたが、両選手とも現Benfica監督であるFernando Santosが必要だと感じていないようなので、どちらもBenficaへ移籍しない可能性は結構ありそうです。CostinhaはともかくZé Castroは将来性込みで獲得しても良さそうな気はしますが、個人的にはBenficaがいらないと言ってくれることを期待しています。それ以前に4年間誰も取らないという選択肢もあるので、Benficaには是非ともその選択をしてもらいたいですね(笑)
次にSimão本人との契約の中身ですが、この記事によると年俸は250万ユーロで契約期間は4年。出来高によって上昇する可能性はあると思いますが、妥当な金額じゃないでしょうか。とりあえずForlán(推定300万ユーロ)よりは低いですし。契約期間も年齢を考えれば4年が限界じゃないでしょうか。
Benfica側は当初契約破棄金の2500万ユーロを要求していましたが、最終的にその額に達することなく移籍が決まったのはSimão本人がBenficaに相当なプレッシャーを掛けたからみたいです。逆に言えばSimãoはAtléticoにどうしても入りたかったので、年俸も当初報じられていた500万ユーロという高額の要求は取り下げたのかもしれませんね。
普段asの記事は信憑性に欠けるとか散々言ってきましたが、今回は昨日の報じられた内容ではなくこの記事を信じたいと思います。その方がSimão移籍を受け入れやすいですしね(笑) 尤もPetrovが居なくなってしまったことは事実ですから、フロントに対する不信感は消えていませんけどね ┐( ̄ヘ ̄)┌
_ [Atlético] まだ諦めてないのかよ(苦笑)
《 MARCA 》
Simãoの獲得が内定して補強は終了かと思いきや、やっぱりQuaresmaは狙いにいくようです。PetrovとSimãoが入れ替わっただけで選手層そのものは変化していないので、再三言っているようにこれ以上の補強の必要性は感じません。それ以上にQuaresmaを獲得するとなるとまたしても大金を投じないといけないのですが、どこからそんな金が出てくるんでしょうか。ちなみに今夏の移籍市場における現時点での出費は推定1050万ユーロだったりするので思ったほど費やしてはいませんが、大部分をTorresの移籍金でまかなっただけですからね。どっちにしろQuaresmaを獲得するには2000万ユーロ以上は必要でしょうから、やはり財政に余裕がないと無理でしょう。
と言うことでこの羽振りの良さの理由を考えたのですが、やはり最初に浮かぶのがCalderónを売却したときに入る予定のお金を当てにしていることでしょう。昨年11月3日の報道だと売却額は3億5000万ユーロで、この額と比較したら3000万ユーロ程度は微々たるものに感じてしまいます。もちろん新スタジアムの確保のために費やされる額は差っ引かなければなりませんが、以前見かけた報道だと2億ユーロ以下だったと思うので、1億ユーロ以上は残ることになります。
そしてもう一つの財源がテレビ放映権料です。こちらはすでに契約がまとまっており、2007年から3年間は毎年600万ユーロが入り、2010年から5年間は毎年4240万ユーロという大金が支払われるようです。とは言え今年は600万ユーロしか支払われないわけですから、未来の放映権料を当てにするのはどうかと思いますが……。
結局のところ将来的に見込まれている収入を当てにして補強をしているような気がします。でも将来的な収入を毎年のように当てにしていたら経営が破綻してしまうのではないでしょうか。それに過去の借金を完済したという話も聞きませんし。もちろん来年以降は自粛するなら問題にはならないでしょうけど、今のフロントが自粛するとは思えませんからねぇ(苦笑)
_ [Atlético] Gloria Bistrita戦の召集メンバー
本日Vicente Calderónで行われた練習後にJavier Aguirre監督がGloria戦の召集メンバーを発表しました。先週のメンバーからはZé Castroと移籍してしまったPetrovが外れており、代わりに先発が予想されている2トップであるForlánとAgüeroが入っています。ゴールを挙げなければ話にならないので、この二人に期待したいです。
召集メンバーは以下の通り:
Leo Franco, Seitaridis, Perea, Pablo, Pernía, Luccin, Maniche, Jurado, Maxi, Agüero, Forlán, Abbiati, Antonio López, Costinha, Raúl García, Eller, Braulio, Mista
_ [Atlético] ¡ Bienvenido, Simão !
現地時間で本日10時からのメディカルチェックを無事通過したSimão SabrosaがAtléticoと4年契約を結び、13時30分から入団発表会見が行われました。
高額の移籍金を投資しての加入なので周囲の期待も当然大きいと思いますが、その期待に応えられるよう頑張ってもらいたいです。Barçaではほとんど活躍できませんでしたが、その後Benficaで開花させた実力を今度はAtléticoで見せてもらいましょう。入団が決まるまでは色々言いましたが、Atléticoに来てくれたわけですから、これから応援していきたいと思います。
_ [Atlético] 一応補強は終了らしい……
Simãoの入団発表会見後、García Pitarch SDが記者会見に臨みましたが、その場で「現有戦力に満足している。Simãoが来てくれて本当に幸せだ」と語りました。そして次のように続けています。「基本的には新たな選手が来ることはもう無い。完全に否定はできないが……。とにかく現時点で今シーズンに向けての私たちの仕事は終了した。あとは監督がどういうチームを作ってくれるのかを見守るだけだ。クラブの強化を担当している私たちは、これからは来シーズンのことを考えていく。」
と言うことで補強は終了で、MARCAが報じたQuaresma獲得に向かうということはないようです。もちろんGarcía Pitarchの言葉を全て信じるならばですが。しかしながらこの人はForlánの入団発表会見後にも同じようなことを言っていたので、どこまで信じられるのだろうか……。新たに加入する選手が現れることを完全には否定していないところがポイントかもしれませんね(苦笑)
ところでこの会見ではPetrovについても語っています。「来シーズンで契約が切れることになっていたが、私たちは彼との契約を延長することは考えていなかったので、今回の決断は良かったものだと認識している。Martinもイングランドの重要なクラブへ移籍したわけだしね。実のところPetrovの去就に関しては昨夏から話し合っており、最終的にこのような形に落ち着いた。私たちはPetrovが活躍できることを祈っているよ。」
昨夏から放出を考えていたということは、逆に言えばPetrovに対する評価は低かったことを明言したようなものですね。2シーズンで3得点と、ゴールが少なかったことが影響しているのだとは思いますが。Petrovにとっては自分を評価してくれるクラブでプレーする方が幸せかもしれませんね。Martinには本当に頑張ってもらって、García Pitarchに見る目が無かったことを示すような活躍をしてほしいです。
ところで今夏は昨シーズンまでの戦力を軸にして、補強は2,3人に留める予定だったはずですが、García Pitarchは、「競争力を高めたかった」から補強人数を増やしたそうです。まぁ当初の予定ではTorresが抜けることは想定していなかったとは思いますが、逆に言えばTorresの移籍金という予定外の収入があったから補強選手が増えたような気がします。まぁ今更どうこう言っても始まらないですが……。
最後にPereaのスペイン国籍取得に関する話もしましたが、手続きはほぼ完了しているようです。そしてできるだけ早くCléber Santanaがプレーできる状況になることを期待しているようです。個人的にはEllerが無駄に枠を締めているようにしか思えないんですけどね(苦笑)